
年の始めの恒例の旧車イベント「ニューイヤーミーティング」が湾岸署近くの青海特設会場に帰ってきた!!
てなワケで今年は行ってきました。
このイベント、長いこと東京都内(一時は横浜もあったけれど)を中心として、都心の会場を点々としながらも開催を続けていたけれど、去年2014年だけはナゼか静岡県の富士スピードウェイ…!?
結局のところ、高校生の頃から足しげく20年以上通ってきたこのイベント、去年は行かず仕舞に。
そりゃそうでしょう。ただでさえ真冬の湾岸だって寒いというのに、
富士スピードウェイじゃぁ、じっくりクルマを見る事もできないくらい、
底冷えするほどもっと寒いんですから…。
結局のところ、エントラントも入場者も激減し大不評だったこともあってか?
今年は安定の青海に帰ってきたというワケ。
ニューイヤーミーティングの良さはやはり、都心の殺伐とした現代の風景の中に
今では見かけなくなったクルマがたくさん集まるからこそ映えるのだと
改めて思ったのでありました。
ただ、一つだけ残念なところをあげると、すべての人ではないながらも、
一部の旧車會の方々が例年以上に会場の周りで空ぶかしをするなどの
マナーに問題のある行為がかなり見受けられたこと。
毎度毎度同じ事を言うけれど、分別のあるいい大人なのに残念な行為であります。
この辺りはオートサロン同様に、国交省と警視庁が連携して
違法改造車の取り締まりをゼヒとも行ってほしいところです。
閑話休題。
さて、ゼロヨン兄的に今年とても目を引いたクルマを2台あげると…。
まずは1957年式(昭和32年)トヨペットマスターライン!!
当時ナンバーを保有しているから、さぞや今まで大事に扱われてきたかと思いきや、
現在のオーナーさんが40年間不動車で解体寸前だったこのクルマを救出し、
再生させたのだそうだ。
なんとここまで自走してこられたというのだからスゴイ。
さらに同型車をもう1台所有されているというのだから、
これまたスゴイ気合いの入ったオーナーさんであります。
さて、ゼロヨン兄的に今年最も驚いたのが↓のオオタ!!!!!!!!
日本の自動車黎明期に存在した自動車メーカー
「オオタ」(現在の日産工機)が送り出した「VCライトバン」。
現存車があったこと自体驚きだし、もちろん実車を見たのは初めてです。
しかも実働車なうえに当時ナンバーまで付いており、
この日一番釘付けになって見ていた事は言うまでもありません。
この当時の日本車といえば、トラックベースにボディを架装した車両が多かった時代。
このVCライトバン(赤丸)も画像のようにバックボーンは
同社のK系トラックがベースとなっていて、
当時のカタログを見るとほかにもピックアップ、はては消防車や救急車など、
多彩なボディバリエーションがあったようです。
こういった自動車博物館ですら展示されない、超がつくほど珍しく古い日本の実用車が
サプライズ的に見られる事がこのイベントの醍醐味です。
できる限り青海特設会場での開催を続けて欲しいと思うのでありました。
Posted at 2015/02/02 17:25:58 | |
トラックバック(0) |
旧車 | クルマ