武田神社

武田神社の起源は、武田信玄の父、信虎（1494-1574)が永正16年（1519）に石和からこの地に館を移したことが始まりでした（武田氏館、または躑躅ヶ崎館）。
武田家滅亡後は、文禄年間に館の南方に今の甲府城がつくられるまでの約70年間にわたり、この館一帯は領国の政治・経済の中心地として発展しました。

武田神社は、大正4年（1915)、）大正天皇の即位記念に武田信玄に従三位が追贈されたのを契機に、「武田神社奉建会」が設立され、大正8年（1919）には社殿が竣工しました。

武田信玄の命日にあたる4月12日は武田神社の例祭が執り行われます。4Km離れた遊亀公園のお旅所までお神輿が巡幸し、これに24将の騎馬武者がお供します。
また、毎年4月12日の直前の土曜日夕刻には甲府駅南口広場を中心に甲州軍団出陣が行われ約1,600名の軍勢が市中を練り歩きます。

住所: 山梨県甲府市古府中町2611