大震災からようやく一週間
国内は様々な問題が山積みで何も出来ないながらも日々思いをめぐらす毎日
出来ることは無いか?
銀行に義援金振り込んできました
節電に努めています
震度7の地震でも倒れないという大鳥居を持つ神社に復興願いをしてきました。
約30年ぶりの参拝
神頼みです
この他に役に立てること無いか考えました。
現在被災地はもちろん東京電力が供給元である関東圏も計画停電で灯りが足りない
懐中電灯や乾電池が手に入らず暗い状態で不便を強いられている人も多い話しを聞きます。
でもケーツーはクルマ屋です
基本懐中電灯も乾電池も無いです
ならば
100Vがダメなら12Vで灯りを造ればいいかも?
このブログ読んでいる人ならクルマ持っている人は多いはず
ならクルマのバッテリーで非常灯を作ればいいんです。
でもクルマのバッテリーでどのくらい電気が持つのかわからないと思います。
ですのでテストしました。
ガソリンも中々手に入らない状況です。
計画停電のグループに入っている方はクルマからバッテリーを外して、家に持ち込んでしまうのも手かも知れません。
使用してない放置状態のバッテリーのある方はそれでもかまわないと思います。
今回はトヨタの純正バッテリー
サイズは55D23L
車両から外して一年ちょっと放置されていたものです。
現在の電圧を確認したところ「12.37V」
十分電気はあります。
最初は電力消費の少ないLEDテープをテストします。
長さは3メートル
LEDテープとはいえ3メートルもあると相当明るいです。
カスタム好きの人なら使わないで持っている可能性もありますのであえてLEDテープでテストしてみました。
スタート時の画像です
ちょっと読みにくいですがテスターは「12.21V」を示しています。
接続したことにより無接続時に比べてコンマ1ボルトほど落ちました
そしてココから連続3時間点灯させます。
3時間は計画停電の目安の時間です。
3時間後の画像です
「12.22V」!なぜかコンマ01ボルトあがった表示ですが、コンマ0分ですので誤差の範囲内です。
3時間点灯しっぱなしでほとんど電気を食っていません。
LEDテープを外してテスターをあてて電圧を確認したところ「12.35V」
LEDの電気消費量が少ないことがわかりました。
コレなら懐中電灯の電池を気にしなくてすみます。
もちろんLEDテープのない方もいますので続いてもっと現実的なテストをしたいと思います。
ハロゲンバルブです。
HIDなどに替えてハロゲンバルブが家に無駄に転がっている方もいるのではないでしょうか?
コレが使えるかテストしてみます。
今回はケーツーの通販ページで販売している 2個入り¥800の格安
H7ハロゲンバルブを使ってみました。
【新品】 H7ハロゲンバルブ 800円
では接続して点灯スタート時の画像です。バッテリーはそのまま同じ物を使用しています。
LEDの時とは違い一気に「11.96V」まで落ちました。
その代わり相当明るいです。
ココからLEDテープ同様に3時間連続点灯させてみます
下はキッチリ3時間後の画像です。
「11.81V」!!
コンマ15ボルトしか落ちませんでした。
画像で見ていただいてわかるとおり輝度も変わりません。
配線を外してテスターで測ると「12.32V」!!
全然いけます。まだエンジンもかけれます。
もちろんバッテリーの状態によって差があるとは思いますが、停電対策に十分使えると思います。
ハロゲンバルブが無いなら車から外して使用してしまうのも手です。
作り方は簡単です。
豆電球の点けるのと何ら変わりないです。
材料は自宅にあればそれを使えばいいですし、ケーツーの通販ページにも載っているものですのでケーツーでもお求めいただけます。
では画像で作り方をご紹介します。
まずその1
ハロゲンバルブを用意します。
ハロゲンバルブは先ほどもご紹介しましたが
【新品】 H7ハロゲンバルブ 800円 です
※ハロゲンバルブのバルブ自体は指で直接触れないようにしましょう。
指の脂がバルブにつくと極端に寿命がちぢみます。
そして配線と平型端子を用意します。
平型端子は
平型端子12-10G用(赤2個・黒2個入り) です。
配線はスピーカーケーブルが楽です。
今回は廃材のケーブルを使用しましたがメーター190円のモンスターケーブル
S16B-500 16ゲージスピーカーケーブル(2芯平行型)
がオススメです。
画像のように配線と平型端子を接続してバルブの端子に差し込めばOKです。
電球なのでプラスマイナスはどっちでもいいです。
次にS字フック的なものを用意してバルブをぶら下げます。
針金でも何でもいいと思います。
ハロゲンバルブは熱を持ちますので触ったらやけどしますし、燃えるもののそばは避けて設置してください。
最後にバッテリー端子部です。
配線を長めに剥いて巻きつけてしまえばOKです。
上からビニールテープなどで絶縁処理しておけばよりベターです。
配線の途中にスイッチを設けておけばそこでオンオフも出来ますね。
基本的には以上です。
簡単ですよね
ただ、作業される方はショートだけは十分に気をつけて作業をしてください。
もしご希望でしたらケーブルの長さご指定いただければ平型端子のカシメ装着はおおつかがやってお送りしますよ。
また上記作業をしてバッテリーの電気が心配な方は停電じゃないときにバッテリーの充電をオススメいたします。
せっかく外したバッテリーは充電できれば一番です。
充電器を持っている方はオススメです。
※バッテリー充電時の注意
バッテリー充電時は内部に水素ガスが溜まりますので火気厳禁
風通しの良いところでの充電をオススメいたします。
バッテリー使用時は大丈夫です。
バッテリー充電器に関しましては先日ご紹介いたしました
オプティメイト6もあります
在庫もあります。
久々に長くなりましたが、クルマ好きとしてこの状況下で出来ることを提案させていただきました。
まだ先が読めない状況ですが日常を取り戻せるように頑張って乗り越えていきましょう。
ケーツーは店内の電気をギリギリまで落として節電しながらも通常営業しています。
よろしくお願いいたします。