しってますかみなさん、この車のこと?
僕もこの車のマニアやコレクターが世界中にいるとは知ってはいたのですが、
実車は生まれて初めて見ました。
超~稀少車なんですよ。
この車の年式は1972年式
カンのいい車好き(年寄り(笑))の方ならこの年代にピンとくるかもしれません。
オイルショック直前
アメリカではマッスルカーが猛威をふるい
ヨーロッパではスーパーカーと呼ばれるミッドシップのスーパースポーツカーが続々と生まれてきた時代です。
カウンタックが発表されたのが1971年
ミウラからカウンタックに生産がバトンタッチされたのが1973年ですからちょうどそのさなかの車なのです。このシトロエンSMは
で、何でこんな話をしたのかというと、僕もオーナー様から聞いて恥ずかしながらはじめて知ったのですが、この車のエンジンルームにはなんと「マセラティメラク」のエンジンが載っかっているのです。知ってました?
カムカバーにマセラティのロゴがしっかり入っています。
思わず「すっげぇ~」です♪
子供の頃僕のコレクションのスーパーカー消しゴム(笑)にしっかりマセラティメラクもありました♪
で、何でシトロエンにマセラティ?といいますと
当時マセラティーはシトロエン車の持ち物だったのです。
そんなからみもありマセラティエンジンが載っているのですが、実はこのあとの73から74年にはシトロエンはマセラティーを手放してしまうのです。
ですので、当然ながら生産は打ち切り、このSMは台数も少ないらしいのです。
しかもエンジンはさることながら、この車すでにハイドロマティックを装備!!
油圧で自由に車高調整が容易に行えてしまうのです!!
実車見るまでは信じられませんでしたが「ピャコッ」っと車高が上がります。
デザインも斬新です。
昔のSF映画に出てくる宇宙船のようなとても車らしくないスタイリング!
ホンダのインサイト(ハイブリットカーの)はこの車を参考にしたのかなと思います。
奇抜ですが実に美しい個性的なスタイリングです。不思議な味があります。
惚れちゃいました。
フロントマスクはフルグラス(プラスチックではなくガラスですよガラス!しかもCIBIEのロゴ入り)
ライトとライトの間にナンバープレートが入ってます。
で、問題のエンジンは長~いボンネットの奥、フロントサスと運転席の間に搭載。
フロントミッドシップなのです。
インテリアデザインも実に凝っていてとても36年前の車には思えません。
当時のスーパーカーよりも内装のデザインは良いんじゃないかと思います。
皆さん良かったらこの車についていろいろ調べてください。とっても魅力的ですよ。
特に車好きマンネリ慢性化してしまった年寄りには(笑)いい刺激になると思います♪
(僕がそうです(笑))
byおおつか
久々にオーディオネタから離れて車オタクちっくな面が出てしまった(笑)ライトに書いてはいますが(笑)
Posted at 2008/04/30 03:37:34 | |
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