[CBR250Four] スロットルケーブル&クラッチケーブルに注油(動きをなめらかに)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
スロットルを開けたとき・戻すときに、ケーブルの動きに若干のフリクションが感じられるようになりました。
「引っかかり」というほどではありませんが、ケーブルの動きに摺動抵抗が乗ったような印象です。
そのため「簡易的に」ケーブルに注油して様子を見ることにします。
2
今回は(今回も)、時間をかけずに簡易的なスポット注油を行うのみとし、「ケーブルを脱着しての本格的な洗浄→注油」、あるいは「ケーブルAssyの交換」といった作業までは、視野に入れていません。
まずは右側の「ライティング&スターター キルスイッチAssy」を分解します。プラスドライバーで画像の位置にあるねじを緩めます。
3
ねじを緩めたところ。
引き続き、車両前方(フロントサイド)にある、もう一か所のねじも緩めます → 次の画像へ。
4
画像に示す位置に、「ライティング&スターター キルスイッチAssy」のフロントサイドのねじがあります。
こちらも短めのプラスドライバーで緩めます(長いドライバーを用いると、ドライバーの柄がカウルやパネルと干渉してしまうため)。
5
取り外したねじは、前後で長さが異なります。
・フロント: 短いねじ
・リヤ:長いねじ
6
「ライティング&スターター キルスイッチAssy」を上下方向に分解したところ。
ケーブルへの簡易的な注油ですので、この状態でケーブルとスリーブの間に潤滑剤をスプレーします。
7
「ケーブルとスリーブの間」に注油する際の作業自由度を確保するため、画像に示す「ワイヤーの付け根」部分にあるリングナットも緩めておきます。
8
今回は、簡易的に(≒やっつけ作業とも言う…)クレCRC 5-56をスプレーします。
スプレーノズルの先端を、スロットルケーブルとスリーブの間(隙間)を狙って挿入し、噴霧します。
9
別の角度からのショット。
あくまで簡易的なメンテ(と言うよりも、様子見)です。悪しからず。
10
引き/戻しの両方のケーブルに注油したあと、ライティングスイッチ周辺の汚れも取り除いておきます(せっかく分解したので)。
11
「やっつけ」気味の作業ですが、どうせなら…ということで、左側のクラッチケーブルについても同様に注油しておくことにします。
フリクションは感じていませんが、今後、もしもフリクションが増大するような状態になった場合、ケーブル破断につながる恐れがあるためです(その芽を摘んでおく意味で)。
12
クラッチケーブルとクラッチレバーの接続部分を覆っていたゴムカバー(名称:ハンドルレバーブーツ)をめくった状態が、左の画像です。
13
スロットルケーブルの場合と同様、クラッチケーブルについても、ケーブル本体とスリーブとの隙間を狙って注油します。
14
クラッチケーブルは、「レバー側を始点」と呼ぶならば、「終点のクラッチ側」は車両右側に露出していますので、こちらにも同様に注油します。
15
注油後、スロットル(グリップ)の開閉を何度か行ったところ、明らかにケーブルの動きがスムーズに変わったのを実感できました。「作業してよかった!」と思える瞬間です。
(なおクラッチ操作については、注油前後であまり変化を体感しませんでしたが、これは元からフリクション(摺動抵抗)が小さかったから…と考えられます。)
今回のスロットル&クラッチケーブルへの簡易的な注油は、走行距離が61910km時点での実施でした。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( スロットルケーブル の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク