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調布市のKAZの"CBR250Four SE" [ホンダ CBR250 FOUR (フォア)]

整備手帳

作業日:2024年5月6日

[CBR250Four] フロントブレーキパッドの交換・前編(フロントタイヤの交換前に)

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 3時間以内
1
CBR のフロントタイヤが摩耗限界を迎えたので、新品タイヤに交換(ショップに依頼)する予定です。

それに先立ち、ホイールのガンコな汚れ落としをしていました(→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/7794776/note.aspx )。

そして今回は、タイヤ交換をショップに依頼する前に、摩耗限界を迎えたフロントブレーキパッドを新品に交換しておきます。
2
一つ前の画像は、以前から取り置き保管していたブレーキパッドです。CBR250Four のフロントブレーキはダブルディスクなので、ブレーキパッドも2組が必要になります。

今回、1組は互換性のあるホンダ純正品(MC17型CBR250R用)、もう1組は社外品(MC14型CBR250Four用)で銘柄が異なりますが、構わず交換してしまいます。

まず、キャリパーのピンプラグ(※)を外します。
(※)パーツレビュー:
ホンダ(純正)  ピンプラグ(NISSINブレーキキャリパー用) 45203-MG3-006 → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/9595397/parts.aspx
3
ピンプラグの取り外しが終わったら、次はハンガーピン(パッドピン)を取り外します。

ハンガーピンの頭部は内六角になっているので、六角レンチ(ヘキサゴン)で緩めます。
4
ハンガーピン(パッドピン)を取り外ししたところ。再組前には、よく洗浄しておきます。
5
続けて、キャリパー固定ボルトを緩めてキャリパーをブラケットから分離させます。
6
無事にブレーキパッドを取り外した様子。

取り外したパッドは摩耗限界を迎えており、これ以上の継続使用は危ないところでした…(汗)。

※取り外したパッドと、これから取り付けるパッドのパーツレビュー:
ホンダ(純正) フロントブレーキパッドCOMP(ニッシン)MC17用 45105-KT7-752 → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/9580910/parts.aspx
7
新旧パッドの比較(ともにホンダ純正品)。

右上の画像により、古いパッドは厚み分をすっかり使い果たしていたことも、視覚的に分かります。

なお、新しいパッドには銅色に光る棒針状の成分が含まれており、見た目のイメージだけで言うと、相手ブレーキディスクへの攻撃性がありそうに見えます。
8
キャリパー側の様子。パッドの摩耗限界を超えて使い切っていたため、ブレーキピストンも限界近くまで出っ張ってきています。

あとで、(新しいブレーキパッドをキャリパに組み込む前に)このブレーキピストンを押し戻しておく必要があります。
9
キャリパの表面にはブレーキダストが堆積しているので、これを除去します。

同様に、ブレーキピストンの側面も汚れを落としておきます。
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このあと、ブレーキピストンを押し戻す作業となります。

ピストンを戻りやすくするため、あらかじめブレーキのリザーバータンクの蓋(ふた)を緩めておきます。(ピストンを押し戻した分に相当するエアが、排出されやすくするため。)
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古い(厚みが薄くなった)ブレーキパッドを2枚、キャリパ内に仮置きします。

そして、その古いパッドとパッドの間にマイナスドライバーの先端を挿入し、「てこの原理」でブレーキピストンを押し戻します。
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ブレーキピストンを徐々に押し戻していくと、古いパッドとパッドの間のスキマも広がっていき、マイナスドライバーの先端では、少しずつ押し戻しできなくなっていきます。

そのようなときは、これから置換する新しいパッドを1枚だけ、挿入する(古いパッドと合わせて3枚をキャリパに入れる)ことにより、またマイナスドライバーでピストンを押し戻しできるようになります。
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ブレーキピストンがキャリパ内に押し戻された状態。

ここまで戻れば、厚みの増えた新しいパッドを2枚(1組分)、挿入できるだけのスペースが確保されることになります。
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新しい(厚みが増えた)パッドを2枚、キャリパに挿入したところ。

この状態にて、パッドとパッドの間のクリアランスがブレーキディスクの厚みよりも広がっていることから、キャリパを組み戻しできることの確認が取れたことになります。
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キャリパを元のブラケットの固定位置に戻しているところ。

その際に、あらかじめ取り外していたハンガーピン(パッドピン)を先に装填しておいてから、キャリパを組み戻しします。

特に問題が無ければ、ピンプラグも復元します。

「後編」へ続く。

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調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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