[CBR250Four] フロントブレーキパッドの交換・後編(フロントタイヤの交換前に)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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ピンプラグとハンガーピン(パッドピン)の取り外しを終えたら、キャリパー固定ボルトを緩めます。
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今回、右側キャリパに適用するブレーキパッド(手持ちの保管品)。
GOODRIDGE の CBR250Four用ですが、パッケージの適合表を見ると、NSR250('87)、VT250F('87)、CBR400R('86-'87)、VFR400R('86-'87)などにも装着可能なようです。
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パッドの表面を見ると、基材の他に摩擦抵抗調整材などがガッツリと含まれている(らしいこと)が分かります。
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取り出した古いパッド(ホンダ純正、MC17型CBR250R用)と GOODRIDGE(品番:G38ST)との比較。
今まで使っていたパッドは明らかに摩耗限界を超えており、危ないところでした…。
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新・旧パッドの厚みの比較。
古いパッドは、ほぼ地金しか残っておらず…(汗)。
なお、新しいパッドには「エッジに面取り加工など」を加えず、そのまま「ツルシの状態」でキャリパに組み込みします。
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パッドを取り外したあとのキャリパの様子。
全体的にダストで覆われており、またブレーキピストンの側面もかなり汚れています。作動性・安定性・ブレーキタッチの向上を狙い、これらの清掃をしておきます。
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キャリパの内側(ブレーキピストンを含む)の清掃が終わったら、今度はブレーキピストンを押し戻す作業に入ります。
古い(=摩耗して厚みの薄い)パッドを2~4枚、段階的に選択してキャリパに挿入し、マイナスドライバーを用いて「てこの原理」でスキマを広げて(ブレーキピストンを押し戻して)いきます。
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キャリパ内部に押し戻されたブレーキピストン。
この状態で、さらに清掃しておきます。
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新品パッド2枚(1セット)を、キャリパに装填したところ。
ブレーキピストンをしっかりと押し戻してあるので、厚みのある新品パッドを2枚入れても、その間にブレーキディスクを挟むことができるだけのスペースが、確保されています。
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ハンガーピン(パッドピン)を挿入し、パッドの押さえができている状態で、キャリパ本体をブラケットに固定(復元)します。
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ハンガーピン(パッドピン)を六角レンチを使って締めたあと、ピンプラグも締めていきます。
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作業効率の都合上、ブレーキリザーバータンクのフタを開けていたので、油面高さを確認しつつ、そのフタを閉めます。
もしもブレーキフルードが漏れてしまったら、水で洗い流すことができます(∵ブレーキフルードは吸湿性に富むため)。
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フロントブレーキレバーについて、「握る←→離す」を何度か繰り返します。
最初はスポンジーなレバータッチ(かもしれない)ですが、そのうちレバータッチに剛性感が出て、「カチッ」とした感触になります。
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2024年05月06日、ナップスにフロントタイヤの交換を依頼する前に、こうしてブレーキパッドの交換をしました。
パッド交換時の走行距離は、メーター上で62049kmでした。
ナップス(2りんかん、も)では、タイヤ交換時にキャリパを外すことになるのですが、もしもパッドが摩耗したままの状態でタイヤ交換を受けてしまうと、タイヤ交換後にキャリパーを組み戻しする際に「パッドが摩耗」した状態で車両整備を行うこととなってしまう。認証工場では対応不可…となる恐れがありました(ので、DIYで事前にパッド交換した次第です)。
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