[CBR250Four] フロントブレーキパッドの交換・前編(フロントタイヤの交換前に)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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ピンプラグの取り外しが終わったら、次はハンガーピン(パッドピン)を取り外します。
ハンガーピンの頭部は内六角になっているので、六角レンチ(ヘキサゴン)で緩めます。
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ハンガーピン(パッドピン)を取り外ししたところ。再組前には、よく洗浄しておきます。
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続けて、キャリパー固定ボルトを緩めてキャリパーをブラケットから分離させます。
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新旧パッドの比較(ともにホンダ純正品)。
右上の画像により、古いパッドは厚み分をすっかり使い果たしていたことも、視覚的に分かります。
なお、新しいパッドには銅色に光る棒針状の成分が含まれており、見た目のイメージだけで言うと、相手ブレーキディスクへの攻撃性がありそうに見えます。
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キャリパー側の様子。パッドの摩耗限界を超えて使い切っていたため、ブレーキピストンも限界近くまで出っ張ってきています。
あとで、(新しいブレーキパッドをキャリパに組み込む前に)このブレーキピストンを押し戻しておく必要があります。
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キャリパの表面にはブレーキダストが堆積しているので、これを除去します。
同様に、ブレーキピストンの側面も汚れを落としておきます。
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このあと、ブレーキピストンを押し戻す作業となります。
ピストンを戻りやすくするため、あらかじめブレーキのリザーバータンクの蓋(ふた)を緩めておきます。(ピストンを押し戻した分に相当するエアが、排出されやすくするため。)
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古い(厚みが薄くなった)ブレーキパッドを2枚、キャリパ内に仮置きします。
そして、その古いパッドとパッドの間にマイナスドライバーの先端を挿入し、「てこの原理」でブレーキピストンを押し戻します。
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ブレーキピストンを徐々に押し戻していくと、古いパッドとパッドの間のスキマも広がっていき、マイナスドライバーの先端では、少しずつ押し戻しできなくなっていきます。
そのようなときは、これから置換する新しいパッドを1枚だけ、挿入する(古いパッドと合わせて3枚をキャリパに入れる)ことにより、またマイナスドライバーでピストンを押し戻しできるようになります。
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ブレーキピストンがキャリパ内に押し戻された状態。
ここまで戻れば、厚みの増えた新しいパッドを2枚(1組分)、挿入できるだけのスペースが確保されることになります。
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新しい(厚みが増えた)パッドを2枚、キャリパに挿入したところ。
この状態にて、パッドとパッドの間のクリアランスがブレーキディスクの厚みよりも広がっていることから、キャリパを組み戻しできることの確認が取れたことになります。
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キャリパを元のブラケットの固定位置に戻しているところ。
その際に、あらかじめ取り外していたハンガーピン(パッドピン)を先に装填しておいてから、キャリパを組み戻しします。
特に問題が無ければ、ピンプラグも復元します。
「後編」へ続く。
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