２０１４年ＬＭＰ１レギュレーション～ル・マン２４時間レース～

６月１４日、ＡＣＯ（ル・マンの主催団体）の記者会見があり、
その中で２０１４年からのＬＭＰ１クラスのレギュレーションが発表されました。 こんな内容です。
・・・フランス語、読めねぇ orz

後半のボディ形状についてはイラストがあるので一目瞭然。 車幅＆タイヤ幅を狭めるだの、視界を良くするだの、フェンダーの穴を増やすだの、 要は安全性をより高める内容っぽいですね。
問題はエンジンに関する前半部分。
どこかのモタスポサイトが、要約して日本語で書いてくれるだろうと待っていたのですが、いまだにさっぱり。 こんな重大なニュースなのに、頼みますよ～ＡＳｗｅｂさん。。
Yahoo!翻訳やｇｏｏｇｌｅ翻訳では専門用語多すぎて解読不能。
結局たどりついたのは、某巨大掲示板でした。
頼りになります、お世話になりますｍ（＿ ＿）ｍ

以下コピペ。
【ターミナルエンジン】
＊４ストロークピストンエンジン。
＊マニュファクチャラーエンジンは排気量自由。ターボ圧は4バールまで。
＊プライベーター用エンジンは排気量5.5リッターまで。
＊エンジン出力はホモロゲートされた燃料計によりコントロールされる。
＊エアリストリクターの廃止。可変吸入システムの使用が認められる。
＊燃料インジェクション圧は自由。
＊燃料は第二世代E20バイオ燃料
＊ディーゼルかガソリンエンジン
＊中長期的スパンで水素や電力などの他のエネルギーに転換可能なこと。
＊高価な素材やシステムは禁止される。

【エネルギー回生システム】
＊サルテサーキット1周あたりの出力０－８MJの５カテゴリーに区分けされる。
＊システムは測定され得る限り自由に規定される。
＊システムの基数は1台あたり2機まで。
＊システムはシーズン毎にホモロゲートされる。シーズン中のアップデート、カテゴリ変更は認められない。

排気量無制限（ワークスの場合）！
リストリクターによる馬力制限なし（燃料計？で制限）！
モーター出力の大幅向上！
ただし、燃費しばりはギッチギチ！！

すげ～～
Ｆ１のエンジンが使用可能になるなんてニュースがありましたが、そんなレベルじゃないですね。
燃費に厳しいあたりも、かつて熱効率指数賞があったル・マンらしくてゾクゾクします。
ハイブリッドに関しては、今年のように回生可能区間を設けるのか、駆動輪はフロントでもＯＫにするのかなど気になる点が多いですが、これは今年と来年のトヨタとアウディのハイブリッドの性能次第でしょうか。
現実的にはマシンのバランスがとれるエンジンに落ち着くので、無茶なのは出てこないでしょうが、
色々なメーカーがベストと信じる方法でたくさん参戦してくれたら、面白いレースになるでしょうね♪