合計172才の両親と私、三人のドライブ旅行も今日は三日目の最終日です。
もう少しお付き合いください。
フィットくん、今日もよろしく!
今朝は宿から見える紅葉も曇天のせいか冴えません。
向かったのは、九頭竜ダムです。
ここも先月次男と一度訪れています。
心配していたトンネルとトンネルの間の信号を見落とさずに右折して、無事到着!
その前の工事箇所の臨時の信号では、追い付いてきた地元ナンバーのワゴンにはお先に行ってもらいました(^o^;)
雲っていなかったらどんなにか紅葉した山々がきれいに見えたことでしょう。
この日は午後から次男と会う予定になり、余り時間がありません。
車窓の色様々なもみじを楽しみながら、福井市方面へ。
スノーシェッドも前日ほどは怖くありません。ほんの少し大胆になり、快調に走ります。
途中、道の駅九頭竜に立ち寄りました。
道の駅のお隣は越美北線の終点九頭竜湖駅です。
タイトル画像は、終点から撮ったものです。
そして下の電車の写真は10月の物。小さいですが、、、九頭竜湖駅に駅に停まっている越美北線です。
道の駅九頭竜では、あの美味しい舞茸ご飯と特産の里芋の煮っころがしを購入しました。
買い物を済ませ、このドライブ旅行最後の訪問地越前大仏へ国道158号を走ります。
何でも落慶当初は拝観料が何と3000円だったそうでなのです。
それを覚えていた父が訪問してみたいのだそうです。
紅葉の山々へ別れを告げ勝山の町に下りてきました。
???スマホのナビは大仏を目の前にして案内がおかしくなりました。ナビは大仏へ行きたくなかったのです。
行かなければ良かったかもしれません。???
越前大仏に着いて驚きました。
土曜日なのに人があまり訪れていません。広い駐車場はがら空き。
何故か立派な門前の商店街も営業していません。
門の仁王さまの大きいこと!
何だか小人になった気分です。
真ん前に聳え立つ大仏殿が何と大きい!人と比べてください。
この越前大仏を作った多田清さんは勝山城博物館を作った方です。勝山城も姫路城より大きいそうです。
この越前大仏様も奈良の大仏様より大きいそうです。
郷土への思いから勝山に日本一のお城や大仏様を作りたかったのでしょうか。
境内の紅葉も見ごろです。
大仏様を拝観するだけの予定でしたが、敷地内に日本庭園があると知った父は見てくると言い、一人で庭がある方へ歩いて行ってしまいました。
すぐに追いかければ良かったのですが、私は母と待っていました。
父はしばらく待っても戻ってきません。まさか転んだりしていないでしょう?!
その予感が当たってしまいました。
上唇の右の方から流れる血をハンカチでふきながら膝や肩に泥のついた父が出てきたのです。
唇の右上はパックリ割れています。
どうしよう!
とりあえず骨折はしていない様子ですが、、、。
庭園の池の写真を撮ろうとして段差に躓き、とっさに大事なカメラを手で守ったため、顔をぶつけたようなのです。
水のペットボトルを買い傷口を拭いて、、。
次男坊に状況を知らせるメールをおくり、急いで次男のアパートのある福井市内へ戻ることになりました。
これから一時間余り、福井市内へフィットくんを走らせながら、自分が油断して父から目を離したことが怪我という結果を招いたのだと、申し訳なさで後悔でいっぱいでした。
二泊三日の旅行で高齢の両親は疲れもたまっていたことでしょう。
私を心配して着いて来てくれたのに、怪我をさせてしまった!
勝山ICから中部縦貫自動車道、北陸自動車道を通り福井市内へ戻る間、母からは運転に集中するように声をかけられ、父からは道を間違えそうなときに注意され、、、両親の方が落ち着いている!、、無事到着して次男の顔を見た時は体から力が抜けてしまいました。
こんなに次男がたくましく見えたことはない?!
ドライバーは次男にバトンタッチ。
近くの病院の休日診療に連れて行ってくれました。
幸い病院は混んでいなくて、父は唇の傷の縫合手術を受けることができました。
何とラッキーなことに帰りの予定通りの特急と新幹線にも間に合いました。
(北陸新幹線の座席を取るのが大変なことは前回の下見の時に経験済みなのでひやひやしていました。)
夕方福井駅で帰りの特急を待っていたら同じホームにあの越美北線の列車が到着。1両編成の車両は満員だったようで、大勢の人が下りてきて驚きました!
この日から一週間余り。
父は自宅の近くの医院に通院し、抜糸も済んだそうです。
約250キロメートルのドライブ旅行はこうして終了したのでした。
まさかの出来事が待っていた最終日ですが、後悔と反省とともに、忘れられない旅行となりました。
最後まで拙い文章を読んで下さりありがとうございました!
Posted at 2015/11/17 05:45:27 | |
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