まっつん隊長のブログ一覧

「ずっと行きたかった佐渡金山を訪れてみた♪」ブログの続きです。

鉱石の搬出や石炭などの鉱山の資材搬入に使われた大間港跡を散策。
すっかり佐渡金山を堪能し、陽が傾いてきました。
宿泊地に行かなくては！
ε≡≡ﾍ( ´Д`)ﾉ


しかしさすがに島しょ地区。海に沈みゆく太陽が美しい・・・


走っては停めて撮影、走っては停めて撮影の繰り返し。
素晴らしい！！(#^.^#)


海育ちとはいえ、海に沈む太陽を見れない場所に育った私。
いつまでも眺めていたい景色でした・・・


残念ながら雲で「海にドボーンする太陽」は見れませんでしたが、
ゆったりとした時のうつろいは楽しめました！


宿に着いてまずはビール！２杯目は日本酒！
やはり新潟の酒は美味いぜ♪
そして豊かな自然の恵み・・・何を食べても美味い♡

周囲は真っ暗、シーンと静かな宿。すぐに爆睡ｗ
(-_-)zzz


翌日、まだ夜明け前に目が覚めてしまう・・・
宿を抜け出しドライブスタート！ヤマの反対側の海へ、日の出を見に行きます。


海を眺めつつ、徐々に明るくなる道を北へ！
対向車はまったく来ない、貸切コース♪
(*^。^*)


素彫りのトンネルを抜け、佐渡北端をぐるっと回ります。


もう海から太陽が上がっていましたが・・・
おお、ビューティホー！！
＼(^o^)／


素晴らしい景色は拝めました♪


弾崎灯台！誰もいない寂しい灯台。


小さな漁港。
朝の漁港の雰囲気っていいなぁ～
(#^^#)


二ツ亀。
島になっていますが、年に数日は陸とつながるそうです。

この向こうは。。。方角的に中国ではなく、ロシア！


二ツ亀の近くの大野亀へ。
駐車場にクルマを停めて少々歩きます。


こちらは半島のように陸続きです。


トビシマカンゾウという花が咲いています。
ニッコウキスゲの一種だそうですが、この近辺でしか見られないそうです。
(*‘∀‘)


ちょうど満開の見ごろでラッキー！しかも誰もいなくて風景をほぼ一人占め！


まるで北海道に来たかのような雄大な景色！
ちなみに散策道の鳥居の先は
「崩落の危険があり一応立ち入り禁止」
自己責任だそうです


宿に戻って朝食、宿自慢のオーシャンビューのお風呂を堪能し、
改めて出発。目指すは佐渡のハイドラCP全緑化！


しかし狭くて分かりにくい道に、徐々に疲労が蓄積していく・・・
(;''∀'')


神社でひと休み。
しかしゆっくり休憩しているヒマがない！
コンビニすら無い山道の連続、ランチも食べそびれ。


この道で合ってる⁉
いや違うか、バックするか！？
村人にも道を聞きながら右往左往・・・
(*_*)


当初は「ダム～♪」なんて余裕をかましていたものの、
徐々に「ゲット、すぐUターン！」に変化していく。


うぎゃ～、この道行けるのか？！の繰り返し。

そのうち「オレは何しに佐渡まで来てるんだ！？」
とか「もうハイドラが嫌になってきた」という感じに。
(´;ω;｀)


「オレはいまWRCを戦っているんだ！」
「ミッションクリアまで島を脱出出来ないぞ！」
などと自分に言い聞かせ・・・ひたすら走る！走る！走る！


お～、棚田だぁ！
(^_^)v


大きなダムから「これがダム？」的な場所など、
数々のハイドラCPをクリアし、ようやく最後のダムCPをクリア。
(^▽^;)


レンタカー店に到着、佐渡の島内を３８０Km激走。
クルマを返却した時は燃え尽きて、
別れを撮るのも忘れるという・・・

帰りのジェットフォイルまで時間があるので、
レンタカー店の送迎を断って気分転換に散策♪


昭和な雰囲気が残ってるなぁ～♪
ここは外海と湖に挟まれた細長い地域。


イカが干してある～♪
ダンシングしているようにも見える！？
( *´艸｀)


出港が近付いてきた！
そういえばトキも佐渡おけさも見ないままだなぁ・・・


素晴らしかった佐渡金山も走り回ったキツイ思い出も緑色に残り・・・
さようなら佐渡、また訪れる日まで。
( ´Д｀)ﾉ~


ジェットフォイルで１時間。爆睡したので１０分くらいの感覚で新潟着。


ジェットフォイルの到着する万代フェリーターミナルは
日本海ではなく信濃川の河口中州にあったのか！

新潟モニュメントに描かれていたのは・・・
踊る猫の「ホワッツマイケル」懐かし～い！
(^^;)


新潟の観光名所、万代橋。
路面電車も通るよう設計されましたが、実現しなかったそうです。

今の信濃川も相当に川幅が広いですが、
その昔は現在の３倍広かったそうです。
(；ﾟДﾟ)


新潟市内を散策。
お～、カッコイイクラシックカーだね♪


市内中心部では「東京ラーメンショーin新潟」というイベントが行われていました。神奈川だったら人が通れないくらいだろうけど、余裕ある～ｗ
が・・・今回はパス！


「せっかく新潟に来たんだから！」という理由付けで日本酒三昧♡
イカの沖漬け・黒エビも美味しかったな♪
宿に着いたら疲れと酔いで速攻爆睡の新潟ナイトでした。
(；´Д｀)

秋田電車旅編に続きます

2019.6.5　 佐渡・新潟市内（新潟県）

６月４日。仕事が終わったら列車に乗り、東京駅へ。
新幹線とき号に乗って一路、新潟へ！
２時間の列車旅♪
＼(^o^)／


新潟駅からバスに乗り、万代島フェリーターミナルへ。
入港してきたジェットフォイルで佐渡島へ向かいます。


ジェットフォイルは3,800馬力×２基のガスタービンエンジンを積み、
海水を吸い込み、強力なウォータージェットを後方に噴射して進みます。
船体が海面から離れて翼走するので、めちゃ速い！
２０分ほど前に出向したフェリーを、すぐブチ抜きます♪
（ちなみにフェリーだと２時間半、ジェットフォイルは５０分）

ジェットフォイルは乗心地も良く、船酔いもしません。
その分、料金もフェリーの倍以上ですが
(;^ω^)


いよいよ佐渡島に上陸！
トキ、見れるかな？？


今回のレンタカーはホンダフィット。
一人旅には充分な大きさ♪


CVTでアクセル全開！
ちなみに佐渡島にはカーショップもいろいろありました。


佐渡島の最高峰、白雲台にやってきました！
入港してきた両津港を見下ろす、いい眺めです♪
(#^.^#)


山道を下って今回の旅のメインイベント、佐渡金山に到着。


入場料を払って坑内へ。
まずは道遊坑（どうゆうこう）を見学。
こちらは明治に入って近代化された坑道や鉱山設備が展示されています。
中はひんやり～
かつてのトロッコの「警笛ならせ」看板が素敵！
(*´з`)


坑内にレールが残されているし、
バッテリーカーのライトが点灯しているのはナイスなサービスでした！
こういった小さなサービスがマニアの心をくすぐるｗ

ちなみに坑道の総延長は４００キロ、東京～新潟とほぼ同じ距離とか。


バッテリーカーのメンテナンス用建物も残っています。
これもライトが点灯していいね！


３連ターンテーブル！？
これはやられた！素晴らしい、カワイイ！
萌えまくりｗ
(*^。^*)


かつてガラスが高級品だった頃、盗難を防ぐために
ガラスに三菱マークの透かしが入っています。
手作りガラスのため、映る風景が歪んで見えるのも味わいですｗ


道遊の割戸。
江戸時代に人の手で掘られた露天掘り跡です


道遊の割戸を離れてみると、山がV字に割れたような姿になっています。
巨大な金脈を掘り進むうちに、こうなったとか。


草むらから顔を出すレール。
かつてここがトロッコの操車場だったことを想像させます
(*´Д｀)


トロッコごとひっくり返して鉱石を破砕機に入れる
「チップラー」という機械も草生して、
使われなくなってからの長い年月の経過を感じます


まるで現役時代の走行シーンのようなトロッコの展示。
鉱車にも鉱石が満載。
これはナイス！


いったん外に出て、今度は宗太夫坑（そうだゆうこう）を見学。
こちらは江戸時代初期の手掘り坑道跡で、人形で当時の様子が再現されています。

延々と湧き出る水を、人力で２４時間汲み上げたとか。
すげえ大変そう・・・
鉱夫の給料は良かったそうですが、こういった作業は浮浪者・罪人に労働させたそうです。
鉱山で働く人々の寿命も短かったそうです。

人形がなかなかリアルでコワイ！
「なじみのオンナに会いてえなあ」とつぶやく人形が
県議会でも物議をかもしているとか（笑）いや、面白いけどｗ
(^▽^;)


山の神の心を和らげ、手掘りによる採掘が容易で安全に行われるよう、
「やわらぎ」という神事が行われたそうです。
(;^ω^)


坑道散策を終えて外へ。
明治期に造られたという石積のアーチ橋を見ました♪


石積のアーチ橋のすぐ向かいには、
ラピュタに似ているという搗鉱場跡


坑道から海岸に向かって走っていると、
道路脇にトロッコ用と思われるトンネル跡が。


山を下って相川病院・佐渡奉行所まで来ると、一気に視界が開ける！
ｷﾀ――(ﾟ∀ﾟ)――!!


シックナーと呼ばれる直径約50m泥鉱濃縮装置。
まるで古代ローマの遺跡みたい！？


北沢浮遊選鉱場跡！廃墟具合がまるでラピュタ！
(*'▽')


採掘した鉱石から有用鉱物と不用鉱物に分ける作業をする場所で、
東洋一の選鉱施設だったそうです。

かつては建物がありましたが、今は土台のみが残ります。


草生した感じがまた雰囲気を醸し出す・・・
これを見たくて、ここに来たんだなぁ～
(≧▽≦)


鉱山で栄えただろう相川の街。
今は人が少ないですが、なんとも雰囲気あります


かつて税務署だった建物。昭和６年建築だそうです。
カッコイイ！
(#^^#)


鉱石の搬出や石炭などの鉱山の資材搬入に使われた大間港跡。
小さなトラス橋が可愛らしい！


戦中のトーチカと思ったけど、ローダー橋脚、クレーン台座だそうです。
(;´▽｀A``


こんな感じで使われていたのね・・・


傾く陽に照らされ、なんともいえない雰囲気でした。
しかも私一人で貸切というゼータク！


海に向かって伸びる橋脚・・・
波に洗われ、朽ちていくのかな
(；´Д｀)


「いつか訪れたい」と思っていた佐渡金山巡り、
思った以上の感動を得られ、大満足でした♪
＼(^o^)／

佐渡を走り回る編に続きます


2019.4.6　佐渡（新潟県）ほか