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2016年01月23日 イイね!

Cayman GT4 慣らし~サーキット走行のインプレ

Cayman GT4 慣らし~サーキット走行のインプレ 納車から早1ヶ月が過ぎ、走行距離は3000kmに達しました。市街地、高速道路、首都高速、峠、サーキット、渋滞走行と様々なシチュエーションでドライビングした感想を述べさせていただきます。987前期CaymanSがわかりやすいので比較させていただきます。なお、あくまでも個人的な感想ですので、ご参考程度にご覧ください。


 まず、市街地を転がしてみた最初の感想。ステアリングインフォメーションは、987と比較してそんなに違いは感じられませんでした。そもそも987のステアリングインフォメーションは抜群でしたから、これを超えるのはハードルが相当高いかと思います。ステアリングが小径になったのは嬉しいのですが、ステアリングを握った時に裏側スポークの凹凸形状(人差し指と中指が当たる部分)がしっくりきません。形状はカッコいいのですが。。。(^^!


 エンジンのトルク感は流石にカレラSの3.8Lを搭載しているので、走り出してすぐにそのず太さを感じることができます。更にスポーツエギゾーストのスイッチをONにすると気分的にも盛り上がることこの上ないです。991Sを試乗した時にスポエギのサウンドに魅了させられたのは、今でも印象深いのですが、同等以上の高揚感があります。ただし、CaymanGTSと比べるとアクセルオフ時のバリバリ音が小さいです。ただ、前車987Sとほぼ同じ重量で、パワーとトルクが295ps、340Nmから385ps、420Nmであるからその差は歴然です。始動直後からそのトルクは感じられます。


 高速でのレーンチェンジや峠での旋回性能。ここにGT4ならではの懐の深さを感じました。これはSタイヤにほぼ近いミシュラン・パイロット・スポーツ・カップ2とGT3譲りのサスペンションに寄るところが大きいでしょう。旋回時安心感が違います。峠(箱根ターンパイク)を走っていて、これ以上速く旋回するクルマがあるなら、スリックタイヤに超軽量・低重心のフォーミュラーカーくらいか(褒めすぎでしょう(笑))と思いました。ターンパイクの上りで、987Sなら3速で旋回していたところが、GT4では4速で力まずに旋回していたのが大きな違いです。しかもステアリングの修正がほとんど必要なく正確に狙った位置をトレースしてくれます。

 GT4はもちろんMTですが、過去にみん友の981のMT(スポクロ付)をドライビングさせていただいた時にオートブリッピングに強烈な感動を覚えたのですが、まさにそれと同じくGT4にもSPORTボタンONによりオートブリッピングが作動します。自分が如何に上手にヒール&トウをしたとしてもポルシェのオートブリッピング以上の操作はできません。それほど完璧なものです。これが気持ちよくて、納車されてから今まで、ほとんどSPORTモードONでドライビングしています。信号停止等で3速→2速→1速とシフトダウンすると傍からはブリッピング音が煽ってるように聞こえるので気を付けましょう。エンジンキーをひねった瞬間(3秒間くらいスポエギが開放されてしまう)の音が結構大きいので、繁華街で横を歩いている方を驚かせてしまうことがよくあります(^^!


慣らし運転は
納車から500kmまでは3500回転。
500kmから4000回転。
1000kmから5000回転。
1500kmから5500回転。
2000kmから6000回転。
2500kmから6500回転(FSWのホームストレートのみ7000回転(笑)。

 5000回転を回すころから、エンジン音の切り替わりを若干感じました。スポエギのバリバリ音も若干大きくなった気がします。

 さて、先週走行したFSWのサーキットインプレッションです。
まず、タイヤ足回りですが、自分の走り方によるところが大きいと思いますが、市街地、高速、峠で感じた完璧な旋回性能に対して、タイヤの空気圧が高くなるまでは同じ印象でしたが、タイヤの空気圧が通常(F:2.1、R:2.3)より上がった(F:2.4、R2.6)ところで滑り出しが発生。空気圧を通常置に下げても滑り出し感は無くなりませんでした。987Sに装着していたAD08ではFSW6周くらいで空気圧を調整すると、しっかり感が戻るのがはっきりわかったのですが、タイヤの特性なのかタイヤの最も美味しいポイントが狭いのでしょうかね(°°)。因みにこの日18周した中でのベストラップは、ピットインして空気圧を下げてから3周目でした。また、987Sに比べて圧倒的なパワーから、100Rと300Rはビビッてアクセルを戻してしまいがちでした。特に300Rは4速全開で外側に飛び出してしまうのではないかと思いました。ここを全開で走る時は、路面状況にフォースを集中する必要がありますね!前回たぶん100Rだけは987Sで走っていた時の方が自分的には速かったです。これはGT4のせいではなく2年間サーキットから離れていたせいでしょう。100Rと300Rをしっかり踏めれば、タイムは相当上がるかと思います。なお、走りやすかったのが、ヘアピン、Bコーナーとプリウスコーナーです。987Sだとシフトダウンで回転を合わせることに集中してしまいブレーキが緩んでしまうケースが多かったのですが、オートブリッピングとトルクフルなエンジン特性から、落ち着いてシフト操作とブレーキングができたと思います。それほど乗りやすいクルマなんですGT4は!それと100Rを速く走るには、フロント及びリヤのキャンバーをもっと寝かせることで踏ん張り感は増すかと思います。GT4にはその辺をセッティングできる配慮がされているのも嬉しいですね。


 なお、GT4でFSWのホームストレートは6速には入りません。987Sではコントロールタワーを過ぎた辺りで6速に入れていました。ギヤ比のせいでしょうね。このギヤ比ですが、FSWのインフィールドにおけるシフト操作の忙しさ感がなくていいですね。タイヤ外径を小さくすると、もう少し加速重視になりますかね。ストレート加速は、997GT3や996ターボと互角のスピードを手に入れたと感じました。今まで987S前期では987S後期エンジンにも目に見えるほどに置いて行かれていたので、GT4ではストレートで悔しい思いは少なくなるでしょう。
 FSW1時間の走行におけるブレーキは、終始安心してコーナーに入れました。純正パッドでしたが、フェード感もありませんでした(慣らし完了間近だったので、4周に1回はクーリング走行していました。)。



 GT4の唯一の欠点である燃費に関しては、FSW18周をして3km/Lでした。1時間の走行枠のうち、空気圧調整で2回ピットインしたものの、満タンでスタートして燃料計の半分でしたから、思っていたほど悪くはなかったと思います。何せ燃料タンクが通常のCaymanの64Lに対して10L少ない54Lですからね(^^!

 今回のサーキット走行のためにRECAROシートと4点式を前車987Sから移植しましたが、やっぱりサーキット走行の安心感は絶大ですね!!特にサーキット走行を考えているMT車の方は、ブレーキフルード交換の次にやっておきたいものです。


 最後にGT4のクラッチですが、987Sと比べてそんなに重いとは感じていません。人によっては重いと仰る方もいますが。先日、997GT3のクラッチを踏ませていただきましたが、これが相当重かったです!オーナーさん曰く、渋滞に嵌るとクルマを捨てたくなるそうです(爆)。GT4はその辺、渋滞に嵌っても、許容できる範囲だと思います。
 右ハンドルのクラッチとブレーキの配置ですが、これは完全に個人的な好みですが、左足のクラッチに合わせると、ブレーキが若干手前にきて、踏んだ時の右足首の曲がりがきつく感じます。これは、987S(RHD)もそうでしたし、R56MINI(RHD)もそれぞれクラッチペダルに15mm厚のスペーサーを噛ませて補正しました。GT4でも早く補正したいところです(ショップ依頼中!!)

 それにしてもCaymanGT4、性能からスタイリングまで、とにかく隙が無いクルマです。消耗パーツの値段と燃費はここでは考えないでおきましょう(笑)


 再来月の3月6日にFSWショートコースを走りますので、慣らし後全開でのインプレもできるかと思います。また、確定ではありませんが、4月後半の日曜日にCCJイベントを企画予定ですので、参加希望の方は予定を空けておいてくださいね!!
Posted at 2016/01/24 08:20:50 | コメント(8) | トラックバック(0) | インプレ | クルマ

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「CCJ伊豆ツーリング the 10th http://cvw.jp/b/162722/47672968/
何シテル?   04/22 23:06
PORSCHEの走りとスタイリング&実用性に魅了されました。 987CaymanSからCaymanGT4へ! また、こつこつと自分仕様のクルマに仕立てました...
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