車やバイクを運転していると、煽られたり幅寄せされたりすることがよくあります。
中には自覚なく危険な運転をしたり、車間を詰めるのが大好きな人もいると思うのですべての人があおり運転を目的として走っているわけではないと思いますが、中には車を降りて寄ってきたりあからさまにニヤついているのも何度か遭遇していました。
そうやってぶつかったら殺人になる可能性が高いって自覚のあるドライバーって何割いるんですかね・・・(;´Д`)
ひどい話になると、点数稼ぎの警察官による違法な取締りを受ける可能性もあるわけで、自分の身を守るためにはドライブレコーダーを付けたほうがいいと常々思っていました。
自分が事故を起こしたときの保険に付けていた今までとは違って、煽られたりぶつけられたりしたときの保険に付けるようになるとは世も末な感じがします。
となると、あおり運転は後ろからくるので、後ろも録画したい。
クルマ用のデュアルカメラは最近になってチラホラ出てきたものの、バイク用のものは皆無・・・。
国内メーカーは全滅でした。
そもそもバイクにドライブレコーダーを付けるってこと自体、需要がないみたいです。
販売数も限られてくるから仕方ないのかもしれませんが。
で、購入したのが台湾製のドライブレコーダー。
国内メーカーが出してないんだから仕方なく、といったところです。
一応レビューではそこそこの評価だったので、お試しで導入してみます。
梱包はかなりしっかりしてプレミア感がありました。
無造作に放り込んである普段の中華製と違って、しっかりしている感じ。
一つづつポリ袋に入っていて、妙な液体がついてたり変な匂いもしたりしてきません。
取り付けスタート。
タンクまで外さないといけないので結構めんどくさいんですよね・・・
カウルとか全部取らないと外れないんです。
テスト撮影したところなんとか写ったので、フロントのカメラはスクリーン裏に両面テープで取り付けました。
防水とうたわれていても直接当たらないほうがいいだろうと思ったからです。
写りは良くないので、今後の運用で変えていく予定です。
配線の経路はすでに取り付けてあったグリップヒーターの線に沿わせました。
リヤカメラはテールランプとキャリアの間に付けました。
キャリアの蓋がプラスチックだったので、穴をあけてネジ止めしています。
電源線の分岐がゴチャっとしてきたので整理。
アース分岐用のアイテムですが、消費電力が少ないのでプラス側にも使ってみることにしました。
(ショートが怖いのでプラス側は後でテーピングしました)
ドラレコ本体はエアチャンバーの上に取り付けます。
ETC車載器と同じように、マジックテープで振動対策&容易に取り外せるようにします。
柔らかい方を車体側に貼って・・・
ドラレコ本体に硬い方を貼ります。
載せるだけで取り付け完了。
かなり強く付くので問題ありません。
整線して余った線などを丁寧に仕舞います。
バイクの振動で擦れたり接触不良になると面倒なので、このへんは丁寧に配線しました。
ケーブルはスパイラルチューブでまとめてバラけないように配線。
ガチガチにとめないで余裕を持たせておけば振動や衝撃対策になるかな・・・。
取り付け完了!
ただし、シート高さをLOW側にしていると若干擦れるみたいです。
マジックテープの厚さ分、余裕がなくなってしまったみたい(;´Д`)あと自分の体重・・・
後日、仲間内で長距離のツーリングに行ったので画像を確認してみました。
実際に写った映像はこんな感じ。
フロントカメラの様子。
夕方の黄昏時で少しぼやけていますが、昼間の明るいときならもう少し鮮明に写っていました。
やはりスクリーン越しなので全体的にピントが合っていないような写り方。
夜はライトの光でほぼ写ってなかったので、カメラそのものがダメかもしれません。
リアカメラの様子。
こちらは晴れた日中の撮影になります。
思い出映像にするのには物足りませんが、ナンバーや車種の特定はできます。
64GBのSDHCでだいたい4~5時間くらい録画できていて、あとは古い方から上書きされていました。。
トラックにあおられている画像もあって、近すぎてトラウマになりそうでした。
近くであおられる程鮮明に写っているので・・・
ドラレコの性能としては、昼間はいいけど夜の映像がまったくダメ。
状況の確認にはなりますが、鮮明とは程遠い画像で使い物になりません。
ドラレコを検討するなら、WDR対応のものを選ぶべきでしょうね。
とりあえずバイクは完成したので、クルマの方にも付けないとなあ・・・でも予算が・・・_(:3」∠)_