毎年の恒例行事になっているSSTRに行ってきました。
コロナ禍で開催が危ぶまれていたものの、中止とはならずに自由開催という形で10月から3月末までの参加になりました。
11月は日の出~日没までの時間、北陸の積雪などを考えるとギリギリのタイミングです。結果として1000台近く参加していた模様なので、あとは来年以降か不参加を決断した人たちなのかなと思います。
自分も一斉参加だったら不参加の予定だったので(´・ω・`)
中止にはせず自由参加としたのは事務局の経済的都合もあったのでしょうね。
いまやすっかりバイクの一大イベントと化したSSTRも、一つ間違えば消滅するかもしれない不安定さを持っているんだなと思いました。
バイクへの積み込みは一週間前に完了。
焚き火・炭火・キャンプ用具を積むと人間一人分くらいの重さになってしまう・・・。
バイクツーリングは楽しいけど、積載とキャンプ地での寛ぎ感が二律背反なのが悩み所です。
はじめの頃は頑なにバイクキャンプに拘ってましたが、積載を気にしなくていいクルマでキャンプに行ったら目が覚めたような感覚でした。
おかげで新しい軽量ギアを揃える予算を作るどころか、安価な中華キャンプ用品が揃っていく始末です。
今年はトレードマークを箱に付けてみました。
某戦車アニメが始まる前からお気に入りだった戦車のマーク。
目立たないけどひと目で自分のバイクとわかるようなもの・・・が欲しかったのでこれにしました。
注)
VK4501Pはドイツの戦車「ポルシェティーガー」の型式。
ティーガーとタイガーにかけてます(イギリスとドイツの違いは気にしない)。
1200だったらタイガーのイメージが濃いけど、800はどちらかというとパンサーのイメージかも・・・。
帰りのお土産スペースも確保。
クロックスもどきは、冬のキャンプでは寒くて使えませんでした。
今回、防寒着は用意したけど足元は疎かにしてしまうという失敗をしています。
10月31日未明、いよいよSSTRに出発。
今年は時間を少しでも稼ぐために、近所の海からではなく2時間ほど先の浜松から出発することにしました。
牧之原サービスエリアで旅の仲間と合流します。
奇しくもスピードトリプルとスクランブラーとタイガーのトライアンフ×3台!
この時点でチラホラとSSTRゼッケンを見かけるようになってきました。
皆、目指すは千里浜です。
今年の出発は掛塚灯台から。
すでに釣り客で駐車場が満車になっていて、バイクを浜辺に置くのも一苦労です。
うっかり立ちごけさせてしまうピンチがありましたが、何とかバイクを並べます。
来る途中で買ったパンをかじりながら、6時過ぎに日の出を確認。
iphoneがSSTRシステムにログインできなくなるなどのアクシデントを乗り越えて出発となりました。
大型バイクのツーリングってどうしても平均速度が上がりますね。
1200,1100などといったマッスルパワーなバイク達の先導だと、車線変更や加速のときはタイガーでも非力さを感じるくらいです。
1~2時間おきに休憩を挟みながら、一路千里浜へ・・・。
見せてもらおうか、ボルガ丼とやらの実力を・・・!!
ケチャップとスクランブルエッグがカツの下に入ってる丼でした。
物珍しくて注文してみたけど、個人的にはカツカレーの方が好みかなと思いました。
キャンプ場へ寄って場所取りを済ませてから千里浜へ到着しました。
すでにバイクでいっぱい、一般車もいっぱい、砂が荒れていて転倒バイクいっぱい・・・と緊張しながらの到着。
タンデムしたスーパーテネレがコマのように180度回って吹っ飛んでいたのが気になりました。
大丈夫だったんだろうか(´・ω・`)
正直なところ、タイガーさんで砂に埋まったらどうしようもないと思います。
自分の腕ではXR250にブロックタイヤを履かせてやっとだったので、重量級の車体だと一瞬で終わりそう。
とはいえ、何度目かの千里浜の夕陽はとてもきれいでした。
家庭のことを考えるとそろそろバイクも・・・という雰囲気があるので、この瞬間を大切にしたいと思いました。
食材を仕入れてキャンプ場へ帰る頃にはすっかり日も沈んで真っ暗です。
気温もぐっと下がってひと桁になりとても寒く、各々が暖を取るために焚き火の支度から始めました。
寒くて早めに火をおこしたら、鉄板がいい具合に温まってしまったので。
みんながまだ支度をしている中一人、肉を焼き始めます。
次は他の人も手伝ってからにしよう、うん。
ご飯を炊きながら、豚ロースに黒瀬スパイスを振りかけて焼きました。
次は野菜もしっかり取ることにしよう、って毎回思うけど忘れちゃうんですよね。
この日のために用意してきたおでんが冷えた体に染み込むようで、とても美味しかったです。
年とともに、お肉だけの食事が苦しくなってきました。
お酒も普段飲まないのでキャンプの楽しみを他に見つけないと続かなくなるかも?
前日はゴール前渋滞で時間が足りず手続きが取れなかったので、次の日の朝にSSTRのゴール会場へ行きました。
ゴール受付をして写真を撮って、今年の千里浜もやっと終わった~!と、昨日とはまた違った感慨が湧いてきます。
帰り道では温泉に浸かりつつマイペース帰宅。
山の中の萎びた温泉とおもいきや、SSTRの帰宅組が先に来ていてバイクが沢山停まってました。
温泉で汗を流したあとは、遅めの昼ごはんを食べて帰り道に備えます。
ハイエースが煽ってきたり色々あったけど、今回も無事に家までたどり着くことができました。
今回やけに向かい風がキツく感じたのはヘルメットのせい?
アクセルを捻れば楽に加速できるけど、上半身に当たる風を我慢するのが大変に感じました。
タイガーさんのロングスクリーン探しでもしようかな(´・ω・`)
往復で1085キロ、燃費は20.4km/L、平均時速75km/h。
今年はタイガーさんのトリップコンピュータが全部出してくれました。
高速道路で100km+αで走るとガクンと燃費が落ちますね(;´Д`)
(90~100kmで走ると25kmを切ることはないので)
SSTRの参加費が1万円ちょっと
大島キャンプ場が1600円
食材費が3000円くらい
ガソリン代が8000円くらい
高速道路が10000円くらい
お土産が2000円くらい
合計35000円くらい。
家庭持ちオヤジの一泊二日ツーリングとしてはかかり過ぎかもしれません_| ̄|○
SSTRの参加費と交通費が28000円と予算の大部分を占めているので、次回からは千里浜へ行くとしてもラリーでの参加はしないと思います。
今回のお土産は輪島塗を気にしていたものの、イマイチ良いものが見つからなかったので断念。
引っ張りモチと能登っぽいお菓子を買って帰りました。
能登っぽいお菓子は白い恋人プラスアルファなお味でした。
(海鮮せんべいが思った以上に美味しかったので、もっとたくさん買って帰ればよかった)
※後日談
焚き火だけに燃料を使うのが許せなくて手を出していなかった焚き火台を買ってしまいました(網にのせて燃やすタイプ)。
そのうち、コイツでも煮炊きできるようなアイテムを買ってしまうんだろうなと思いつつ・・・その前に料理のレパートリーを増やさないとなあとも悩みつつ・・・
次のキャンプはいつにしようかなとワクワクしています。
まだ、バイクとキャンプは引退しなくて済むのかな?