2008年02月29日
M3CSL用ロアアーム
自称“ライトセーバー”こと、通称“E46型M3CSL用ロアアーム”(正式にはリアサスペンション用のLower Wishboneというらしい。)を装着した簡易インプレです。
元々はryumaさんが新たなロアアームに交換されるときに、偶然にもベイファール平塚店に居合わせたのがコトの始まり。
外したCSL用のロアアームをどうするか・・・という話になり、「今は手持ちがないけど、自分が欲しいので一週間くらい待ってください。」とツバを付けておいて、その一週間でお金を用意すると同時に、どんな効果があるのかを調べられる範囲で調べてみたのです。
調べてみると、単なるアルミ素材ということだけではなく、装着すると根元になるデフ側がブーツで覆われたピロ構造になっていて、純正のブッシュ支点構造よりも動きの自由度が高くなることが分かりました。

アルミ製で約0.9kg/本です。
ピロ構造のものは社外品でもいくつかあるけど、このCSL用はピロ部分がブーツで覆われていて中に埃が入らない構造なので、経年変化でも動きが渋くなり難いだんじゃないかと。 またピロ構造の自由度向上により、路面の凹凸を、従来以上にリアサス全体に分散させることができるんじゃないかとも予想。
でもピロ構造になり動きの自由度が上がるとはいえ、作用点(ハブ側)ではなく、支点(デフ側)なので、そんなに乗り味が変わることはないだろう。。。と、どこか眉唾に思ってる自分がいたのも正直なところです。
しかし、装着してみると、あらっ! ビックリ!
データや数値で表現できなく、あくまでも自分の感覚でしか言えないので申し訳ないのですが、たしかにリアで受ける衝撃が和らいでるような。。。 でも拾う凹凸情報はより多くなってるような気もします。
いつものように(笑)、何かに例えて言うなら・・・従来が尻のほうに拳をグーにして生でパンチを受けていた状態(かなり痛そう。。。)だとすると、CSLロアアームにした後は大きめのボクシンググローブを着けたような感じでパンチを受けてるような。。。しかも微小なジャブを受ける回数は増えている。。。みたいな感じでしょうか。 ← 余計に分からないって!
その微小なジャブを受ける回数が多くなったように感じるのは、今までのブッシュ構造ではゴムの反力が作用してるときの凹凸情報が拾い切れてなかったのではないかとも想像してます。(合ってるかどうか分からないけど。。。)

E36型M3純正のリアロアアーム。 スチール製で約1.0kg/本。

E36型M3純正ロアアームの支点となるデフ側はブッシュ構造。
さらにデフ側のピロ構の恩恵で、ハブ側(コの字型になってる側)の接合部分のピロもより動きやすくなり、その結果として、従来よりも脚が早く動くようになり、より多くの凹凸情報を拾っているのではないかとも考えてます。 ← これって未来予想図で書いた接地追従性の向上になってるので、目標を一つクリアしたみたいです。(^o^)
今回、ryumaさんには驚くくらい激安で譲って頂いたのでとても感謝しています。 しかし、今このパーツを買おうとしてもM3CSLの車体番号を確認できるものがないと正式購入できないとか。。。 まぁ、どこかの店がこういう購入の仕組みになる前に、大量に買い占めてしまったためにそうなってしまったという話もありますが、ホントかどうかは分かりません。

シリアル管理されてるみたいで、1本は“05707”、もう1本は“05735”と刻印されてます。
ちなみに、ハブ側のボルト/ナットもCSL専用品にしました。(これは車体番号がなくてもディーラで購入できました。) 万一を考え、デフ側のボルト/ナットも購入したのですが、E36型は元から着いている純正品で固定可能だったようです。

ハブ側は元からピロ(ボールジョイント)構造ですが、動きが活発化されそう。
今は装着前とキャンバー角はほとんど変わりない状態ですが、今後、キャンバー角を少しずつ変えてみて、自分なりのセッティングにしてみようとも思います。

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iDing | 日記
Posted at
2008/02/29 07:01:39
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