MG-M2の整備も大詰め♪（ちょっぴり専門的です注意！）

中古で買ったエレキギターはアンプ的な機器に接続する前に必ずサーキット類のチェックをするのんですこんにちわ（・ω・）

テキトーな施工してるエレキを不用意に接続すると最悪感電して死ぬこともありますからね（´・∀・｀）

【その８】
というわけで、購入後2ヶ月半もシールド刺してなかったMG-M2でしたが、各部の整備が一通り済んだのでいよいよチューナー使って本格的に音を合わせていく工程に突入しようということで例に漏れずサーキット類のチェックをしてみたところ・・・（タイトル画像）

①スプリングアンカーからのアース線が配線スペース内で浮いてる！

②セレクタースイッチのリアとセンターの出力側の端子が接触してる！

という大きく２つの施工不良とみられる箇所を発見したわけなのですが、ここで一つ問題が発生。

①のアース線が浮いてるのは明らかな不良箇所で間違いないのですが、②のスイッチ端子接触は「ひょっとして【そこの接触による効果】を狙って敢えてくっ付けてある？」という疑念が生まれちゃいましてね。

単に、接触してるのを離してやって（私が考える）正規の繋ぎ方（いわゆるオートマチックタップ。ミックスポジションで自動的にハムがタップされてハーフトーンが2シングル化される）にしてやることは簡単なのですが、果たしてそれが本当の「正解」なのかなと（・公・）

ということで、仮にココが繋がってた場合の各ポジションでの出力PUを整理して検証してみたら（F→Rに向けて1～5）

　1.Fハム
　2.Fタップ＋C
　3.C＋Rハム
　4.C＋Rタップ
　5.C＋Rハム

うん、「C+Rハム」のポジションが2つもできちゃってるし「Rハム」単独のチャンネルも無くなっちゃうしであんまり魅力的じゃなさそうだね（´・∀・｀）

これは接触しちゃってる端子同士を離してやって通常のオートマタップにしてやろう！と。ちなみにそうした場合のPU出力は

　1.Fハム
　2.Fタップ＋C
　3.C
　4.C＋Rタップ
　5.Rハム

となって、F・C・Rそれぞれ単独で使ったとき（1・3・5）は通常出力で、ミックスポジション（2・4）ではFとRのハムPUがタップされて疑似シングルPU化されて「シングルのハーフトーン」風な出力になるという優れモノ！

ただコレは、PU側からの取り出し線がオートマタップ用のタップ線から出ているという前提での動作なのでこれまたひょっとしたら意外な効果を狙ってヘンテコな所から取り出し線を出しているのかも・・・という疑念も生まれちゃいましてねｗ

もうその辺は、ブリッジのセッティングがハチャメチャだった前所有者さんのギターへの「深入り度」はそこまでではなかっただろう、という希望的観測でそんなヘンテコなことは企ててはいないハズ・・・なのであとは①②を手直ししてやったらチューニング合わせて完成☆彡ヽ（´∀｀）ノ

というところまでたどり着くのに2ヶ月半の時間を要し・・・ませんよ！そんなのｗ
単に私が「ものぐさ」なだけです（ノ∀｀）