LS2018から1週間経過してしまいましたが、皆さん、お疲れ様でした&ありがとうございました!
私事ですが、会社の寮が閉寮になるということで、LS2018前日に引越し、今日までネット環境が無かったので、ブログ更新できずにいました。
今年のLSは、とにかく『辿り着けて良かった』の一言に尽きます。
心配頂いた皆様、本当にありがとうございました。
上記したように、前日23日は引越しだったため、例年のように伊豆半島ドライブは叶わず。(まぁ、引越しじゃなくても、ドライブできる状態では無かったワケですが…)
17時頃に新居を出発しました。
いつ、ストールするか分からない状況で交通量の多い道路を走るのは怖いので、秩父から雁坂トンネルを越えて甲府、さらに身延線沿いに静岡入りする計画でした。
が、秩父で何度かストール…
エンジンを掛け直せば走る状態だったので、先へ進みます。
雁坂トンネルの手前で、ついにエンジンが掛からない状態に…
しかし、燃料ポンプへのハーネスが原因だと分かっているので、一度抜き差ししたり、ケーブルを押したり引いたりして、ポンプが回るところを探します。
エンジンが掛かるところを見つけたので、手持ちの絶縁テープでハーネスを固定し、走れるようにしました。
意外とこれが好調で、静岡市内までノートラブル。
そろそろ、夕飯に…と思ったのが23時半。
お風呂にも入りたいし、クルマが好調なら浜松あたりまで往復して、走行距離を25万kmにのせてしまおうと思いましたが…交差点で停まると、なぜかアイドルが高い…?
即座にマルチディスプレイモニタの表示を切り替えて電圧を確認すると、11.5V…ははぁ…これはオルタネータ周りだなぁ、と。
とりあえず、腹ごしらえしたあと、エンジンを掛け…?
エンジンが掛からない…長い夜の始まりでした。
暗いし、雨も強くなってくるし、コレはもうダメだ…。
そう思い、車中泊を決行。
そして、朝。
トランクに乗り込み、燃料ポンプのカプラを覗き込みます。
6ピン(うち1本は配線無し)のうち、ハーネス側の左下のピンが短い…というか、引っ込んでいる?
手持ちのラジオペンチで引っ張り出そうとするものの、ペンチが入らず…
困った…とりあえず、何かで導通させれば良いんだけど…と考え、思い浮かんだのがアルミホイル。
近くにあったセブンイレブンでアルミホイルを買い、小さくちぎってピンのところに詰めます。
エンジンが掛かった!
これほど原始的な修理で、エンジンが掛かる歓びを得られるとは。
何はともあれ、一つ目の問題はクリア。
電圧が低いほうのトラブルは…オルタネータのB端子に繋がるハーネスが切断している…。
ここは2年前の9月に、能登半島で切断したところ。
オルタネータをBP/BL以降のものに交換して、B端子の径も異なるので、切断したところに新たな丸端子をカシメていたのですが、再発してしまいました…。
生憎、電工ペンチと丸端子は持ち合わせていないので、切れた部分の配線にまたしてもアルミホイルを巻き、上から絶縁テープでぐるぐる巻きにしました。
再度、エンジン始動。
一発で掛かるし、電圧も13.7Vで安定。
良かった。
これで富士スピードウェイに行ける。
この時点で、静岡市、7時。
時間もないし、イチかバチか、第二東名に乗ることを覚悟。
これで高速道路上でストールするようなら、予定もすべて吹っ飛ぶな…と思いながらも、久々にトルク感のある愛車のアクセルレスポンスに、大丈夫だと言い聞かせながら、ETCのゲートをくぐりました。
ひたすらにアクセルを踏む。
久々の感覚です。
楽しい。
そして、富士スピードウェイへ。
入場ゲート前でAKIRA@BG5さんと出会いました。
1年ぶり、本当にほっとしました。
今年もここに来ることができた。
もう、この時点でLS2018の90%くらいを終えた気がしましたが、イベントはこれから。
予想はしていましたが、今年は最前列、一番前での展示。
洗車もしてないし、申し訳ない気持ちもありながら、今年も1台だけになってしまったBCを見てって欲しいという思いもあり、この場に愛車を並べられる歓びもあり…
今年は、大学のサークルの後輩も3人参加してくれて、感謝感謝。
自動車関係ないサークルでしたし、各学年4人前後という規模のサークルでしたが、毎年のようにLEGACYを購入する人がいるというのは、嬉しい限りです。
あとは例年通り、ぼんやり人のクルマを見たり、FSW内を歩き回ったりして、一日を過ごしました。
心に残ったことと言えば、スバコミブースの最初の挨拶が、株主総会での謝罪みたいだなぁ…ということ。
株主ではないけれど、全員がオーナーですから、そりゃそうかとも思いながら…
あと、午前中、ほとんどだれも聴いていませんでしたが、LEGACY開発者のトークショーも面白かったです。
『LEGACYが持っているグランドツーリングというのは、遠くに行きたいであるとか、いつまでも走っていたい、という気持ちだと思う』というBN/BS型のPJMの発言には、最近離れてしまっているスバルへの思いが、少し戻されたように思います。
遠くに行きたい、その思いで常にハンドルを握っています。
そんな無茶が祟っているとは思うものの、LEGACYに乗るというのは、そういうことなんだ、と妙に納得しました。
ジュネーブモーターショーで公開されたばかりのVIZIVツアラーコンセプトを持ち込んできたあたりにも、スバル、スバコミがユーザーへ歩み寄ろうとしていることを感じました。
でも、やっぱり一番気になるのは、BC型のLEGACY Gr.Aラリーカー。
なんども見てるし、いつも行ってるディーラに展示してある車両ですが、見れば見るほど、発見があります。
リアのナンバー灯ですが、明らかに大型車のものではないでしょうか?
丸囲みにカタカナの『フ』が富士重工製品であることを示していますし、おそらく、バスを生産していたころのものでしょう。
つまり、24V?
12Vよりも24Vのほうが有利とは常々言われていますが、Gr.Aマシンって24Vで動いていたんですか?
詳しいことは知りませんが、そんな気がします。
一日が終わっていき、ビンゴ大会、じゃんけん大会も、例年通りハズレでした。
ただ、レガレヴォで恒例となりつつある、アレの時間です。
勝手に歴代並べ。
今年はフットワークの軽い皆様によって、現行LEGACY以外のLEVORGを含む各世代が集まりましたね。
特に何をするワケでもないですが、クルマを並べて、写真を撮って、話して、笑って…贅沢な時間だと思います。
そして、帰路へ。
霧の中、県道147号で山中湖方面へ向かいました。
頂上を越えると、急に霧が晴れて、青空、眼下に広がる雲海。
そして、富士山。
BC型は、この斜め後方から見るのが一番美しい。、いやどこから見ても格好良いんだけど、このフロントからシャープに繋がる角ばったトランクや、滑らかに回り込むリアガラス、シンプルながらも存在感のあるリアランプ。
来て、良かった。
本当に良かったです。
帰り道、燃料ポンプはトラブル無し。
ただ、オルタネータのB端子は何度か外れ、繋ぎ直しながら帰ってきました。
250,000kmまで、あと16km。
そこから、また新居の駐車場で眠っています。
端子をカシメれば治る。
けれど、一度、ディーラで見てもらおうと思います。
今通っているディーラでは、クルマを見る力が足りないので、以前お世話になっていた整備士がいる店舗へ行こうかと。
そして、信頼感を取り戻して、今年の夏も走り回って、また、来年、お会いできるように…。
とにかく、治して、走れるようにします。
本当にご心配をおかけしましたが、また必ず、走れるようにします。
なので、また来年、お会いしましょう。
ありがとうございました。