10連休が終わろうとしている中、キーボードに向かっています。
製造業のため、毎年GWは9連休で、10連休という休みの長さに関してだけ言えば、さほどのインパクトもなく終わっていったのですが、そうではない部分で多くの思いが交錯する10連休でした。
というのも、連休初日が誕生日で、三十路を迎えてしまったワケなのです。
そして、三十路を迎える=平成元年生まれ、ということもあり、テレビで連日報道されることもあり、これまでになく天皇という存在について考えることが多かったと思います。
連休を迎える前の週末は、横浜にある八景島シーパラダイスに二日続けて行き、艦これのリアルイベント『第三次 鎮守府瑞雲祭』へ行きました。
1/1サイズで急降下爆撃もこなせる水上偵察機『瑞雲』を作り、展示するというインパクトに、2年前の富士急ハイランド、昨年のよみうりランドと、3年続けてのイベント参加でした。
三十路を目前にして、初めてジェットコースターに乗ったり、艦娘音頭を踊ったりと、本当に艦これというのは、新たなことに挑戦する機会を与えてくれる存在だな、と感謝しました。
連休前の週は、週の真ん中に出張があり、いろいろな偶然があって、舞鶴で艦これ6周年コラボ開催中のローソンに立ち寄ったりもしました。
そして、出張から帰ってきて、艦これ6周年イラストも描いたりしました。
そして、連休。
初日、誕生日を迎え、ふわふわとした気持ち。
三十路になったからと言って、その前の日と変わることなんて何一つ無いんですが、気持ちの持ちようというか、なんというか…
実家のある岐阜まで帰り、大学時代の友人と会いました。
PROBOXをマイカーにしてしまうような人です。
連休中は道路も混雑するだろうということで、クルマに乗ることはほとんど無し。
4/30~5/2に、新幹線で福岡県へ家族旅行へ行きました。
新元号『令和』が発表される前から福岡旅行は計画されていましたが、まさか『令和』の出典となった万葉集の序文が、太宰府と関係しているとは…。
もちろん、太宰府を観光しました。
あとは、もつ鍋を食べたり、明太子を食べたり、ゴマサバを食べたり…そして、ビールを飲む。
『令和』は、令い月に和やかにお酒を飲みましょうという内容だとかなり曲解していますが、それはともかく、美味しい料理で飲むビールは最高の一言です。
柳川へ移動し、舟下りを楽しみもしました。
柳川で4年前に食べた有明料理が忘れられず、再度食べる、そして当時食べられなかったものを食べることが、この旅の最大の目的だったのですが、なんと臨時休業…。
他の店舗で食事をしましたが、連休の最中、漁も漁港もお休みなんでしょうね…食べたかったものが食べられず終いで、また行かねばと決意を新たにしました。
岐阜に戻ってからは、何をするでもなく実家でゴロゴロして、連休最終日の前日、日曜日にひたすら下道400km(含む峠100km)を走って自宅に帰ってきました。
さて、本題。
改元は博多のホテルで迎えました。
Twitterをしながら、テレビを見ながら、どことなく年越しのような感覚でした。
平成生まれですから、先の改元は知りません。
とは言え、明治以降、改元=天皇の崩御だったワケですから、それはある日、唐突にやってきて、祝賀ムードなどあるハズもなく、元号が変わっていったことは想像できます。
2年前の夏、当時の天皇陛下がお気持ちを国民に話されたことについて、当時はそれが持つ意味というのも、さほど深く考えもせず、理解もせず、言葉を額面通り受け取っていたように思います。
いざ譲位、即位、改元というときになって、今回の譲位が持つ意味が分かったように思います。
NHKの番組を見ていて思いましたが、4月30日までは当時の天皇陛下(上皇様)に関する番組を、そして5月1日からは新たな天皇陛下の番組を流しているというのは、ただ報道するというだけでなく、二重権威にならないような配慮と共に、新たな時代に、新たな天皇陛下へと国民の心が向くように、巧みに仕込まれていたのではないでしょうか。
これまで、愛子様や悠仁様の誕生の折に触れて、天皇制等に関する報道はされてきましたが、この1ヵ月ほど、熱心に報道され、また国民の注目が集まることは無かったように思います。
“お気持ち”の放送は、2度目の玉音放送だと、書いている本がありました。
新たな時代に向き合うために、大きな転換期を作る。
先の大戦における玉音放送の意味をそう捉えるならば、今回もやはり玉音放送なのだと、私も思います。
平成が終わり、令和の時代となる。
それは、私が二十代に別れを告げ、三十路に踏み入れたことと同じで、その日を境に、急に何かが変わるワケではありません。
しかしながら、そのことを気にすることで、なんとなく変わっていく、そんな意識や雰囲気を醸成していく、それが“区切り”なのだと思います。
改元という時代の節目に立ち会い、思い、感じたことをなるべく忘れないよう心に留め、新たな時代に進んでいきたい、今はそう思っています。
今年は『挑戦の年』です。
新時代、明けましておめでとうございます。
Posted at 2019/05/06 20:04:32 | |
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