10年に一度の大寒波と言われるほど寒い日が続く今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
先日、結婚してから使い続けていたタバスコをようやく使い切ったので、新しいタバスコを買いました。20年ぐらい?かかってようやく使い切った感じです。
最後の方は色が茶色になってしまっていましたが、「ちょっと酸っぱいな」と思うぐらいで、特にお腹を壊すこともありませんでした。
賞味期限は5年とのことなので、それを過ぎたら使うのは止めた方が良いそうです。我々は大丈夫でしたけどね…(^^;
さて、先日、久しぶりに百里基地に行ってまいりました。
何故かというと…、
インド空軍との戦闘機共同訓練(ヴィーア・ガーディアン23)があったからです。
なんでインド空軍との訓練を見に行ったかというと、航空自衛隊の発表にSu-30MKIという記載があったからです。
Su-30MKIですよ。
ロシアが誇る戦闘機スホーイですよ。
エースコンバット2のオープニングムービーで初めてその機体を見た時から「なんてカッコいい戦闘機なんだ!」と感動し、実機を見ることなど夢のまた夢と思っていた機体が、なんと、日本で見られるという、この、どう表現したら良いのかわからないほどの興奮を覚え、「これは、行かねばなるまい。」となったわけです。
思い起こせば、
以前、百里基地に行ったのはもう3年前になりますか。
今では「魔の金曜日」という言葉の意味も理解し、行くなら月〜木曜日の間という認識も持ち合わせていますが、当時は、そんな情報もなく、闇雲に百里基地を訪れ、悲しい思いをしたものです。
というわけで、今回は仕事のスケジュールと睨めっこしながら、16日の週に行くか、その次の週に行くか…、と相当悩みました。
元々、23日の週は寒波の影響もあって、天気の予報が良くなかったこともあり、16日の週に行く方に気持ちは傾いていたのですが、1月16日以降、Twitterを賑わす百里基地関係のツイートを眺める度に「バンバン飛んでいるうちに行かないと見逃すのでは…」という思いが強まり、早めに有給をもらって百里基地に行くことにしました。
3年前に行った時は、早く行きすぎて暇だったので、今回は少し遅めに出かけました。
現地近くに着いたのは8時30分頃でしたが、すでに道端にギャラリーが沢山いて驚きました。
前回、車を止めたホコ天区間はすでに車がパンパンに駐車してあり、とても停められる感じではなかったので、今回、初めて茨城空港の駐車場に停めて撮影することにしました。
私、初茨城空港です。
これが噂の退役したF-4の機体かぁ〜。前回来た時は全く飛んでくれなかったので、ようやく近くで見ることができました。
去年、再塗装されたというだけあって綺麗ですね。
茨城空港のロケーションは、全く下調べをしていなかったので、どこで撮影するのが良いのかもわからなかったのですが、カメラを持った人が空港の展望デッキの方へ行くのが見えたので、私も後について行きました。
すでに何機か離陸する音が聞こえていたので、焦って展望デッキに行くと、目の前でフランカー(Su-30MKIのコードネームです。)が轟音とともに離陸していく姿があるではないですか!
あ〜、ヤバい!と思いつつも、滑走路にはまだ2機のフランカーが控えていました。
おぉ!間に合った!と感激しながら、シャッターを切ります。(展望デッキの柵でモヤってますがご容赦ください。)
おぉ〜!かっけ〜!
その後、空港の上を先に離陸したF-2とフランカーが編隊飛行で通過していきました。まさか、日本の戦闘機とスホーイの機体が同じ空を飛ぶ光景を見る日が来るとは思いもしませんでした。
最後に離陸したフランカーはハイレートクライム(急上昇)を披露。
「青い」と言われているアフターバーナーを見ることもできました。
旋回中の後ろ姿。憧れのカナード翼を見られて感動です。
今度は、フランカー2機とF-2が1機の編隊飛行を見せてくれました。見ればわかると思いますが、フランカーはとても大きいです。自分の目で見ても「デカいな」と思いました。
下から見てもカッコいい。
一通り離陸してしまって時間ができたので、着陸を取るために、もっと滑走路に近い場所に車を移動しました。
臨時駐車場として開放されていた砂利の駐車場をノロノロと進み、フェンス際の良さげなところに脚立を置いてフランカーの帰りを待ちます。
着陸に備えて旋回中のフランカー。遠すぎてかなり厳しいですが、背中を撮ることもできました。
着陸態勢のフランカー。
エアブレーキの裏側は黄色で塗られていました。
午後は順光を狙って、以前来た時にも訪れた北門に移動しました。
その日までの訓練傾向から、フランカーは午前中しか飛ばないという噂が広まっていたせいか、午前中の訓練が終わったら、さっさと帰っていくギャラリーも多くいました。
私は天候がどんどん曇り気味になって寒くなっていく中、飛ぶのか飛ばないのかわからないフランカーの動きを待ち続けました。
しばらく、何も動きがなかったのですが、どこからともなく轟音が響き渡り、慌ててレンズを向けると、なんとF-15が飛来。
どうやら小松基地から来たアグレッサー部隊とのこと。
おぉ〜、初めて見ましたアグレッサー。カッコいい。
こちらノーマル塗装のアグレッサーです。
その後、しばらくしてからF-2が4機ほど上がっていきました。
F-2も好きです。この「対艦番長」の異名を誇る機体を知るために、ドイツやインドが合同訓練に来ているとのことですから、生フランカーを拝めたのもF-2のお陰です。感謝。
訓練を終えて駐機中のフランカー。動かさない時は推力偏向ノズルは下に向いているんですね。
F-2やT-4と一緒にフランカーが駐機している風景。なんとも言えません。
F-2がまとめて飛んで行った後、周りの人もパラパラと帰り始めたので、私もそれを見て帰途につきました。
家に帰ってから、フランカーの模型が欲しくなり、ネットでいろいろ探しましたが、Su-30ってあんまりモデルとしては出ていないんですね。
F-toysという、いわゆる食玩のシリーズにSu-30MKIのインド空軍モデルがあり、それが某オクに出ていますが、定価600円ちょっとのものが3,000〜4,000円で落札されているような状況なので諦めました。(ちょっと前のインド空軍のモデルなので、完全に同じ機体ではないということもあります。)
他に何か目ぼしいものはないかな〜と思いネットサーフィンをしていたところ、「そういや、前に買ったまま作ってない技MIXのプラモがあったような…」と思い出し、押し入れを探してみると…
あった、あった。スホーイだけでこんなに買いだめしてたんだなw忘れてました。
しかし、作っても飾る場所がないんですよね〜。困ったな。他にもF-2とか何個かあるんです。
これは、前に買って作ったSu-37のエースコンバットシリーズのものです。(上の写真の一番上にある箱の中身です。)
ちなみに、これは、
以前紹介したときに失敗したやつの再チャレンジ版です。すっかり、忘れていて取り上げる機会を失っておりましたが、一応、それっぽく出来たので飾ってます。
現代のスホーイの機体は、型番が違っても見た目はほぼ同じなので、これでも十分楽しめます。
今回の百里基地の撮影は、以前と同様、Canon 5D markⅢにタムロンの150-600mmをKenkoのテレコン×1.4で840mmまで伸ばした仕様で行いました。
ただ、タムロンのレンズは純正ではないこともあり、ピントが来るまで時間がかかり、なかなか思うような撮影ができませんでした。
テレコンが悪さをしているのかと思い、途中で外しましたが、あまり変わらなかったです。
周りで「ジジジジジ」というミラーレス特有の電子シャッター音が高速で鳴り響く中、私の5D markⅢは、6コマ/秒という、今の時代ではかなり遅い連写性能の上、「カシャッ!カシャッ!カシャッ!」というシャッター音が目立って、結構恥ずかしかったです。
それでも、自分のカメラでフランカーを撮ったという証拠を残せたので満足です。
綺麗な写真は、Twitterで上手い人が上げている写真を眺めて楽しみたいと思います。
話は変わりまして、先日、ふとミニカーを検索していたところ、グランツーリスモSPORTに登場するRX-VISION GT3 CONCEPTのミニカーが発売されることを知りました。
東京モーターショーでお披露目されたRX-VISIONをレーシングカーにモディファイした架空のモデルです。カッコいい。
私もグランツーリスモSPORTの中で沢山乗りました。高音のロータリーサウンドが堪りません。
調べると、
マツダのオンラインショップでしか販売しないとのことなので、売り切れる前にとっとと買ってしまおうということで、発売日に速攻でポチりました。
で、届いたミニカーがこちら。
なかなか良い出来ではないでしょうか。良いお値段なので当然ですが。
お尻です。
ミニカーには、専用のデザイン台紙が付いてくるので、こんな感じで飾ることができます。
今回は自制心を働かせて、箱から出さずに眺めるだけにしておきます。
売り切れたら転売ヤーによって高値で売られるでしょうから、興味のある方はお早めに購入された方が良いと思います。
まだ寒い日が続きそうですので、お身体にお気をつけてお過ごしください。
では、今回はこの辺で。