なんか疲れてたせいか寝落ちして、昨日のブログ上げたりしてますが(w
そういえば、昨日サウンドシャキットを視聴させてもらったりしました。
皆さん、何か絶賛してるんですよね。
聞いてみて、成る程って感じで仕組みが判りました。
デジタルシグナルプロセッサ(DSP)で、音域やエフェクトをコントロールする製品って事ですね。
仕組み的には、市販のものでも実現は可能な機能でもありますけど、コンセプトがかなり違う製品という感じです。そういう意味で面白いなぁと。
エフェクトは、広がりを持たせる機能ですから、中級~上級のヘッドユニットなら、大抵は持っている機能です(スタジアムとかホールとか。要は反響音を擬似的に作り出して、空間的な広がりを演出します)。
そして、中低域などでブーミーというか、こもりやすい音域をDSPイコライザーで下げたり調整したりとかしています。だから音がスッキリする印象が得られると。多分、下げた分は擬似的にバスブーストとかで補ってる感じですし(細かくは判りませんが)。
基本的には、この2つの組み合わせで音を良くするというか、聞きやすくする仕組みになっているわけですけど、既存の技術を使いながら、コンセプトが大きく違う点が2つあるかなと(DSPでの調整の仕方も、普通の市販品とは少し違いますけどw)。
一つは、今までの後付けDSPと違って、スピーカー出力の間に噛ませて、それにエフェクトを掛けて内蔵アンプで出力するってところです。
外付けのDSPユニットの場合、今までは普通はRCAで入力して、それを外付けアンプに出力します。つまり外付けアンプが必須だったわけです。
サウンドシャキットの場合、50W×4=200W級のアンプを内蔵しています。ある意味、それはアンプ出力は選べないって事ではありますけど、これを取り付けるターゲットユーザーのヘッドユニットの出力は、どう考えても15~30w×4前後でしょうから、これだけでも充分パワーアップかなと。
そして面倒な配線は不要。スピーカー出力の間を外して間違えないように接続すればO.K。外付けアンプでも、スピーカー入力が可能なものは沢山ありますが、DSpまでは内蔵してないですから(汗)。
DIYがちょっとできる人なら、加工も何も要りませんから至極簡単かと思います。
そしてヘッドユニットも選ばないと。
もう一つは、その操作の簡単さですね。
先にも書きましたが、機能自体は中高級クラスのヘッドユニットなら持ってる機種もあります。けど、じゃあそれを使いこなせるかというと・・・使えてる人は、あまり居ないんじゃないかと(爆)。
エフェクトにしても、デフォルトでスタジアムとかホールとか、色々あるわけですけど、擬似的にそういう場所の音響に近い状態を作り出しても、だから何?って事です。それが聞きやすいのか?というと、別に「それは別にして」って話になってしまうと。雰囲気だけ楽しめても、しまいにあまり使わなくなります。。
結局はデフォルトで使うか、自分好みに各種設定を弄るわけですが(音場を少し広げると、結構聞きやすいんですよね)、その各種設定がとても面倒で判りにくいのが多いんですよね。。いやほんと(私は好きだから弄り廻してましたが)。
それに対して、サウンドシャキットの場合、ボリュームで操作して好みのエフェクトにできると(メーカー設定ではありますが)。細かく各数値を操作するより、その方がシンプルで判りやすいんですよね。音を聞きながら変えられますし。
要は、高級機に付いていた調整機能を、とても判りやすく何種類かデフォルトセッティングして、操作も単純明快にしたって事ですね。
しかもそこの調整は、既存のものを調整するだけではなく、DSPの機能を利用してさらに細かく色々な部分を煮詰めてる感じですから、普通のDSPとイコライザーだけでは難しい。。かもしれません。
多分、車好きな人に説明するなら、こう書いたらいいのかなと思うんですが、吊しのチューニングECUか、サブコンみたいなもんです。はい。
オーディオの場合には、フルチューンに近い調整が出来る高級機もあるわけですが(別アンプやサブウーファーまで行くと、バランス取るの凄い大変です(汗))、機能があったところで、正直それを使いこなして快適な音場にするのは、もの凄い大変です。これはECUのセッティングでも同じと思いますが、アッチをやればこっちが駄目、みたいなところは共通項かなと。
けど、普通にipod聞いてラジオ聞いてるレベルの人には、そんなカリカリのチューンなんて必要ないわけです。ある程度メーカーさんで調整済みのもので、ポン付けで調整も自分の好みに多少出来れば充分ですよね。
そういう意味で、DSPとアンプ付きでこの値段、取付けも操作も判りやすいってのは、いいところに目をつけたなぁと思いました。
DSPなんて、普通はそれだけで5~6万円以上するんですよ。もの凄い調整機能も沢山ありますけど、そこはあえて棄ててアンプ一体で安くってのは、成る程と思います。アンプ自体はそう高くはないですけど、内蔵しちゃうのが判りやすいと。50Wというのは普通の高級ヘッドユニットと同等ですけど、スピーカー自体が純正含めて安いものは50Wまでしか耐えられないものも多いですから、これはこれでいいのかなと。それに、外付けアンプ接続が可能になると、音場の調整が途端に難しくなります(車用アンプは、特性がメーカー毎にそれぞれかなり違うので)。ここは割り切りが必要なところでしょう。
あの場では、ちょっと専門的な話になるので話すのは躊躇したんですが(汗)、こんな感じで色々ぐるぐる頭の中で考えてました(爆)。
プロが調整したシステムには敵わないですけど(ふぁんたじすたさんのオーディオ聞いて、圧倒されちゃいました(汗))、私の車の音も、そのうち聞いて貰ったらいいのかなぁ。CD持参していただければ、いつでもどーぞってことで。。
※自分好みに調整しちゃってるのですが、人に合わせて微調整も可能ですし。
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Posted at
2006/11/05 15:52:23