商品名:ソリオバンディッド MA37S用 TWS0392 D.A.D レザーシートカバー コンフォートモデル スタンダードタイプ 1台分 GARSON ギャルソンDAD。
この商品を注文したのが2月9日。コロナや中国との部品調整などで待つこと3ヶ月。ようやく届いたものの、車の持ち主さんと時間を合わせないと作業出来ないため、本日の取付になって仕舞ったんじゃ。
DADと言うカー用品専門を語るメーカーのもので、高級合成レザー仕様なンで高いんじゃが、そのままの方がファブリック生地で柄も格好良いとは言ったもんの、オーナーさんが皮張り好きなもんで・・・。
パーツも多く作業も多めで、皮寄りの生地じゃでヘッドレストのところなどはキチキチで苦労したぞ(少し破れそうになるンで慎重に)。
15時からの作業じゃで、今日中に全部完了させるつもりはないんじゃが、せめて前だけは終わらせられれば・・・と思ってスタート!
先ず、鍵を借りてソリオバンディッドをガレージから出してきたぞ。
DADのシートカバー、箱がでかいのぅ。
パーツリスト。
大変そうな予感がしたり・・・
商品品質向上にたゆまぬ努力をするそうじゃ♪
期待させてくれるわい。
前席の背もたれ用。
Dシートのはアームレストがあるンで、その穴を見つければ判断しやすい。
ただ、裏地にきちんと記載があったぞ!
流石、しっかりしとるわい!
前席の作業で必要なのは、先ずこのテーブルを外すことじゃの。
くそ丁寧に12mmボルトが6本も留まっとるわい。
少し潜り込んでの作業になるンで緩め難く~。
先に両端を外して仕舞えば、トレイ本体を下へずらすことが出来たので、残りの4本の作業が楽になったぞ。
じゃが、一本一本がやけに長い上に、ネジロックが塗られとるもんで結構時間が掛かったわい。
次にアームレストを外すぞい。
キャップ、ぬるっと外れたぞ。
その中のボルトは、、、
ここのボルトも12mmじゃわい。
カバー取付作業は、先ずは座面からじゃな。
前後を引っ張るバンドもあるンじゃが、下側をすぼめて張りを得るためのひもがカバーのエッジに通してあるンで、それを締めて位置決めしようかの。
じゃが、普通に引っ張っただけで切れてしもうたわい😲😡
何じゃこれ!?
100%中華製品の方が強いんじゃないんかい?
こんなに切れたンで、真ん中で縛ることが出来なくなったンで焦った・・・。
じゃが、前後をひっぱるベルトに付けられとるバックルに結わえてから、そのベルトで前後を突っ張ると、ヒモも強めに引かれてちょうど良くなったわい。
事なきを得たンで、両脇の垂れ下がり部分を外観カバーの中へ隠しましょうかの。
両サイドのスカート、上から被せるンではなくてシートの外観カバーの中に差し入れて収納せいと説明書に書かれとったが、そんな事しとったら、傷や折れ曲がりが出て別の問題になりそうじゃで、わしはカバーを全部外しての作業でクリアじゃ。
内面のはちょっと複雑。
じゃが、スイッチ付きカバーもヒンジカバーも容易に外せるンで、シートカバーをぴっちり取付てから、その上から外観カバーを元に戻せば、とってもキレイに仕上げられたぞぃ。
スイッチ付きカバーには、後方部にビス止めがあるンで要注意じゃぞ。
一つ出来上がりじゃ。
ヘッドレストは、かなりきつめで大変そうじゃが・・・。
結構きつめじゃったぞぃ・・😅
何とかここまで収納出来たんで、少しベロを引き寄せて、、、
下の樹脂レールに、上の樹脂板を皮ごと差し入れたら、、、
出来上がりじゃ。
きちきちなンで、円の切り抜き部分に亀裂が生じたものの、入って仕舞ったあと、そこにこれ以上負荷が掛からンので大丈夫のようじゃ。
どこもかしこもピッチピチじゃで、毎回引っ張りながら寄せながらの作業になりますぞ。
そうしないとファスナーが締まらンので手抜かり無く!
では、外したテーブルを元に戻しましょうかの。
背もたれのシートカバーの方は、なかなかバシッと納まっとりますぞ。
Dシートの出来上がり。
ここまで1時間半かかっとったわい!
(車内に掃除機掛けとったしの)
現車には付いとらんシートポケット。
これ、スズキ車あるあるで、何故か運転席の後にはポケットが無いんじゃよ。
わしのスティングレーも同じじゃ。
元々オーナーが付けとったクッションマット類を戻したら、Dシートのは終了じゃ。
クッションを取り付ける前に、全体の様子を撮っておけば良かった!
座面はこんな感じ。
所々にある凹みは、箱に入ってたときにカバー部品同士が接触してて出来たものじゃで、追々解消されると思いますぞ。
シート土台の樹脂カバーに、シートカバーがキレイに入っててばっちりではないかい?
助手席の作業に入りましょうかの。
Dシートの時と同じようにリアのトレイを外してしまおう。
こっちにはアームレストもない上に、シート下収納があって座面が浮き上がる構造じゃで、かなり手間が省けそうでらっきーじゃ。
座面を浮かせられるンで、取り付けは簡単!・・・と喜んだのじゃが、、、
前後を縛るベルトが、シートが差し込まれる側の縫い合わせに共締めで縫い付けられとったものが、事も有ろうかベルトがほつれて抜けてしもうたではないかい!😱
本来は、青の斜線で示す部分に差し込んで縫い付けられとったものなんじゃが、ベルトの切断面が熱処理やその他の補強が施されとらんので、切り口がささくれなっており、ほつれて縫い合わせから剥がれてしまって・・・。
ぶっさいくじゃのぉ!欠陥だらけ。
DADって結構前から知っておったンじゃが、今後は無しじゃわい。
じゃが、やりかけじゃで片方のベルトだけでも何とかなるか‥と思って作業を続けたのもつかの間、肝心のもう片方までもがスルルっとほつれて、画像では糸一本でぶら下がっとるものの、このあと呆気なく抜けてしもうたわい。
ダブルパンチで取付不可能かと思ったンじゃが、販売店は、「作業をした場合の商品は対応しない」っちゅうスタンスじゃで、報告しても何の解決も出来ないと言う、同梱されとった耳障りの良い手紙の内容とは全く異なった対応なんで(これは今日の取付のあと報告した返事で判明)、ここはわしの得意技、『リカバリーパワー』で乗り切らんといかんじゃろ!
椅子の裏にあったボルトに、このベルトの片方を固定すれば、シートカバーの肝心な部分の巻き込みが出来るぞっ!
こんな感じで。
ベルトの端っこを二重にして、貫通穴を開け、ワッシャを通したボルトを差し込んで、、、
しっかりとボルトで留めたらOKじゃ。
両方同じ作業をして完成。
これでバックルで思いっきり締めても問題なし。
収納作業では、上側の面がバックシートの下部に差し込まれるンじゃが、抜けたところのベルトが留まっとらんと、閉める時にカバーがめくれ上がって仕舞うんじゃ。
最初はそのまま外周のひもだけで縛れないかとやってみたんじゃが、背もたれのカバーを取り付けたあとで座面を下げると、案の定カバーがめくれ上がってしもうたんじゃよ。
ボルトで共締めは、咄嗟のリカバリー方法じゃったが、けがの功名で、安心感は縫い目に負担の掛かるシートカバーに縫い込んだベルトよりも、こっちの方が高いぞい。
こんな感じじゃ♪
座面の前方は(画像で言うところの下側)、経時的にも寄りが出るわけでもない部分じゃで、既存の縁に通ったベルトの絞りだけで納まってくれとりますわい。
一連の欠陥2カ所は、画像付きで販売者に連絡したものの、返事は無責任極まり無いものじゃったわい。
腹が立つものの、取付を止める訳にもいかンので作業を完了させてしまったンじゃが、詰まらん回答に虚しさだけが募るのみ。
販売者、買った人間がわしで運が良かったよのぅ!(自分で言うか^^;)
とんでもない欠陥のせいで、余計な時間を費やしてしまい、今日はここまででタイムオーバーじゃ。残った後部座席の取付作業は、次の天候が良い時まで延期。
ではでは~🍀