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2006年発売の古〜いPCのチューンナップです。

わざわざ，こんなポンコツを購入して再生利用するのには理由があります。


今の私の勤め先は製造業でして，そこには製造機器や測定機器が沢山有るのですが，これらとセットで必要になるのが古いPCなのです。

多くの機器はRS-232C（シリアルポート）で接続する仕様になっていまして，これをUSB⇔シリアル変換ケーブルを使うと何故かトラブルに遭う確率が上がってしまうのです。

ソフトウェアも古いものが多く，最古のものはWin98SE用だったりします。
製造機器は毎日稼働しているため検証できるチャンスが少なく，ようやく1年ほど前にWinXPで動作確認が取れたためこのチューンナップPCに移行できました。

多いのがWin2K時代の物。
これらのソフトウェアはWin7(32bit)で正常稼働できる事を確認しています。もちろんサポート対象外ですが💧
・・・で，写真の個体で通算8台目になります(^_^;)


最新OSに対応した専用ソフトウェアを導入するためには，機械側を最新のものに置き換える必要が出てきます。
めちゃくちゃ高価ですので，壊れてもいない機器をそう簡単には買い替えなんてできません。

故に，このような古いPCが必要になっているのです。


CADやシーケンサ用などを始めとした開発用ソフトウェアは（少しタイムラグはありますが）最新OSに順次対応してきているので安心です。



右がオリジナルの「Intel CoreDuo T2500」
左がチューンナップ用「Intel Core2Duo T7600」



右がオリジナルのHDD/80GB。激遅です💧
左がチューンナップ用SSD/120GB。これで体感的に爆速になります♪



話が前後しますが，
WinXP時代で運用中，AC/DCケーブルに足を引っ掛けて落としたようで大きく陥没しており，現場でビニテ簡易補修？されていた部分の補修も行ってあります。
完全分解してカバーだけを取り出し，陥没した破片を繋ぎ直して，瞬着パテ「プラリペア」で裏打ちしました。破片が不足している部分はそのまま盛ってます。恐らく，割れていないときより強度が増していると思います。

最後に表面を整えて塗装まで行う予定でしたが，作業時間不足のためここで終わり。残念無念。。。
チューンナップより修理のほうが楽しかったりします♪（笑