2017年05月25日
踏ん張りどころ
とうとう具合が悪くなり自力で解決が厳しくて病院へ行った。
咽頭炎だそうで完全にちびのが移った。声が出ないし。悲惨。へこむ。治りが悪い。
診察まちの間に生後6ヶ月前後の赤ちゃんをおんぶしていた若い母親が途中から来た。
赤ちゃんは特別具合が悪いわけではなさそうだった。
暫くしてその母親にベテランの看護師が話しかけてきた。私の目の前で話していたので聞きたくなくとも内容が耳に入ってきた。
2日前くらいに予防接種を受けたが、ネットで調べると、打った後の腫れ具合がネット情報とは違うから心配で来たとのこと。
看護師さんは、赤ちゃんの腕を見て全然平気だよ。と言った。でも先生の意見を聞きたいんでしょうからもう少し待っててね。と言われていた。
今どき、注射ひとつでもネットの情報を信用するのは驚いた。
診察を待っている間に赤ちゃんはぐずぐずしたり叫んだりして、少しだけ熱もあるみたいだが至って元気に見えた。
結局、診察を受けるも、気持ちの良い回答はもらえなかったのか、最後にまた同じ看護師さんに励まされて声をかけられた時、気が緩んだのか、その人は泣いていた。
その気持ちがなんとなく分かるから自分ももらい泣きしそうになった。看護師さんが、一生懸命大丈夫だから心配しないで。と優しく言っていた。
子育てがシンドイと感じるのは本当に最初の3年半くらい。
あらゆることに神経質にもなる。
風邪を引けば会社には行けないし、病院行って処方される薬は効きが悪いのかと疑うくらいすぐに良くならないし時間がかかる。
寝れないなんて当たり前だし、ぐずぐずされたり、ミルクを飲んでくれないと不安で胃が痛くなる。もう最初からなんも自分のことは出来ないと諦めた方が楽だ。
早く良くなって欲しいとか、なんでうちの子だけがって自分を責めたり、子どもが具合が悪くなる度にやり場のないため息が増える。ネットに逃げても答えを求めても現実は変わらない。
育児が想像以上に恐くて仕方ないといった子育てに対する恐怖心を覚えたりもする。あんなに未来は幸せいっぱいだったはずなのに。て。
子育ては、母親にしかできない未知の体験が沢山生まれる。もちろんいつもうまくはいかない。
たくさん泣いて、たくさん笑って、悔しい思いをして、やがて親らしくシオらしくなってゆくものなのかもしれない。
それらの経験が自分自身をも強くする。
今は複雑な気持ちが強くても、子どもがいる生活は絶対に必ずあって良かったと思える。
私は、そう思ってるし、自由は多少なくなるけど、喜怒哀楽が増えるし生き生きするし良かったと思ってる。
後悔なんてない。
これからも、その先の向こうでもずっと…
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Posted at
2017/05/25 19:22:15
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