たれ蔵のブログ一覧

プジョー308のハイブリッドを買ってちょうど一年、
太陽光パネル設置から8か月なので、
成果を振り返ってみました。

まずは緑のヤツから。
OBD2スキャナでハイブリッド関連のデータを読んでみました。





走行距離12248km、そのうち純EV走行が5664km、
燃費が16.7L/km、電費は4.44km/kWhでした。
あれ、燃費計の数字より悪いような・・・

ガソリン179円/Lとして11円/km、電気代36円/kWhで8円/kmですが、
税金と補助金を差し引くとどちらも8円/kmなので、
電気のコストが安いわけではなく、単なる節税ですね。
実際はほぼ太陽光発電なので、売電価格の17円/kWhから計算して4円/kmとなります。


そして太陽光発電の収支は・・・
青がTEPCOから購入した電力、緑が実際の消費量で、その差が自家消費分、
オレンジが売電量です。



３-10月の8か月間の積算で、

本来の電気代　123554円
実際の電気代　54178円
売電収入　75174円
差引利益　144550円

自家消費率が当初の想定36％→実績31％とちょっと低めですが、
発電量が想定を超えてるのでプラマイゼロで、
太陽光発電システムは7年償却ぐらいですね～

そのCO2削減効果は・・・
発電量6880kWh x (0.451 - 0.047)kg-CO2/kWh = 2780kg-CO2

緑のヤツと青いヤツが飲んじゃったガソリン相当分のCO2発生も相殺して、
スコープ１＋２のネットゼロ生活♪

先日名古屋に行って、
あんかけスパゲティ―
からの手羽先



大変おいしゅうございました😋

12000キロ走って、後より前の方が溝が浅くなってきた・・・
右はガリ傷修理の時に前後入れ替えたので、
左だけローテーションします。
二階からジャッキと馬持ってくるのが一番の重労働ｗ



せっかく外したので裏側を洗います。



そして取り付け



スタンドで空気入れて空気圧（回転差）センサをリセットしました。
秋冬は空気圧要チェックです。
タイヤ温35℃から5℃まで下がると、漏れてなくても空気圧が一割下がります。

(5+273)/(35+273) = 0.90


そしてガラスコーティング剤が届きました。



開封の儀
施工説明書はついてなくて、登録した業者しか見れないらしい・・・
けどネットで拾えましたｗ



ふむふむｗ

家内と仲良く一本ずつガリってしまったホイール、
修理の難しいダイヤモンドカットなんです・・・

ググった情報＆推察によると、
ダイヤモンドチップで旋盤加工したアルミに
塗装せずクリアを塗ってあるので、パテが使えないらしい。

ちゃんと直すには①専用装置でダイヤモンドカット、傷の底の深さまで削り取るか、深ければアルミを溶接で肉盛り

②アルミ光沢のある（ハイパーシルバー？）塗装での補修もできるけど、
見た目が同じにはならないのであまりお勧めされてないようです。

素人が補修するには
③リム全周を削ってダイヤモンドカットの縞模様が最初から無かった感じに仕上げる
④補修後にリム全周を塗装
⑤傷の部分だけ削る

この中で一番楽な⑤でいってみます。

失敗する可能性もあるので、傷の浅い中古品を一本ポチってDIYに挑戦♪
使った磨きグッズ



まずは傷の浅い方からGO



＃240のペーパーでごしごし



瞬殺！アルミって柔らかい♡



#400→600→1000→3000→7500→9800と番手を上げて磨いていくと・・・
ツルツルすぎると逆に目立ってダメなのね。



#40の木工用紙やすりで、自分がNC旋盤になったつもりで傷をつけますｗ



ヘアラインを残しつつ、周りと質感が合うように磨いてゆきます



塗装グッズ。



脱脂→プライマー→クリア→ぼかし剤
キャップ外すとクリアとぼかし剤の区別がつかないという（爆）



完成！
指さしても嫁さんがわからない程度になりました♪



そして、やや傷の深い二本目



もうちょっと



傷が消えて、リムが薄くなりましたｗ



外側のRを復元して、ヘアライン傷をつけて適度に磨きました



境目をよーく見ればわかりますが、
老眼のメリットを感じますｗ



塗装して車に付けて完了！
アストロのトルクレンチ初めて使った♫

ステランティスからリコール案内の封筒が届いてて、
細かな不具合がありそうなシステムのアップデートがようやく来たか♡
と笑顔で開けたら・・・



「マフラーにドリルで穴を開ける」って　(;ﾟДﾟ)!

想像の斜め上を行く暴挙！

「全車両、ドリルで穴を開ける」　（怖）

（写真はイメージです）



308乗りに聞いたら、

「ああ、冬に実際エンジン走行できなくなった」（海外の北国）
「症状が出てタイコに穴開けて対応済み」（日本）

って事で、世界的にトラブってるらしいｗ
フランス車を買ってようやくフランスの危うい香りを感じました。

ディーラーに穴開けれられるのも癪にさわるので、

「自分でタイコに60Φの穴開けるので結構です！」って言ってみようかなｗ

触れてはいけない禁断のテーマ
「電気はガソリンよりほんとにエコで経済的なのか？」

電気とガソリンどちらがエコか、
ハイブリッド走行と電気走行の比較になりますが、
自分のプジョー308プラグインハイブリッドで考えてみます。

実燃費がハイオク18km/L、電気5km/kWhぐらい。
電気代は契約条件によって大きく変わってきますが、
東電の普通の50Aプランで7月の電気代を使用量で割ると31.4円/kWhでした。
その他の数字は表をご覧ください。

まずは１キロあたりの燃料費を比べてみると、
電気　6.3円/km
ガソリン　10.3円/km
電気代が高騰した今年一月には逆転してましたが、今は電気の方が安い。

次に、税と補助金を抜いた価格で比較してみます。

電気には消費税以外に電気事業者が負担した税金、
水利使用料、道路占用料、燃料にかかる石油石炭税、
ぜんぶ合わせて消費者が払う金額の16％が税金だそうです。

ガソリンの場合、リッターあたり揮発油税48.6円、地方揮発油税5.2円、
石油石炭税2.04円、温暖化対策税0.76円、さらに関税も含めて60.9円。
そこに消費税10％。税金に対してさらに消費税がかかる二重課税。
ハイオク185円とすると35％が税金。

現在の補助金は、電気が7円/kWh、ガソリンが12.1円/L。

で、税と補助金を差し引いて計算してみると・・



電気　6.8円/km
ガソリン　6.6円/km

げげっ！電気の方が高いじゃないか！
発電コストの高い日本において、
ガソリンより電気がお得な理由は、
単に税率と補助金の差だったw



そしてこれとこれを元に計算したCO2排出量は・・・

電気　0.090kg/km
ガソリン　0.129kg/km

電気の方が3割も少ないと考えるべきか、たったの3割なのか・・・
だって、日本の電源構成が化石燃料依存だから♪



製造時の環境負荷も加味すると・・・
安心して下さい、電気の方がエコです。



と言いたいところですが、
元データは日本でなく世界平均の電源構成に基づいてます。

同じ資料に電源構成の影響も載ってるのに触れないところが確信犯的ですな・・・

LCAを算出した文献で、日本の電源構成を考慮すると、
①それでもEVが有利、②バッテリー交換も考えるとガソリン車とトントン、ってのが現実のようです。

じゃあEVでなくガソリン車に固執してりゃいいのかと言うと、
今後EVの低コスト化が進んで電源構成も改善して
コストでもCO2排出でもEVが有利になっていくのは明らかなので、
EV産業を育ててEV技術の蓄積、
低コスト化と供給能力確立を進めないと（特に電池）
日本の車産業が死んじゃいます。

日本の車メーカーもかつてはEVよりハイブリッドの方が合理的、
低燃費のガソリンやディーゼル車がいい、
とEV化の流れに抵抗してましたが、

イッツアスモールワールド、世界はひ～とつ～　なのです。
日本では、って発想では日本の車産業がガラパゴス化して
世界の中で没落していくんですよね～

エネルギー政策も含めてEV化に無理やりでも同調していく事で、
無理と知りつつも2050年のカーボンニュートラルを目指し、
無理と知りつつもテスラやBYDを追い越す気概で、
完成車やEV部品のシェア低下を食い止めねばならないのですｗ

ちなみに、今回は東電の普通なプランで試算してみましたが、
電気代を深夜電力割引、自家発電、業務用電力などで安く仕入れることで
運用コストが大きく下がります。
うちは9割方ソーラー発電の余剰分を使って充電しております・・・

なので、

ホントにEVを知ってる人はガソリン車に乗ってる率が意外と高い（爆）