この冬、電気料金がクッソ高くなった、
と感じてるのは私だけでは無いと思いますが、
電気料金の仕組みが難解なので、調べてみました。
料金体系は電力会社と契約条件によって違いますが、
東京電力、関東エリア、スタンダードS、50A契約の例です。
まず、契約アンペア毎の基本料金と、
電気使用量に応じた三段階の料金。
なんだか使えば使うほど割高な料金を払わされてる印象ですが、実際はそうでもなく、
燃料費調整額なども加えて昨年12月の料金をグラフ化してみるとこうなります。
120kWh以上使えば使用量にほぼ比例、
使用量が少ない家庭は、基本料金は変わらないので割高になっちゃうところを
電気料金単価を下げる事で負担軽減しているイメージです。
そして、電気料金の内訳は、電気代がMAXだった昨年12月の場合、
基本料金:1430円
第1段料金:19.88円/kWh
第2段料金:26.46円/kWh
第3段料金:30.57円/kWh
再エネ賦課金:3.45円/kWh
燃料費調整額:12.99円/kWh
昨年後半から電気代が上がった要因は、毎月変動する燃料費調整額なんですね~
毎月の使用量を500kWhに固定するとこうなります。
kWhあたりの単価は35.6円(2022年1月)→45.8円(12月) 29%増加。
燃料費調整額が無視できない金額なんですね~
電気自動車の経済計算で、
再エネ賦課金や燃料費調整額を無視してガソリン代と比較しているケースがみられますが、
実際の請求額からkWh単価を計算して現実を直視しましょう♪
ところで新電力のOneでんき(グランデータ)と比較してみると・・
昨年前半に約款を変更して「燃料費調整額の追加調整」という追加料金を足して、
東電よりちょっぴりお得だった電気料金を爆上げ!
東電との逆転現象がえげつない・・・
約款変更の案内があっただけで、料金が高くなるなんて説明は無かったので、
50ページの約款を読んで中身を理解して解約してなかったら今頃大変な事になってた(汗)
Posted at 2023/03/15 18:35:04 | |
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