前日の予選で、トヨタのリアウイングが極端にしなるとして、グリッド降格処分を発表。ティモ・グロックが19番手、ヤルノ・トゥルーリが20番グリッドに下がり、結局トヨタの2台はピットレーンからスタートする。また、予選Q2を走行しなかったルイス・ハミルトン(マクラーレン)は予定外のギアボックスを交換したため、グリッド降格。ハミルトンは18番グリッドからスタートする。
決勝の天候は晴れ、気温32度、路面温度21度のドライコンディション。
ソフト側(スーパーソフト)のタイヤを選択したのは、フェラーリの2台、BMWザウバーのロバート・クビサとハミルトン。その他のドライバーはハード側(ミディアム)のタイヤを履いている。
シグナルが消え決勝がスタートしたが、2番手のバリチェロがスタートを失敗し、大きく順位を落とす。バトンは問題なくスタートをして1コーナーをトップで通過した。また、中団、後方で接触が相次ぎ、ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)やマーク・ウェバー(レッドブル)、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)がピットに向かいノーズ交換やタイヤ交換を行う。コバライネンは損傷が激しいようで、無念のリタイアとなっている。
10周すぎに、デグラデーションが激しく、思うようにタイムがあがらないスーパーソフトを選択したライコネンとハミルトンがピットに向かい、続いてマッサ、クビサとタイヤ交換を行う。
16周を終えて、3番手を走行していたニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)がピットへ向かうが、左フロントタイヤの交換時にてこずってしまい、大きく時間をロスした。
18周目、中嶋一貴(ウィリアムズ)が単独でクラッシュ。フロント部分からウォールに接触し大破。コース上にパーツが散らばり、イエローフラッグが振られ、結局20周目にセーフティカーが入ることとなった。セーフティカーが入る前に、トップのバトンはピットに入り、タイヤ交換と給油をしている。
25周目に再スタート。1コーナーで、ネルソン・ピケJr.(ルノー)が前のロズベルグを抜こうとしてミスしてしまい、グラベルでマシンを止め、リタイアとなる。
再スタート後、約5周後くらいにほとんどのドライバーが自己ベストを更新する。そんな中、3番手のクビサがファステスト・タイムを連発し、2番手のベッテルを追いかける。トップのバトンは、磐石の走りを続ける。
43周目、4番手のライコネンがスピンを喫し、ピットに向かい、さらに、マッサが48周目にスローダウン。自力でピットまで戻ったものの、すぐにマシンを降りてしまった。
ロズベルグが、ソフト側のタイヤで48周目にファステストを出したものの、その後タイヤがもたないようだ。バリチェロ、トゥルーリ、ハミルトン、フェルナンド・アロンソ(ルノー)に抜かれ、ポイント圏外に脱落してしまう。
56周目、2番手を走行のベッテルに3番手のクビサが追い抜きにかかり、サイド・バイ・サイドになるものの接触。2台のマシンはパーツを落としてしまうが、クビサはなんとか走行を続ける。しかし、スピンを喫してウォールに激突。ここでセーフティカーが入った。
結局、レースはそのまま終了となり、優勝はバトン。2006年ハンガリーGP以来、自身2度目。ポール・トゥ・ウィンは初めてのことだ。
2位以下は次の通り。
2位ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)、3位ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)、4位ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、5位ティモ・グロック(トヨタ)、6位フェルナンド・アロンソ(ルノー)、7位ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)、8位(セバスチャン・ブエミ)までがポイント獲得。
オーストラリアGPのファステストは、48周に1分27秒706を出したロズベルグだった。
ブラウンGPが1-2フィニッシュ!
Hondaが手放したら優勝か~
Hondaのチームのマシンとしてこの結果見たかったな~
手放してなかったら「君が代」が流れたのに~
でも、マシンは、日本の技術力を証明しているぞ!
TOYOTAのトゥルーリは、3位!
日本勢の時代が来たのでしょうかね。
まさに今年の開幕戦は、新時代の幕開けって感じ!
なんせ、フェラーリや、マクラーレンが苦戦強いられているからさ!
勢力図が変わってまた一段と面白くなる気がしました!
オーバーテイクも頻繁でKERSがある車とない車のメリットとデメリットも見れて面白かった。
来週のマレーシアGPでもブラウンGPが強いんだろうか!
中嶋一貴は、おしかったね~
落ち着いていたら完走できたはず・・・
マシンは、悪くなさそうだから自分を信じて日本の人たちを喜ばしてほしいです!
一番勿体無いのは、BMWのクビサとレッドブルのベッテルさ・・・残り3周で接触勿体無いにもほどがあるよ。まだシーズン始まったばかりだから問題ないけど。
KERSを使用していたフェラーリ、マクラーレンは、少し調子が悪いみたいでKERSを使用していないチームの方が強い気がしました!
来週のマレーシアでこの強豪2チームがどう巻き返してくるのだろうか。
チャンピオンシップの中盤くらいには、全車KERS搭載するのでしょうかね。
決勝結果リザルト
1位 No.22
ブラウン・メルセデス
J・バトン
タイム:1:34'15.784 平均速度:195.775Km/h
2位 No.23
ブラウン・メルセデス
R・バリチェロ
タイム:1:34'16.591 平均速度:195.747Km/h
3位 No.9
トヨタ
J・トゥルーリ
タイム:1:34'17.388 平均速度:195.720Km/h
4位 No.1
マクラーレン・メルセデス
L・ハミルトン
タイム:1:34'18.698 平均速度:195.675Km/h
5位 No.10
トヨタ
T・グロック
タイム:1:34'20.219 平均速度:195.622Km/h
6位 No.7
ルノー
F・アロンソ
タイム:1:34'20.663 平均速度:195.607Km/h
7位 No.16
ウィリアムズ・トヨタ
N・ロズベルグ
タイム:1:34'21.506 平均速度:195.578Km/h
8位 No.12
STRフェラーリ
S・ブエミ
タイム:1:34'21.788 平均速度:195.568Km/h
9位 No.11
STRフェラーリ
S・ブルデー
タイム:1:34'22.082 平均速度:195.558Km/h
10位 No.20
フォース・インディア・メルセデス
A・スーティル
タイム:1:34'22.119 平均速度:195.556Km/h
11位 No.6
BMWザウバー
N・ハイドフェルド
タイム:1:34'22.869 平均速度:195.530Km/h
12位 No.21
フォース・インディア・メルセデス
G・フィジケラ
タイム:1:34'23.158 平均速度:195.521Km/h
13位 No.14
RBRルノー
M・ウェーバー
タイム:1:34'16.197 平均速度:192.386Km/h
14位 No.15
RBRルノー
S・ベッテル
タイム:1:29'54.225 平均速度:198.190Km/h
15位 No.5
BMWザウバー
R・クビサ
タイム:1:27'13.838 平均速度:200.616Km/h
16位 No.4
フェラーリ
K・ライコネン
タイム:1:28'59.301 平均速度:196.653Km/h
リタイア
No.3
フェラーリ
F・マッサ
タイム:DNF 平均速度:196.807Km/h
リタイア
No.8
ルノー
N・ピケJr.
タイム:DNF 平均速度:187.595Km/h
リタイア
No.17
ウィリアムズ・トヨタ
中嶋 一貴
タイム:DNF 平均速度:207.910Km/h
リタイア
No.2
H・コバライネン
タイム:DNF 平均速度:0Km/h
意外だ~中嶋一貴が平均速度が一番速いし~
そうとう攻めていたようだわ。(^-^)b
なにわともあれ、今シーズン開幕ですね!
来週から自分CSでF1見れるし~!昨日、加入したそうだ~フジテレビのCSに~
リアルタイムでCM無しでレース見れる~(^0^)V
Posted at 2009/03/29 19:17:24 | |
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