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乱流翼（タービュレーター もしくは ボルテックス・ジェネレーター）とは、Ｗｉｋｉによれば「翼面の突起物によって翼面に乱流を生み出し、翼面が常時乱流境界層に保たれる翼を指す」そうです。

翼面の境界層を故意に乱流化したほうが空気の流れの剥離が遅れ、揚力の増加、抗力の減少、失速に至る迎角度の増大、最大離陸重量の増加など翼型性能が向上し、飛行が安定する場合がある。と解説されていました。

クルマにも、「抗力の減少」の効果を期待して採用されています。

ボルテックス・ジェネレーターそのものの名前で売り出されているものもありますし、ドルフィンアンテナ、シャーク・フィンなども同じ効果を期待してモノと思います。

最近は、純正のテールランプも凹凸のある形状になっており、乱流化を促進しているものと考えられます。



新型プリウスの星形のテールランプとそこに至るボディラインは、まさに乱流翼そのものという感じがします。



シビック・タイプＲ に至っては、ボルテックス・ジェネレーターの見本市みたいな感じですね。



さて、SaeXaのS15シルビアAutechVersionは、20年も前の設計なので、そんなことは全く考慮されていません。
そこで、乱流翼（タービュレーター もしくは ボルテックス・ジェネレーター）についていろいろ考えてみようかと思います。

つづく