先日のオートマ用バックカメラの切替を遅らす回路はこんな感じです。
アゼストのモニタは
豚鼻のSEL3をアースに落とすことによって、切り替えてるようなので、バックランプの電圧を遅延しつつ反転(アースに落とす)回路を組めばいいはず。
最近は便利な世の中で・・・
電源ICや通信ICの分野でメジャーなLinearTecnologyが
フリーのspiceシュミレーターを用意してくれているので、これで設計して実装する。
BackLampを13.8VとしてV1でバックランプON/OFFをシュミレート。
バックランプがONになるとD1の保護ダイオード経由で、R1+R4で電流を制限しつつC1を充電していき、Q1(2SC1815)をスイッチとして動作させてます。
厳密にいうと、Q1がONになっている時、SEL3の電圧はD2の保護ダイオードの影響もあって0.6V程度なんですが、SEL3の開放時の電圧が5V位なので、TTLやCOMSのロジック信号でLになるので動作するようです。
ここはちょっと不安で、リレー駆動で確実にアースに落とそうかと思いましたが、問題はありませんでした。
R1は10kの可変抵抗にして、0.1秒から1秒程度まで可変できるように設計しましたが・・・
25V1000uFの電解コンデンサが手持ちに無く、25V330uFを使ったので、0.4秒程度までの遅延しかできない(^^;
その他も適当にありあわせのもので実装してみました・・・
さらに・・・実車でテストするのがめんどくさかったので、部屋に転がっていた日産純正のクラリオンモニタ(QZ-5510N-A)でテストしてみると、ちょうどいい感じに0.5秒くらい遅延してバックカメラに切り替わります。
シュミレーター通りに動いているのでちょっと感動(笑
さっそくサンバーにつけてみると、設計値よりかなり遅延して切り替わる・・・アレ?
ひとまずは、Pレンジへの移動の際に切り替わらないので良いのですが・・・
試しに可変抵抗を最小にしてバックしてみると、0.5秒ぐらいで切り替わる。
ん?
もしかして、サンバーにつけている
TSZ710というモニタには、遅延回路が含まれてる?(笑
R1とC1はまったく意味がありませんでした(^^;
ここの定数を決めるためにシュミレーションしたのですが・・・
まったく意味が無かったです。
Posted at 2008/04/07 02:46:04 | |
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サンバー | 日記