フジコちゃんの微笑み

我が家の実験台ホームオーディオ２のSPエッジをセーム皮に張り替えました。

正直やる前はその効果には半信半疑。

普通のエッジでも十分コーンは動いてるじゃないか。こんなもんで本当に音が良くなるのか？
と疑いながらそれでも期待しつつ張替えをしました。

CDプレーヤーに入っていたフジコ・へミングの「リスト」をかけてみると…

フジコちゃんのピアノが踊ってます。乱舞です。生々しい！

こんなオーディオは今まで聴いたことがない。

で、ポップスを聴いてみます。
確かに音は変わってますが、ファーストインプレションとしては全面的に良くなったかというとそうでもありません。

細部の表現力は上がり、音の艶も数段上がります。
がしかし、音の数は少なくなって、ともすると音が痩せて聞こえます。
低音は強くなりますが、どこかの帯域でこもった感じも出ます。

これは良い悪いではなく、SPユニットが別物に変わったと思ったほうが良さそうです。それに伴いボックスの設計が合わなくなっている可能性があります。

良いか悪いかというと、良いです。
このユニットを鳴らしきる設定が必要で、また自分が今まで慣れ親しんだ曲が実は違った曲と思えるほど違う表情を見せるので頭の変換も必要です。

ちょっとほめすぎかな？　夜は気分も感受性も上がってるので、翌朝起きて聴くと何これ？ってこともあるし。

これをカーオーディオに付けるとなると逆にビビってしまいます。
がんばろう。

セーム皮の取り付け方法はsasamasaさんのブログを参照下さい。