それはコーナー勝負で、自分の車よりパワーのある車に勝つことだと思います。
ここでいうパワーのない車とは、大体200ps以下の車のことで、軽スポーツ(S660、コペン、アルトワークスなど)やコンパクトスポーツ(スイフト、フィット、マーチなど)、僕の乗っているMR-Sやロードスター、セリカ、アルテッツァなどの車種のことです。
スポーツタイプの車に乗っているとやっぱり人より速く走りたい、上手くなりたいという欲が出てくるものです。ただ、サーキット走行をしていて思うのは、エンジンの性能がいい(パワーのある)車というのは、サーキットのタイムもやっぱり速い場合が多いです。パワーがあるというのは、それだけで有利なものです。
では、パワーのない車はどうすればいいのかと言われれば、コーナーでアクセルを踏む時間を少しでも長くして、コース全体においてパワーのある車よりアクセルを踏んでいる時間を長くとるべきだと思います(もちろん、コーナー入口ではしっかり減速しなければなりませんが…)。
アクセルを踏みながら曲がるコーナリング速度の高いコーナリングは、走り込みの量によって磨かれるので、僕的には自分がターゲットとする場所を誰よりも走り込むことが大事かなと思います。
ドライビングは感覚の要素も強いので、一つの場所を走り込めば走り込む程、その場所のコーナーに対するブレーキングやマシンコントロールの精度も上がるのかなと…(僕みたいにすぐいろんな場所に走りに行ってしまうのは、速くなる上ではあまりオススメしません(^^;笑)
僕の好きな本である黒沢元治さんのドライビング・メカニズムという本の中にも「同一サーキットを500周走ればそれなりの程度にはなることができる。『上手い!』と言われるには1000周」ということが書いてありますし、やっぱり一つのコースを走り込むのはそれだけ大事なのでしょう。
あと、出来るだけこれらの車種に有利なコーナーが多いテクニカルなコースを選ぶのがいいです。僕的には関東だったらTC1000がオススメ。安全かつテクニカルって考えるとここかな〜と。
結論としては、パワーのない車はコーナー勝負が醍醐味で、テクニカルなコースを走り込んで、自分の車よりパワーのある車に勝ちましょうということでした。
それでは^ ^
Posted at 2020/05/08 22:26:49 | |
トラックバック(0) | 日記