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イイね!
2007年10月09日

尾道紀行2-食の街

尾道紀行2-食の街 古くから港町として栄えた尾道
かつては海運の拠点として備後地方随一の商業都市でした。

高度経済成長期を経てかつての活気はみられなくなったと言われますが、港町の文化が色濃く残る街です。

その傾向は食文化にも見られ、瀬戸内の新鮮な魚を実に美味しくしかもお財布にもやさしく提供してくれます。食材で季節を感じることが出来る贅沢さがここにはあります。




坂と海の間にあるアーケード街。

このあたりから食のホットスポットは始まります。




この日はアーケードの一角で魚の露店が出ていました





工夫を凝らした看板





昔の銭湯を改造したお店

キレのある酸味が特徴の「テングソース」も売ってます



古い建物も散見されます

このテング面はソースとは関係ありません^^;


おもちゃ屋さん

年代物の「ウルトラマンエース」




アーケードからは海へ続く小路も

右手に見える「桂馬商店」は美味しい蒲鉾のお店



これもレトロな小路






海側に出れば潮風がさわやかな散歩コース

岸壁にたたずむおねいさん




乾物屋の軒先には

干し蛸のオブジェ



反対側、坂へ続く小路






国道を越えると

こんな景色に




アーケードの外れにある商家

タイムトリップしそう?



アーケードを東に進むとそこは「新開」
尾道で最もコアかつディープな場所です



ちょっと路地を入ると

猥雑とした雰囲気が



少し今風のお店も





と思うと

レトロな雰囲気のタバコ屋さん




尾道では半ノラのネコをよく見かけます



広島随一の揚物屋ともいわれる「一口」

頑固そうなオヤジさんが食べ方まで指南してくれます(笑)
開店と同時に入らないとすぐに行列ができる知る人ぞ知る銘店





香ばしく揚がった「アナゴ」レモンと塩でいただきます
火加減が完璧で中はホクホク




「小アジ」は醤油で
他に鱧、タイラガイの貝柱、キス、アサリなどどれも逸品です




味の玉手箱「玉扇」






本日おすすめの「レバ刺し」
新鮮でくさみゼロ!




おすすめその2「秋刀魚」




脂が乗っていて美味でした




別の日に行った時の「刺し盛り」
なんとウニは一舟! しかも地物瀬戸内産!!




姉妹店の「尾道玉扇」

アーケード街にあります



本店に優るとも劣らないラインナップ

「太刀魚の刺し」
スライスしたにんにくと一緒にいただきます
脂の乗った身ににんにくの香りが良く合います




圧巻だったのが「オコゼの揚物」
身と骨は別々に揚げられていて、身は火が通りすぎずジューシーに骨は骨せんべいとして香ばしくいただけました。しかも生肝と早松付き




これは「カラコゲ」
ハオコゼです。生きてる個体を触ったり踏んだりすると大変なことになりますが、オコゼの仲間は外見とうらはらに皆美味です♪




さて、車の入れない小路を行くと

ありました「辰兵衛」 3年ぶり
ここは味だけでなく視覚も楽しめました




この秋刀魚の色合い!
器の色、紅葉の彩と絶妙にマッチしています




いっただっきまーす




さっと湯がいたアナゴをポン酢とウニでいただく「アナポン」
アナゴはプリプリ、ウニは脇に回ってもいい味を出します





アナゴの焼
さりげなく華がある盛りつけ方!




洒落た造りの寿司屋「蔵寿司」

店中はクラシック音楽が流れます




この日いただいたのは「アコウ」
キジハタが正式名称、夏が旬の魚で刺し身もいけますがこの日は煮付けに




ゼラチン質の皮と上品な白身、煮汁も良い出汁が出ていました。



太刀魚の焼、シマアジのカマ焼などをいただいてからカウンターへ移動




「いい仕事」をする大将
写真で見ると小田和正似?





「鮃の昆布〆」





「ヅケ鮪」





「ウニ」





「蛸」
緻密な包丁の入れ方!




海鮮を美味しく頂ける店は枚挙にいとまがありませんが
港町尾道には洒落たBarも




その代表格「暁」







店内には先代マスターの頃からのコレクションが





年代物のボトルが一杯




おねいさんたち




パーおじさんをいただきました




おねいさんをもう1枚



もう一軒

貝と蓄音機の博物館のような「ロダン」




不思議な空間
これだけのモノに囲まれるとかえって落ち着かないはずが、ここは妙に調和がとれていて不思議と寛げる雰囲気を醸し出しています





蓄音機といえば「ビクター犬」






貝の展示も




カクテルグラスも貝



「ロダン」のとなりにある「ROOST」

マスターはロダンのマスターの息子さん




カウンター




仁丹



ブースカ


昭和の香りがするBarでした。




尾道で映画を撮り続けた大林宣彦監督曰く
「尾道よ、文明の尻尾たるよりも文化の頭たれ」

昭和を想う日本の原風景と港町の文化が息づく街、尾道
来年もまた訪れたいと思います。
来年になる前にもう一度行ってたりして......
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2007/10/09 18:02:02

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この記事へのコメント

2007年10月9日 18:59
撮りまくりましたね~!
町全体が自然にレトロしてるところがすごい.
ナチュラルなテーマパーク「昭和村?」

後半の怒濤の食材,飯前には堪えます(涙)

Kidneyさん,もっとお友達を増やして皆にみてもらいましょうよ.
僕らだけで見ているのはもったいない.
コメントへの返答
2007年10月9日 22:37
RAWで8Gほど撮りました^^;
好きな街なので手当たり次第でした。

尾道の「食」は奥が深いです。
私も編集していてお腹が鳴りました(笑)

お友達、増やすためにもツーリングに参加したかったです.....勤め人の悲しいところですっ(哀)
2007年10月10日 2:19
こんばんは
初コメ失礼します。
写真凄いですね!
僕も数年前に4級から1級取得の為に
数日、尾道に滞在し、そこで知り合った
仲間達と夜な夜な尾道やイマバル?
で飲んだり、美味しい食事をした
       時を思い出しました。
美味しかった記憶があります。。
コメントへの返答
2007年10月10日 9:17
おはようございます。

尾道の夜を体験されていたのですね♪
4級から1級というのは?

美味しい物、ハシゴしているうちに個々の記憶が薄れてしまうので^^; 後でしっかり思い出せるように撮りまくりました(笑)

2011年5月5日 22:31
初めまして、

見慣れた町並みとありふれた風景も、こんな感じで見ると、
味がありますね、

魚やシャコ、なまこ等は、おばちゃんが普通に車を引いて路上で売るの日常の風景です。

まだまだ数え切れないほどの味のある 古くから続くお店がありますが…
どおしても、駅前から商店街を抜ける街道に情報が集中してしまいますね。

40年以上 尾道に住んでいますが、綺麗な写真を見れて、気分が良いです。

コメントへの返答
2011年5月6日 9:07
ようこそ♪
そしてコメントありがとうございます。

尾道在住の友人に案内されて毎年のように訪れるようになり早10年、街の持つ懐の深さに毎回新鮮な発見があると同時に心安らぐ懐かしさも感じます。

どうしてもホテルと新開の往復、時に坂道経由になりがちな散策ルートですが他にも隠れた銘店があるのですね。

ますます次回訪問が楽しみです♪

プロフィール

「11年目突入」
何シテル?   04/01 13:32
ブログ、終了しましたが生存しています(笑) 更新希ですがよろしくお付き合い下さい。
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