なぜスタビライザーを付けないの？

今年に入って２人のみん友さんから質問メッセージがありました。
去年は直に質問されそれぞれの方に返答をしました。
この前のオフ会でもそんな話が持ち上がりました。

その質問内容はスペックを見る所スタビが入ってないけど付けないのか？
という事です。


返答の答えはこれから先も絶対に付けませんと、返答しました。

なんで？という問いに

まずエッセのフロントは独立懸架で左右別々にストロークします。
純足や純ダンパーダウンサスあたりならスタビは有りですが
自分のは減衰も高めバネレートもそこそこ高めなのでスタビライザーなしで十分ロールは抑えられてます。
そしてせっかくストロークする足をスタビのせいでストロークが少なくなってしまい結果、限界値も低くなってしまいます。
そして、私の場合はケツ出やすくして遊ぶのがメインなのでオーバーステアセッティングが好みですし、フロントにスタビを入れてしまうと粘りが半減してアンダーステアセッティングになり、雪の下りなんて特に自殺行為です。

むしろリアにはスタビ付けるよりもトーションバー当板溶接して完全に捻じれなくしたいくらいです。

そして剛性面ではフロントは粘らせてピーキーなハンドリングにするためにフレーム先端を繋ぐガセット、コーナリング剛性上げる為にロアアームバー、舵を入れた時に鼻の動きが伝わりやすくする為と横剛性の為のタワーバー、
リアはブレイクしやすくするためにリアの空間の捻じれをなくす為にピラーバー+トランクバー+クロスバーで捻じれ抑制をさせているのです。

で、車高もフロントに荷重乗せリアのトラクションが抜けやすいようにケツ上がりにしてます。
結果強烈なブレーキングでリアのトラクションが一気に抜けて瞬時に舵をいれるとブレイクしてくれます。

雪以外の雨でケツ流して遊ぶ時はリアタイヤはNS-Ⅱに付け替えて行ってます。
本当は細めのエコタイヤにしたいですけど。

という、答えをさせてもらいました。

最後にスタビライザーを付ける付けないが良い悪いの話ではなくてどう走りたいか、どういう目的かでチューニングは変わって来るという話でした。