今月はクルマ模型を1台も完成させてないことに気付き、急遽制作しました。
クルマ好きを名乗るならだれもが知っている定番中の定番であり、漫画にも映画にもゲームにも当たり前のように登場するのが、
AE86型スプリンタートレノ
でしょう。
頭文字Dをきっかけに知った人は多数でしょうし、トミカにもラインナップされてました。
レビン・トレノで走り屋デビューした人は数知れず、土屋圭市氏のようにレビン・トレノで運転技術を磨いた人も数知れず、そういうクルマです。
クルマ好きを名乗るなら、このクルマを知らないとは絶対言わせません。いつものウィキリンクも何も不要でしょう。
さて、このスプリンタートレノですが、スプリンターとは短距離走者という意味ですが、トレノとは雷という意味です。スプリンターのクーペバージョンがトレノだったら、姉妹車のカローラのクーペバージョンと言えばレビン。こちらは稲妻という意味です。
丁度英語のthunderとlightningで、レビン・トレノ姉妹は日本語にすると大日本帝国海軍の特型駆逐艦姉妹を連想します。雷(いかづち)と電(いなづま)。
敵兵を救出した名鑑として歴史にその名を刻んでいます。スペックとしては駆逐艦だけど、その偉業はまさに超ド級。スペックでは語れないものをもっていたのでした。
そして、AE86型も、スペックとしては小型軽量なスポーティカーでしたが、その秘めたる底力はまさに峠の駆逐艦。乗り手と場所を選べば
GT-Rはおろか、
フェラーリだの
ポルシェですらあっさり撃沈してしまいます。
「ハチロクだと、ふざけるな!」
ではなく、
「旧型ですって?バカね、ハチロクの実力はスペックじゃないのよ」
言わずと知れた、
トヨタ86のルーツとなるクルマです。
ということで、その名前からして駆逐艦雷とキャラが合致するAE86型スプリンタートレノ。
よって、雷に因んだ仕様としました。
これがまさかTO HEARTの痛車のキットで作ったとはだれも思うまい。
前側から
車体色は呉海軍工廠グレイと艦底色の帝国海軍艦を模したツートンカラーとしました。
フロントフェンダーの「6」は駆逐艦雷が所属していた第六駆逐隊の駆逐隊番号です。
これは駆逐艦のキットから流用しました。
P1レーシングの6本スポークホイールはスクリューに見立てて金色としています。
後ろ側から
給油口蓋には旭日旗を流用しています。
今回、流石にツートンカラーにするのにマスキングテープを使用しました。
ちなみに、内装色は甲板に見立ててリノリウム甲板色基調としています。
駆逐艦雷とのツーショット
どちらも、小さい体で大きな仕事ができる子です。
私自身、もし初めての愛車がハチロクだったら、きっと違う人生を歩んでいたと思います。
多分、今よりもっと充実していたかもしれません。そういうクルマだと信じてます。
現在更に制作中のクルマ模型があります。次回は多分それになるかも。乞うご期待。
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Posted at
2018/12/27 23:24:07