まる4ヶ月のご無沙汰であります!
クルマもかれこれ2ヶ月乗ってませんでした。
少しはネタもあったのですが、みんカラ復帰はまずはこの話題から。カメラです。
今の機種にしてから早7年。
これといった不具合&不満も特にないので具体的に買い替えを考えているわけではないのですが、この7年でどれだけ進化したのかなとふと気になり、最近いろいろみてみたわけです。まあ驚いた。
高級コンデジは1インチセンサーは当たり前。中にはAPS-Cとかフルサイズなんてのもある。
浦島太郎です。私のなんて豆粒の1/1.63でしかもCCDですもんw。
ついていけないー!って思っちゃう。
車もそうなんですが、市場のスペック競争に自分的にどうしても馴染めない。
メーカーさんは頑張ってるわけですが、しかしなあ。。。
そんなことを考えてる昨今、暇な夜中に何とはなしにようつべをつらつら見ていると、カメラ語りのユーチューバーさんって結構いるんですね。
でですよ、目に留まったのがフィルムカメラの語り部さんたち。
しかも思いの外2,30代の若い人が多い。
ほー。
で、思ったわけです。
自分、小中学生の時に使ってたフィルムカメラまだ持ってるじゃん!と。
10年以上前にここで紹介したこともありました。
早速10年ぶりに戸棚の奥から引っ張り出してみました。
コンパクトのKONICA C35 FDと1眼のCANON FTb-N
どちらも1973年新発売。
もちろん、ワタシ、新品からの1オーナーです!w
買ったのはC35の方が早く多分小5か小6の時。
FTb-Nの方は中学生になってからだっけかな。
どっちにしろ、45年くらい前。
んで、C35は今のフィルムカメラ愛好家の皆さんにも人気があるみたい。
うーむ、なんかワクワクしてきた。
状態をチェックせねば!
時代が同じなのでともに機械式(シャッターもピントも露出も手動)で露出計以外は電池不要。
コンピューター制御の部分がないので光学系に不具合がなければメンテ次第で(もしくはメンテすら不要で)今でも使えるはず!
これはクルマでも同じですね。
ワタシ、愛車は1974年式。んでこのカメラたちは1973年。
奇遇にもまったくの同年代!
ってことは、この令和の時代に「1974年の車を1973年のカメラで撮る」ってことじゃん。そんなこと、カメラを買った時には想像すら出来なかったw
テンション上がってきたー―!w
カメラ本体に問題がなかったとして、他の懸案事項はフィルムをどこで買うかとフィルムの現像&データ化をどこに頼む?と電池。
フィルムは年々値段が上がってるらしい。
多くの人はフィルムはアマとかネットで買って、現像&データ化はキタムラとかネット現像屋さんに頼むよう。
うーん、ちょっと面倒。
電池は両方とも1.35vの水銀電池(外形は違う)で、これは今の世には存在せず。
でもC35なら100均でも売ってるアルカリのLR44で大丈夫らしい。
ただしこれは1.5Vなのでフィルム感度設定を2段階ほど下げると。なるほど。
FTbはちょっと面倒。だけど何とかなるぞっと。
ここで頼りになるのが地元商店街に今も1軒だけ残ってくれている個人経営の街のカメラ屋さん。たま~にデジカメ画像のプリントを頼むんだけど、そういえは店には古いフィルムカメラも飾ってあった。早速相談に。
フィルムはフジとコダックが並んでる!しかも1ケ単位で買える!
各フィルムの特徴も教えてくれた。昔より各銘柄の特性が際立つように作られてるらしい。そうなんだー。
現像&データ化も店で自分でやってくれるとのこと!
現像液も現像機械もずっとメーカーの定期メンテを受けながら維持してるらしい。
素晴らしい!!
最近特に実感すること多いんだけど、我が地元商店街っていいとこだなと。
個人商店が充実で健在。
お米屋さん、八百屋さん、お肉屋さん、惣菜屋さん、果物屋さん、和菓子屋さん、パン屋さん、金物屋さんに電気屋さんetc
そしてこのカメラ屋さん。
その道のプロが多いってことだよなと。
中堅スーパーも2軒あるけど上手く共存できてる。
無くなっちゃったのは豆腐屋さんと魚屋さんくらいかなー。
話が逸れました。
では、40年以上の眠りから引きずり出してきた死蔵品たちを個々にご紹介。
まずはこっちから試してみようと思ってるC35FDの方から。
外観は特に傷もなく綺麗なまま♪
シャッターとかフィルムの巻取りとかレンズのピント調節レバーやシャッタースピードダイヤル・フィルム感度の設定ダイヤルもちゃんと動きます。
電池を入れたところファインダー内の露出計の針も動く!
機械的には大丈夫そう。
使い方は、①フィルムを巻き上げる ②ファインダーを覗き ③ピントが合うよう像のズレがなくなる(レンジファインダーです)位置までレバーを動かす ④露出を決める ⑤シャッターを切る
露出については、ファインダー内の右側に上から下にF16からF1.8まで目盛りがあり、レンズのシャッタースピードダイヤルを回すと針がF値の間を上下しますので、好みのF値になるようシャッタースピードを選択するって感じです。
長くなるのでこれ以上の説明と画像は別項として『
フォトギャラリー』にしました。
続いて一眼のFTb。
こちらも外観は綺麗。
各部も動くべきものは全てちゃんと動きます。
だけど、中学生の時に落としてシャッターカウンターが動かないのです。
ま、撮影的には大した問題じゃないけど、できれば直したい。
よって、まずはフィルムカメラ専門の修理屋さんに持って行って全体の健康診断も含め診てもらおうと思ってます。
なのでしばらくFTbはお預け。
こちらも『
フォトギャラリー』に画像と説明を。
ってことで、先日早速C35FDを持って撮りに行ってきました。
まだ36枚撮り終わってないので現像に出してませんが、果たして上手く撮れてるか?デジカメと比べて写りはどう?
ってかそもそも40年以上ぶりのフィルム装填は失敗してないか?
諸々ドキドキです。
久し振りで長くなりました。
お付き合い下さりありがとうございました。
ではまた!