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2019年02月24日

全国ネットのテレビやニュースで度々取り上げられた大田原市サギの悪臭と騒音。

全国ネットのテレビやニュースで度々取り上げられた大田原市サギの悪臭と騒音。
空から見たアオサギの巣作り。

先日行政がコロニー(巣)となるスギ・ヒノキ林に忌避剤を空中散布しましたが、環境に配慮した薬剤だったので、やはりアオサギ(グレートブルーヘロン)の巣作りが始まってしまいました。

4年間、サギのコロニーの観察と撮影をしていましたが、まず2月からアオサギ、彼らが巣立つ頃になるとシラサギ、そしてゴイサギの順と全く同時期に被ることのない自然の摂理に感動すら覚えます。

ただし、個体数の多いシラサギ(ダイサギ、チュウサギ、コサギ)の繁殖のピークである梅雨時期は湿気と共に幼鳥の糞は嘔吐するぐらいで、ひっきりなしに続く「ギャアギャア」という餌をねだる鳴き声は、騒音以外何物でもありません。

学者ではありませんが、この繁殖地に関しては、
・餌場となる川が近い。
・滑空や旋回の空間が広く、危機時や巣立ち時に良い環境。
・周辺の住宅、県道、施設が人間の生活圏なので天敵となるタカやトビを寄せ付けない。
・カラスが日中の餌場と遊び場となる施設に常に群れているので、オオタカなどの天敵を排除してくれる。
・餌が豊富なので、カラスも雛には手を出さない。
などの個人的見解を持っています。

しかも来年には施設が閉鎖されるので、カラスと人間が存在しなくなります。
つまり、サギ達にとって一気に危険度が増す年になるはずなので、もしかしたらサギすら去ってしまうかもしれません。

来年の夏を注視したいところですが、この動画のようにドローンが彼らの新たな天敵となることが理解出来ます。
巣作り最中にドローンを飛ばせば間違いなく、定住出来ない落ち着かない場所になってしまいます。

ドローンは無人自動制御も可能ですし、DJI製MAVIC2にはマイク搭載なので、天敵の声を録音し、既に実施されているムクドリやカラス対策のようにシラサギ被害へも転用出来るはずです。

シラサギ被害
サギ被害
egret
heron
nasu
那須
那須高原
那須町
アオサギ
大田原市
野鳥
シラサギ
サギ
ドローン
drone
nui
次世代無人航空機技術革新機構

ブログ一覧 | 自然 | 旅行/地域
Posted at 2019/02/24 15:16:06

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この記事へのコメント

2019年2月24日 23:19
我が地元では、サギを保護する高速道路づくりしてましたけどね。

おかげで栄巣繁殖地が分散せずに助かってます。
コメントへの返答
2019年2月25日 20:12
元々繁殖地じゃなかったのですが、ここのサギのコロニーは探鳥地と観光地になるかな?と期待していたのですが、反対側に住んでいる住民から遂に苦情が出てしまい問題となっています。

美しい野鳥でありますが、夜中に美しくない声と糞の匂いは生活している人間には辛いはずです。
来年に自然消滅するのを待っています。

プロフィール

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