ちょうど去年のお盆休みに、
雁が原合宿を計画したものの、メインの強化メンバーが来れなくなったために観光旅行に変更になったのでした。
そこで行ったダムめぐりが面白かったので、チーム内にさらにクラブ(?)が発足して、TLBダム部が。
さて、TOP写真は何?
って言うと、雁が原のコース図です。
今回はちゃんと雁が原「も」走りましたw
このところ、近畿地区戦も中国地区戦も走り的に攻めきった感がなかったので、
このまま鈍らせておいたままなのも癪でしたので、むちゃくちゃしても転がったり、クラッシュしたりする危険の少ない雁が原で走っておくのが極上かなと。
(危険がないわけではありません。崖から落ちたクルマも何回か見てますしw)
ただ、180度以上のパイロン1本巻きのターンがあると、うちのアルトでは死亡確定です。
ABS殺したり、リヤシューを最強のものを入れたりしたりしましたが、リヤロックして振り出すことはならず。
AGSなのでクラッチも切れませんし、サイド引いても止まるだけなんですよね。
サイドターンのないジムカーナなら勝負としては絡めそうですが、
ジムカーナの何が好きで始めたか?って言うとサイドターンしてみたい、が大きな理由だったんですよね。
なので、いつかはサイドターンできるように改造できないかなぁ?とは画策中ですが。
(LSDも4WD AGSは設定ないし、なかなかツライ(^^;)
雁が原では総長さんとお話したり、U村さんのAW11に載せてもらったり、運転させてもらったりで
午前中で、走るほうはお腹一杯になりました♪
雁が原でお昼を食べていたら、
「ダム行くと聞いて」
とかいう人が現れたので、じゃ一緒に行きますか。
と、片付けて移動開始。
雁が原でお会いした皆さん、お疲れ様でした!
【ここからダム部活動。】
まずは、真名川ダムへ向かいます。
ここは、冒頭に書いた去年初めて見て感動して、ダム部活動のキッカケにもなった由緒正しきダムw
(あくまでワタクシ個人の)
ナビでは雁が原から約40分弱。
このころはダムカードの存在もあまりよく知らなくて、
(あるのは知っていても、どうやってもらう?とか特に貰う気もなかったですし)
真名川ダムのダムカードはゲットしていませんでした。
道中にある、真名川ダム関連の発電施設を見物。
【真名川発電所】
「福井県」の看板文字がなくなっていますが、盗まれたわけでも、悪天候に飛ばされたわけでもなく、外されたようです。
このあと訪れた、笹生川ダム職員の方が教えてくれましたが、県から(お金がなくて)北陸電力に施設が売られたそうです(^^;
【五条方発電所】
上記の真名川発電所と100mも離れていません。
クルマで、ここへ向かってくる途中、車内から見えた山肌に
なぜ2本も導水管が?(正確には3本 + 1本)と不思議に思い、ぐぐってみると、
それぞれ元は別の場所から取水された水で発電しているようですが、
放水先は同じ場所の真名川へ戻しているようです。
その戻した水は恐らく農業用水として、さらに分水されていました。
真名川発電所は真名川ダムの水をダム水路式で発電。
五条方発電所は、最上流の笹生川ダムと雲川ダムから中島発電所へ同じくダム水路式で送られ、
そこからさらに五条方発電所へダム水路式で水が送られて来ています。
写真に写っていますが、水力発電の特徴的な圧力鉄管は水路式、または前述のダム水路式で見られます。
ワタクシも最近、ダムとか見に行くようになって少し調べただけですので、偉そうに言えませんが、
ダムで発電というと、ダムで貯めた水をダム脇の発電所に流して発電しているだけだと思っていましたが(もちらんそれもダム式という方式でよくありますが)、ダムで取水した水をより落差の低い下流、もしくは別の川へながしてより大きな位置エネルギーを得る方式を「ダム水路式」と言って、
こちらの方式も多いです。
この方式ですと、発電所とダムが離れているので、
ダム&発電所マニアな方は見物がなかなか大変ですw
【真名川ダム ふたたび】
今日はダム湖(麻那姫湖)の水がかなり減っていて、普段沈んでいる部分が割と見えていました。
先日、北陸のほうに大雨が降っていたので、もっと満水かと思っていましたが、
職員さんのはなしだと、福井平野のほうは降っていたけど・・・、こちらはそれほど。
放水しちゃいましたし(テヘ)、みたいな感じでしたw
そして、もう少し上流へ。
あわよくば、九頭竜湖のほうへ抜けられれば、前回カードをもらいそこねている、「鷲ダム」までいけないかな?と。
【中島発電所】
写真では見えないですが、手前に真名川の支流の川が流れています。
鉄管で山の上から導水されていますね。
前述の笹生川ダムから来ている水ですね。これがさらに下流の五条方発電所へ行くわけです。
このあたりは、景色もよくて川原にキャンプ場が作られていました。
川の水の流れもめちゃくちゃ綺麗です。
しかし、曇っていたこともあってか、少し肌寒い。(外気温度計が23度を指していたり)
【笹生川(さそうがわ)ダム】
脇には、空中階段のようなダム湖へ下りていく階段もあったり、ちょっとこんな階段を歩くのを想像すると、ゾクッとします(^^;
天端はゲートが閉まっていて、入れないようだったので、
ダム湖脇を進むと、別のゲートが現れて来ました。
なんじゃこれ?
と、覗き込むと、山側のトンネルのほうへ放流した水が流れるようになっていました。
そのゲート脇に管理事務所もあり、
「たしかダムカードあったはず」とメタル氏が。
(よく調べてきてますね・・・)
ダムカードを戴きたいとの旨をインターホン越しにお伝えすると、
職員さんも、こころよく対応していただけました。
お仕事中にすみません。
が、折角なのでいろいろとお話を。
メインのクレストゲートとは別に設置されている珍しい形式のサブクレストゲート?
はなんですか?
と聞くと、このダムは今年建設60周年なんですが、昭和40年に記録不能なくらいの大雨が降って、
(スカウター(雨量計)が爆発するくらいの大雨で正確な雨量が不明だそうで)
ダムのゲートを全開にしているにもかかわらず、天端を越流してしまったために、
昭和47年にゲートが増設されて、山を抜いたトンネルから水を反対の川へ放流するように建設されたのだとか。
それ以来、使用したことはないそうですが、
まぁ公共事業は50年に一度の災害を見越して建設されますしね・・・。
使わないにこしたことはないわけです、と。
てことで、今回は真名川ダムと笹生川ダムのダムカードげっとです♪
笹生川ダムは 60周年記念バッチ付き。
鷲ダムへは、時間切れ(ダムカードがもらえるのは17時まですので)だったので
次回へ持越しです。