プリウス プラグインハイブリッド

昨日は未明の次男出産で眠いなか、私の両親の休日に合わせて予約してあった、プリウス プラグインハイブリッドの試乗をしてきました。

豊田市では社会実験としてプリウスPHVを一般に貸し出しています。
以前、用事で豊田に来た時に駐車場で充電されていたのを見て気になっていました。


充電ケーブルが繋がっています。


↑タイヤはプリウスLと同じ185/65R15のGY GT3
燃費スペシャル仕様なのね・・・。

派手なステッカーのほかに微妙に細部が普通のプリウスとは違います。

エンプレムがPHV仕様です。

フル充電で23.4km走れるので、23kmまでの使用ならばガソリンを入れなくていいとのことでした。
そこで至近の高速ICから高速に乗って電車クルージングを楽しむことにしました。
しかし、メーターを見るといきなり残りが少ないやん・・・。

実際に豊田松平ICまでは到着したけど、料金所で終了・・・。

説明と話が違うし、所定の目的を達成できなかったので相談の結果、交換していただきました。
誰も100kg重いただのプリウスLなんか乗りたくありません(笑)。
飛べない豚はただの豚。
電池のないPHVは・・・

というわけで隣の個体にチェンジ(笑)


しっかりフル充電！


とりあえずPHVの電池残量があるうちはEVモード優先で走るプリウスになります。いつまでもモーターだけで走り続けるというのは新鮮です。音はまさに電車！



しかし、急激な加速をすると突然エンジンがかかり補助し始めます。
正直フル加速のエンジンノイズは気持ちよさゼロのただの騒音です。
加速に合わせてリニアなエンジンノイズの上昇がみられるIMAとは大違い。

まあ、程々の加速をしていればEVの維持は100km/hまで可能です。
高速道路でエンジンの音が高鳴ることなく走り続けるというのはかなり新鮮な体験です。



100km/hを下回るとエンジンはオフに戻ります。
アクセルオフでは充電が始まりますが、大して充電されるわけではなく、メーター上は現状維持程度です。



回生ブレーキの効きがかなり強く、急激に制動力がかかり違和感がかなり強いです。しかし、その代わりうまく利用してやるとちょっとしたブレーキングでEV走行可能距離が一気に何百メートルも伸びます。

あと、車としては見るべき点はありません。
ステアリングに伝わるフィーリングはゼロに等しく、ハンドリングも思ったよりも外にラインが膨らむ感じで、さすがプリウス。
自動車としては最悪です。
いいのは外部ノイズの遮断がしっかり出来ていることくらい。
インフォメーションのなさと合わせて高速道路で飛ばすとまさに飛行機感覚(笑)。
だから爺が高速で飛ばしてるのか。

EV走行可能距離23.4kmの間に1日の走行がほとんど終わるのなら、夜間電力で充電すればコストもかからずいいでしょう。
実際私の通勤距離は往復15kmなので結構意味があります。
あとは車両本体価格がどれくらい上乗せになるのか。

個人的には高回転型VTECとMTの組み合わせは必須なので必要ありません。
通勤は省エネの場ではありません。
特に帰宅時は一日のストレス発散の場だし。