サービスの神対応に感動

昨日から2日間の入院でロードスターの下回りの検査と板金の見積もりを行っていただきました。
1.エンジン、ミッション系のオイル漏れは無し
2.足回りの錆、傷みは無
3.サイドシルの錆の進行は深刻

3の進行具合ですが、やはりめくってみないとわからないですが、見た感じでは、インナーパネルにも浸食している可能性は十分にありえる。両パネルの交換で30万以上の費用がかかる。
ここで、いつもお世話になっている主治医(メカニック様)のアドバイスをいただいたのですが、この言葉が神対応に思えました。
普通であれば、「どうされますか? 修理しますか??・・・・」という流れになると思うのですが、私の主治医は違いました。

「ひとりんさん、私の提案ですが、今回は一旦見送りましょう。サイドシルの腐食は気になりますが、いますぐ乗れなくなるわけではありません。それよりも、今後起こりえるエンジンの不調など、旧車ならではの走行に支障の出る部分にその分お金をかけれるようにした方がいいと思います。と言いますのも、趣味車に対して、毎回完璧なレベル(新車を修理するレベル)の修理を行うと多額修理費がかかると、自分も趣味として(お小遣いの範囲で)維持するのがつらくなり、最悪のケースは手放さなくてはいけなくなるかもしれません。また、趣味車ですから、お金をかけすぎると周りからも色々言われるでしょう。今回のサイドシルの状況ですが、北の地方の車であればもっと酷い状態であっても、普通に走られています。ひとりんさんが我慢できるのであれば、経過観察をして、その時が来た時に、この金額で修理をしましょう。今も、先も、かかる金額は一緒です。」

私の主治医は10年以上のお付き合いで、私の趣味も生活スタイルもすべてご存じなんです。特に今回のロードスター購入経緯もすべて知っておられます。また主治医も同じく旧車を趣味車として大切に維持されておられるので、本当に適切なアドバイスをいただけたと思っています。
「自分で弄れる範囲でお金をかけずに楽しくメンテナンスする」
今日はいいお話を聞かせていただきました。