GM、世界生産34%増でトヨタ抜く 6年ぶりの黒字転換
2011.2.24 23:22
【ワシントン=柿内公輔】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が24日発表した2010年12月期決算は、最終利益が46億6800万ドル(約3800億円)で、04年以来6年ぶりとなる黒字転換を果たした。同時発表された10年の世界生産台数は前年比34%増の871万台となり、トヨタ自動車を抜いて4年ぶりに首位に返り咲いた。
GMは深刻な売り上げ不振が響いて09年6月に実質経営破綻に陥ったが、昨年11月には再上場も果たしており、スピード再生を印象づける結果となった。
売上高も前年比29・6%増の1355億9200万ドルと大幅なプラス。合理化のためのリストラが効果を挙げており、中国などの新興国での販売も伸びた。
米自動車市場は、昨年後半から個人需要が伸び、足元では金融危機以前の水準までほぼ回復。GMは大型車を中心に新車販売が好調で、コスト削減効果に加えて、中国との合弁事業など破綻後に強化している新興国向け事業も好調だった。
アカーソン最高経営責任者(CEO)は「特に喜ばしいのは、GMが持続的な収益を上げられる能力を示せたことだ」とのコメントを発表した。
(記事引用ゴメンナサイ)
<サンケイビズ/GM、世界生産34%増でトヨタ抜く 6年ぶりの黒字転換>
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2011/02/25 07:16:07