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レース向けサスペンションセッティング解説。
英語ですが、CG映像を見ているだけで何を言おうとしているのか何となく判ると思います。



バネもダンパーも堅ければ速いって訳じゃないぞと。

それからご存知の通り、バブルスプリングもレートが高い強化品ならエンジン出力UPに繋がるというワケではありません、サージングしないなら強化スプリング入れる方が出力低下に繋がります。

アメリカのプロジェットスキーシリーズでのレース中の給油。
ATL製ドライブレイク＆ダンプカンにて、圧送ではない自由落下にも関わらずガソリン20L（ダンプカン1本）をわずか約7秒で給油完了。
ガソリン携行缶からノンビリ気長にトクトクと給油するのとは大違いですね。



そういえば最近、クイックチャージャー用のダンプカンに似た小型給油ポリタンクが安価で販売されていますが、そちらは同じ20Lの給油に2倍の14秒必要との事。
　単純計算で20L給油の場合は7秒差、40L給油では14秒差、60L給油では21秒もの短縮/遅れが出ます。
もしご自分のチームが安価な類似ダンプカン、ライバルチームがATL製クイックチャージャーを使っていた場合、給油以外の作業やラップタイムでこの時間差を挽回する事は難しいですね。

根拠はありませんが、漠然とした想像ではLFAは生産台数から考えてカーボンシャーシはパートごとに東レや三菱などの専門メーカーへ外注し、自社工場では納品された各主要カーボンパーツを組み立てているんだろうと思っていましたが、大型の3D編み機や大型オートクレーブまで導入してカーボン製モノコックシャーシの繊維を織る所から全て内製、組み立てには選ばれた熟練者が半クリーンルームみたいな工場内でやってます。



さすが世界のトヨタ、機織り機メーカーの鏡ですね。