存在意義は？

電話の故障受付の、１１３という番号があります。

自宅の電話が通じない、掛けた相手がずっと話し中、などの時、修理や状態の確認をお願いすることができるもの、と、思っていました。

いや、元々はそういうものですし、少し前に、妻の実家の電話が通じなくなった時、調査と修理をお願いしたこともあります。

今日の仕事中、何回ＦＡＸを送っても話し中でエラーになる送り先があり、久々に１１３に電話したのですが、音声案内が以前と全く変わっており、直接オペレーターと話すことも出来ず、「折り返しのご連絡をお待ちください」というメッセージが流れました。

しかし、一向に折り返しの連絡は来ず、少々急ぎのＦＡＸだったため、送り先の方の携帯電話に何回か掛けていたところ、幸いにして３０分程で繋がり、用件が済みました。

訊いてみると、現在、絶賛工事中で、今日だけ電話が不通になっているとの事でした。

結局、１１３から折り返しの連絡が入ったのは最初の電話から１時間後！少々呆れて「もう解決しましたよ！」と言ってしまいました。

後で調べてみると、現在、話し中調べは１１４番で受け付けているようです。しかし、勤務先の電話で１１４にかけてみると「ご利用の回線ではこの番号にはお繋ぎできません」とのメッセージが。携帯で掛けると、携帯会社の話し中調べになってしまいます。

携帯やメールが主流になって、加入電話回線を使う人は減っていますが、故障の問い合わせや話し中調べの依頼は絶対にある筈です。合理化の一環でしょうが、ずいぶんと使いにくくなったものだと感じました。存在意義に疑問を感じた出来事でした。