中小企業円滑化法について書く時間が無くなってしまった。

前年12月から１月末まで出張続きで、まともにみんカラみてる時間がありません。

前年からモラトリアム法について警告のうえ、アベノミクス絡みでシュンペーター経済政策の評価しようと思ってたのに･･･。

ネタが古くなったので、やめときます。







が、ただひとつだけ言っとく。

ミクロ経済の話だが、今一番顕在化しているエリアは中国地方な。
次に長野、な。

三重のフランケンが３年で地域経済ボロボロにして、小売りから流通、包装材料の業界破壊しまくってる。

現状２０１２年度倒産予想は１５０００件程度。２０００年以来１２０００件／年だったのが、３０００件程度に増えた。
で、中間決算出る秋口をピークにして、２０１３年はおそらく２００００件から３００００件な。

今日の正式発表でどうなるか解らんけど、単純なモラトリアムは麻生先生も否定したし、淘汰されるべきは淘汰されるのだろう。
でもな、前年の秋には金融庁から各銀行へ、“来年度における融資姿勢は前年（2012年）のままで”というお達しも出ている。
問題は、(信用保証協会の庇護が薄い)信金や第二地銀かもしれない。

個人的には空に口を開けてピーチクパーチク餌を求めてる連中と、伝票右から左へ流すだけでマージン取って、しかもストック調整機能も果たさない中間流通は“消えてしまえ”と思ってる。

あと、シュンペーター経済政策って言うのは、安倍先生がアベノミクスいや『美しい国へ』で謳ってた“イノベーション経済”に通じる。
即ち、ミクロ経済活動における経営革新、或いは技術革新による需要の創造だ。
単なるマーケット・インではデフレからの脱却は難しいが、プロダクト・アウトによって新たな市場進出が展開され、付加価値生産性をあげることができるなら、これが市場の活性化につながる。
これはまず、内需から始め、そして次は輸出の奨励だ。

そしてそのパラダイムは、（以前から言ってるけど）直接的国益にシフトする。
すなわち、日本人の生活を守り、アジアの安全保障に貢献できるミクロ経済への傾注。
以前私が奉じた、“国益保護産業”への傾斜。
パチ屋はじめ娯楽産業、グルメ、美容なんぞでイノベーション促進するより、こういった産業を重視しろや、と。
ここにおけるイノベーションに門戸を開けや、と。

そして、台湾、ASEAN、インドからサウジにつながるアジアエリアに対する資本投下と経済連携即ち“自由と繁栄の弧”を構築し、更には安全保障交流を深めるべきである。
それを以て“龍のトンボ”と“第一列島線進出”におけるシナの脅威に対抗せよ、と。勿論半島の蛮族など相手にせず、な。

簡単にまとめたが、本当はデータを元にきちんと書きたかった。
もしこれを読んだ方で、もう少し突っ込んだ内容を書け、という需要を頂いたら、改めて書くかもしれない・・・。