今年も大山を一周するジーロデル大山に参加させていただいた。今年は10周年ということで初の一泊二日だ。このブログを書くにあたって、写真を見ていると、
「あ、春のチームヤマモト(舞鶴)にも行ったのに、ブログ書いてないなあ。」
「去年11月の茨木ヴィンテージカーショーも書いてない,,,」
模型レストアにかかり切りすぎだ(笑)いかんいかん。今回はミニで一人で行ったせいで、今までと違って純粋に運転(とグルメ)を楽しんだので、ご報告を。
10/9日曜日。朝6時前に起床。集合場所の蒜山鏡が成スキー場までは220キロ、2時間50分と出ている。ミニコンバーチブルでの遠出は3月に津の母方の菩提寺に行って以来だな。いつも勝央のサービスエリアで朝食なのだが、今回は、
いきなり焼きそばトリカラ付き。だってセールで安かったんだもん(笑)
鏡が成スキー場には9時すぎに到着。
結構皆さん来られている。なんだかこの写真だとミニばっかりに見えるけど、
ちゃんとイタ車やフラ車が主だ。
スタートまでいろんな車を見て回る。
お、これはワンオーナー福山57ナンバーの
プリズマ。以前の米子ユーロカーミートでも見た個体だ。まだ売らずに頑張っておられる。
おお、これはシトロエンSM!実は1日ずっとご一緒されていただくことになったのだった。
これは
heyさんの1300Jr。ご一緒されていただき、嬉しかったですよ。
お、これはリブラワゴン。いい色だなあ、と思っていたら、このクルマともコンボイを組むことになった。1800四気筒のMT。素のランチアベルリーナだ。
10時前から、続々スタートしていく。今までは嫁さんがナビで当家が先導していたが、今回は
lancistaさんのランチア・トレビ・ボルメックスが先導してくださり、昼食をご一緒することになっていた。
lancistaさんのランチア・トレビ・ボルメックス
stratosさんのランチア・フラミニア・スーパースポルト・ザガート
シトロエンSMは
ショウタンさんの主治医さんだそうだ。
heyさんのアルファロメオ・GT1300・ジュニア
Kさん(名古屋の方だ)のランチア・リブラワゴン
そして私のミニクーパー・コンバーチブルの6台で午前中、大山時計方向周りがスタートした。
午前中は曇り時々雨という感じ。
とにかくトレビが速い!今までに経験したことのないペースで飛ばしてくれる。いつものようにP6と家族が一緒なら、早々に離れていたはずだ。ミニにして本当に良かった(笑)アドレナリンが出まくりでなんとかケツにくっついて行く。トレビが速かった理由は後で試乗してわかったので、その時に。
お昼は昨年と同じ「大山ものづくり学校」
フラミニアとSMが圧倒的存在感を示す中、地味なランチアベルリーナ、トレビとリブラが後で大活躍するのだった。
お昼はオーガニック素材のカレー。美味しうございました。
食事は12時前には済んでいたのだが、ついついSMとフラミニアを囲んでクルマ談義が盛り上がり、終わったら1時頃!急がねば!
せっかくオープンでイキッていたのに、この直後から雨(涙)
途中で左折する時の各車のエキゾースト音の違いを聞いてみて欲しい。どれがお好み?
コースから外れてそうだな、と思っていたら国道9号線沿いの酒屋さんに。
皆さんは横に停められたのだが、ミニだからなんとか入るかなと思い、
前の小さい駐車場(シルバーのミニバンの後ろにミニがいます)に止めようとして、歩道のブロックで左スカートをガリガリ!
あーやっちゃった。以前ジャガ−XJ8でも擦りそうになったけど、ガリガリしたのは久しぶり。
気を取り直して走行は続行。
途中の休憩所、レークサイド大栄では、
蒜山ジャージー牛乳入りのソフトを。乳脂肪分が多くて美味しうございました(笑)
ここで、今回のcar of the showに出会う。
鳥5(鳥取のシングルナンバー)、ホンダS800M。未再生原形車、いわゆるレストアがされておらず、オリジナル塗装のままでこの美しさ!オーナーさんはもう一台ピカピカのレストア済みS800も持っておられるとのことだが、主催者の
白猫#35さんも、
「鳥5は珍しいねえ。島根のシングルナンバーは紛らわしいから「嶋5」らしいけど、見たことない」
と言われていた。
70年代らしいディーラーステッカーの字体。
ジーロデル大山、今夜のお宿は湯原温泉の「森のホテル ロシュフォール」だ。
倉吉に近い関金温泉から、犬鋏峠(いぬばさりとうげ)を通るのが一般的だが、さすが白猫#35さん、その迂回路になる峠を指定してくれていた。なぜかたまたまトレビとリブラワゴン、二台のランチア・ベルリーナの後を追うことになったが、またトレビが速い!
こっちも限界近いのだが、前の二台は全く同じく長い後輪のランチアストラットを利用した同じような素晴らしいコーナリング。テーマクラブでもなんども同じ光景を見た、ランチア・ベルリーナらしい懐の深さだ。気が付いたら後ろから白猫#35さんのレーシング仕様アルファ2000GTVがガオガオとウエーバーキャブを鳴らして追っかけて来る!ライオンに後ろからカミカミされている気分だ!l
こんなに怖くて、でもこんなに楽しく走れたのもミニのおかげ。さすがに小さくてスポーティーなニューミニ、CVTでもSDモード+ブレーキングだけで集中して楽しく走ることができた。
無事お宿に到着。SMは今日でお別れ。少し残念だったが、素晴らしい存在感だった。
さあ、これでゆっくりしようと思っていたら、同室のlancistaさんから、
「今から同乗者を鏡が成まで送っていくので、良かったらぜひトレビ、乗ってみてください」
とのお申し出。せっかくなのでリブラワゴンのKさんも含めて4人でドライブへ。同室だった
じぇじぇりんさん、長いこと待たせてごめんなさい。
高速も地道も飛ばすのだが、本当にスムーズでまるでサイレントシャフトの付いた16Vのテーマのよう。帰路は運転させていただいたが、あまりに速度感が無くて高速道路で
「80キロでしょう...え、120出てる!」
というくらいパワフルかつスムーズだった。なぜ今日1日こんなに飛ばしていたのかわかった。速度感が無いんだ!
お宿に帰ってお風呂に入り、大宴会!
なぜか同じ鍋の方が少食で、この左手の肉の1/3は私が食べたのかも。こんなにしゃぶしゃぶで肉を食べたのは初めてだ(笑)お向かいさんはチンクと126の方。やっぱり非力だけど使い切る楽しみが嬉しいと言っておられた。最後の犬鋏峠以外はほとんどコース通り、かなりチンク/126には厳しいはずだが、ピッコロ軍団は頑張っていた。
最後はうちの部屋でランチスタ対アルフィスタで総計10名、大盛り上がりの夜は更けていった。