2011年03月13日
3/11、私のドキュメンタリー(長文失礼します)
先週から、仕事が忙しくなっていました。金曜日に作業をしていた仕事も、土曜日納期のもので、忙しく仕事をしていました。
14:42
地震発生、最初はちょっと揺れてきたかな?と思っていましたが、それがどんどん大きくなってきたので、お店のみんなと扉を開けて、外を見ていました。さらに大きく揺れだし、それがとても長かったように感じましたね。これ以上大きくなったらどうしよう?というところで、収まり始めたので、ちょっとほっとしました。
総武線のガードが目の前なので、電線や架線柱など音をたてながら、揺れていたのが印象的でした。
すぐにラジオは、緊急放送になり、最大震度7?というし、これはただ事ではないというのは、すぐにわかりましたね。幸い、うちの周りの近所は、特に被害はありませんでした。
地震直後、上の6Fには、オカメインコのカゴ、7Fの部屋には、コーギーのマリンが居ました。安否確認をしようにも、上に行くエレベーターが地震で停止。非常階段の扉の鍵は、6Fにあり、上の階に入ることができない状況に。
すぐにエレベーター会社に連絡を入れましたが、電話は繋がらない。こういう地震が起きた時に電話は繋がらないですよね。わかってはいるのですが、上に階にいるペットが心配で、1時間近くかけましたが、繋がりませんでした。
17:00過ぎ
リハビリに行っていた親父とお袋さんが帰宅しました。診療所は4Fにあり、やはりエレベーターが動かず、親父を車いすに乗せて、4人がかりで階段を下りて、下に来たそうです。
実家のエレベーターも動かないので、親父を上の階へ連れて行くことができないので、階段を一歩一歩、両脇を抱えて、2Fの事務所へ連れて行きました。
ここからは、お袋さんにエレベーター会社に連絡を続けてもらって、私は仕事に戻りました。
お袋さんが繋がりやすいだろう外の公衆電話で、エレベーター会社に連絡を取ることに成功。しかし、いつ来られるのか?ぜんぜん予定が立たないということでした。順番に回りますので、お待ちくださいということに。
18:00ごろ
ラジオでは、JRなどの鉄道が終日運休を決定したということで、お店の人は店に泊まることになったので、お袋さんに、すぐに夕飯を買ってきてもらうように頼みました。やはり、すぐ近くのコンビニはすでに、すぐに食べられるようなおにぎりやパンなどは売り切れ。ということで、三定で天丼弁当を頼んできてくれました。こういう時に、食堂系がやってくれているのは、ありがたいですね。
19:00ごろ
エレベーター会社がダメなら、鍵を預けているセキュリティー会社に連絡すれば、鍵が貸してもらえるかも?ということで、今度はセキュリティー会社に連絡することに。しかし、家の電話からでは繋がらず。
名刺を見ると、久松町ということで、自転車で行けば、10分もかからない場所でした。自転車で久松町を目指したのですが、通過する靖国通りは車がびっしり、ほとんど動かない渋滞でした。横にある歩道は、歩いて帰宅する人たちで、混雑状態。異常事態だなと感じましたね。
名刺に書いてある住所まで来たのですが、そのビルが見当たりません。そう、この名刺、けっこう前にもらったもので、引越ししていたようです。寒さにもやられて、戻りました。ジャンバーは7Fに置きっぱなしだったので、上着はトレーナーだけだったので。
20:00ごろ
また、お袋さんに外にある公衆電話でかけてもらったのですが、こちらも動ける人がいないので、いつ行けるのか?わからない状態。やっぱりダメでした。
地震発生から約5時間近く経ってしまいました。コーギーのマリンは、いつも19時前にはトイレの散歩に連れて行っていたので、そろそろトイレも心配になってきていました。
いつ来るか?わからないエレベーター会社の人を待っていても、仕方がないので、最終手段に。非常階段側の扉には、網入りのガラス部分があります。大きなドライバーとハンマーでガラスを割って、鍵を回して、扉を開けました。
6Fから中に入って、中を見ると、食器棚からガラス製の皿やコップが、5、6個床に落ちて、割れて、飛び散っていました。
そこから見えるオカメインコのチビのかごは、揺れの方向が良かったのか?置いてあった場所から落ちることはなく、そのままの状態でチビは無事でした。
掃除機を取り出し、まずは飛び散ったガラスの掃除をして、上の7Fに行く階段までをとりあえず確保しました。
20:30ごろ
コーギーのマリンは、滅多に吠えないので、6Fからはどうしているのか?ぜんぜんわからない状況でした。階段を上がり部屋へ。部屋の扉は、10cmほどしか開いていませんでした。扉の前に棚用の板を置いてあったので、それが倒れて、扉を閉めてしまったようです。
隙間から部屋の中を覗くと、上の方に置いてあった箱とかが落ちていて、部屋の中央にマリンが居ました。見た瞬間、無事だったのでほっとしました。
扉の隙間から、倒れた板をどかし、部屋に入りました。マリンはとても嬉しそうでしたが、ちょっと腰が立たないような感じでした。腰を抜かしていたのかも?だっこして、6Fに来ていた嫁さんにバトンタッチ。すぐにトレイ散歩に行ってもらいました。
部屋の中はというと、揺れの方向が良かったのか?家具が倒れることはありませんでした。家具が5cmぐらい移動はしていましたが。あとは、飾ってあったミニカーが10個ぐらい落ちていましたね。その他は、それほど被害はありませんでした。
21:00ごろ
チビもマリンも一段落したということで、6Fのガラス掃除も終わり、次の作業に取りかかりました。それは、親父を2Fから6Fに上げること。足が利かない親父なので、最初はおんぶしてと思ったのですが、手もそれほど力がないので、おんぶは断念。お店の人にも手伝ってもらって、車いすごと、4人がかりで4階分、階段を使って上がりました。
上がってすぐに、なんと、エレベーター会社の人が来て、あっけなく、エレベーターを動かせるようになり、あの親父を4人がかりで上げたのは、なんだったんだろう?と。(^_^;)
22:00ごろ
実家の方も落ち着いたので、今度は嫁さんとマリンと一緒に住んでいるマンションに向かうことに。嫁さんは、まだ食事をしていないということで、まだ開いていたスーパーで買い物。やはり、すぐに食べられるようなものは、売り切れでしたが、作って食べる用のものを買ってみました。コンビニの7-11にも寄って見ようということで、江戸通り方面へ。
江戸通りは上下線共に渋滞で、信号が変わっても、ほとんど動かない状態でした。割り込み?とかあるのか、いろいろなところでクラクションが鳴っていましたね。なんか、昭和の渋滞を思い出しました。(^_^;)
脇の歩道も、徒歩で帰宅する人たちでいっぱいで、凄い状況でしたね。
7-11にも、たくさんの人がはいっていました。やはり、おにぎりやパン、カップ麺とかも無くなっていましたが、おでんがあったので、それを買ってみました。
22:30ごろ
マンションに到着しました。エレベーターが動いているのか?ちょっと不安でしたが、エレベーターは問題なく動いていました。
部屋の中はどうなっているのか?実家の7Fでも、いろいろなものが落ちていたので、11Fなら、もっと凄いことになっているのでは?不安がありましたね。
部屋の中は、ものが落ちたり、引き出しが開いていたりと散らかってはいましたが、家具が倒れることはありませんでした。
揺れの方向が一定だったみたいで、揺れの大きな方角の家具は10cmぐらい動いていました。さらに、MacProの本体は床に置いてあったのですが、30cmぐらい移動していましたね。倒れなくて、良かったです。(^_^;)
部屋を片付けたり、食事をして、お風呂に入ってと、落ち着いて寝たのが午前1時半ごろ。しかし、余震ごとに目が覚めてしまい、3回ぐらい目が覚めたでしょうか?今日も余震が続いていて、つねに身体が揺れているように感じます。(^_^;)
土曜日も残業で仕事でしたので、やっとこの日記を書くことができました。
余震がまだまだ続いていますが、皆さんも気をつけてください。
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Posted at
2011/03/13 10:13:43
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