③フルディテイリング
おそらくこちらに興味がおありの方が多いと思います笑
せっかくの晴れ舞台、オフ会イベントですので、いま僕の持てる洗車グッズ・技術を全てフル活用したディテイリングを持って臨もうと、下記のメニューをこなしてきました。
■フルリセット
■フル研磨(洗車キズ除去)
■セラミック硬化コーティング
■グラフェンコーティング
■天然ワックス施工
■フルリセット
まずは文字通り全てをリセット、洗浄します。ボディはスケール、油分、鉄粉を完全に除去し、ドアの隙間、タイヤハウス、ホイールの内側、エンジンルーム、インテリア、下回り全てを清掃します。という名目なのですが、まぁそううまくは行かないですね(笑)
気になったのが、サイドの特に下側の引っかかりが100%きれいにはとれませんでした。鉄粉かな?ピッチタールかな?といろいろやってみましたが、98%くらいで完ぺきにツルツルにはなりませんでした。ここにあまり時間をかけても意味がないので、早々に切り上げています。
タイヤ、ホイールも4輪ともわざわざ外し、全てきれいに仕上げてあります。どうせ走れば会場つくまでに汚れるのに…(笑)
スケールは車庫保管ということもあり、ほとんどなく作業はあまりせずに済みました。
■フル研磨(洗車キズ除去)
今回のメインはこちらになります。日中のお外で見るとめちゃくちゃキレイに見えるボディでも、強い直射日光やそれ同等のライト照射、特定の条件下ではかなりの洗車キズが現れます。逆に言えば普段の8割方は気にしなくて良い部類となりますが、せっかくなので全部消しておきましょう。
ただし、3インチポリッシャー&被膜の固い欧州車独特のクリア層に苦戦して、正直他者からすると目も当てられない内容だったと思います。傷も100%消すのではなく、ある程度妥協しつつの作業になりました。
■セラミック硬化コーティング
今回、手持ちで最大限にツヤを出すにはどのような組み合わせが一番かな、ということで最下層のベースコーティングにABSOLUTE WAX のSlick Hybrid Ceramic Coatingを用いました。本来ならグラフェン→セラミックが良くある順番だと思いますが、ここは製品の耐久性を基準に施工しています。
SLICKは1年耐久の硬化系コーティング、AutoFinesseのグラフェンは数か月耐久のペースト状でワックス扱いなので、このような順番になります。
開けてから結構立つ小瓶に入っていますが、硬化することもなく、おそらく劣化もそこまでなく、画像の用に濡れ艶肌をてにいれることができました。
↑セラミックコート直後。一番感動しました。
全ての施工を終えて思うことは、「最強のツヤ加減」で言えばこの時点が頂点だったのかな、と思います。
その理由は後述に続きます。
■グラフェンコーティング
グラフェン→セラミックの順は載るのだから、逆も然りだろうと簡易的に施工できるグラフェンを中間層に採用しました。これにて透明感あるコーティング膜の厚さ増し、グラフェン特有の耐薬性能とツヤの濃さの深みをブーストする狙いです。
↑グラフェン直後。角度によってはトーンダウンが感じられました。
悪さはしませんでしたが、逆を言うと大きく変わったとも思えませんでした。ただし、若干ながらトーンダウンはできていたと思います。
■天然ワックス施工
最大の失敗はここにありました。まずは手持ちWAXからどれをトップコートに持っていくかの選定となりますが、Waxaddictにしたいところ、これは溶剤入りなので今回のような組み合わせ施工に向いているかはわからず除外、サムズは施工こそ簡単なれど結果もそこそこなので除外、単体で驚くほどのツヤがでるABSOLUTE WAXのAshleysかShow off、オートフィネスのillusionかで迷い、雨が降ったときのことを考え、派手さのない疎水系のAFは除外、残る2つの銘柄のうち、僕の中で過去に一番感動が強かったAshleysとすることにしました。
失敗の元は施工でして、今回欲張って結構な時間放置をしてしまいました。ええ。今までにないふき取りの重さです。いや重いってものではありません。ふき取り不可です(笑)
一生懸命、ビードジュースで均しながら拭き取るも、延々と仕上がらず、計3日程場所を変えて確認してそれでも拭き残しが残る程でした。そのためふき取りタオルによる洗車キズは再度つきましたし、全体的に若干ながらコート幕が曇り、一番最初のセラミックコーティング時のような濡れ艶感は薄まったように感じます。代わりに天然ワックス独特のオイリーな妖艶さは増えましたが、やはり1層目のような感動はないように感じます。さらなるメンテでビードジュースの他サムズのEXディテイラーも用いて全面施工したので、正直TOPは完全にAshleysではなく、QDの膜に置き換わっているんじゃないかな、と思います。。
↑WAX施工後
その他WAXをトップにもってきたメリットとしてはスケール対策も含まれ、正直これが一番大きいので後悔はしていないものの、あまり欲張り過ぎても思った結果が得られるわけではないなと身に沁みました。
施工完了後、基本的にはガレージから出さずその状態を維持しているのですが、施工後一度雨の日にどうしてもイヴォークを出さなければならず、その時の撥水の模様が下記になります。
そのため後日スノーフォーム洗車も行っており、液剤をガン弾きする程のバッチバチ撥水状態とはなりました(笑)
裏話的にはこういう現状で、結果としては最良ではないものの、その失敗やスキルレベルも含めて今の僕の洗車における集大成を表した作品となりましたので、当日ご参加される方は優しい目でご鑑賞いただけると幸いです(笑)
ECJのオフ会は、恒例のプレゼント交換があります。
僕はその場に下記のセットを持参する予定です。
・Sam’s detailing エクステリアディテイラー(簡易コーティング剤、クイックディテイラー) 新品
・it's win Rapid マイクロファイバーポリッシュタオル 白 中古(洗濯しただけ)
・各種説明書
このブログを見て、英国洗車用品でちゃんいとが行う洗車の一部を体験したい!という方は是非狙ってみてください😊このQDは水を不要としての汚れ落とし兼艶出し剤としても使えるので、オフ会場でその場で施工もできちゃいます!
と言う感じで、前日譚はここまでとし、参加後にその模様をまたお伝えしたいと思います。
ではでは😊当日皆さんよろしくお願いしますm(_ _)m楽しみにしています。
Posted at 2022/10/12 18:39:48 | |
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