• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

tsuma(ちゃんいと)のブログ一覧

2022年02月26日 イイね!

the detail guardz 日本代理店

阿部商会のHP

先々週くらいまではなかったと思うんです…気のせいだったらごめんなさい(;'∀')
でもグーグル先生も2日前に更新されたよって言っているからタイムリーな話題みたいですね。どちらにせよ、正式に日本代理店にて輸入されるようになったみたいです。

阿部商会って、記憶にうっすら残る感じで結構大手?だよね(;'∀')
なんだっけ…あっBBSか!納得!



やっぱり大きなところがやると、理想の価格帯で販売してくれますね。
洗車用品の代理店さんは、需要の関係もあってか仕方ないかもしれませんが、正直高いです。もうちっと企業努力頑張ってくださいm(_ _)m

とにかく、これで気軽に買えそうですね^^
一足先に個人輸入してしまいましたが、そのうち2つめのバケツ用にも購入したかったのでよかったよかった😊
Posted at 2022/02/26 21:48:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2022年02月24日 イイね!

米Amazonで初お買い物 -到着編-

先日米Amazonで初めてお買い物をしたのですが…

購入したのは…



これと



これでした。

そう、グリッドガードです。
カナダの企業、The Detail Guardz社の「DIRT LOCK」シリーズの" バケツインサート "と" スクラブウォール180° "になります。

BUCKET INSERTは販売店、利用者ともに日本でもいくつか見かけるのですが、SCRUB WALLは(注:僕が知る限りは)おひとりしか見かけず、やはり日本でも手に入りづらさがあります。価格については多くは語りませんが、米アマゾンで比較的安価に購入できることを知り(結果、そんなに安くはなかったですが😂)ものは試しと買った次第となります。

まずは発送編ですが、前回&ナニシテル?で「同じところから買ったのに別々に発送するんかーい!」と突っ込みを入れていました。

追跡機能で追ってみると、スクラブウォールの方は米国オハイオ州のパタスカラの倉庫から発送で、UPSが発送していました。
一方、バケツインサートは米ジョージア州のアトランタ倉庫からの発送で、業者はDHLでした。なるほどそういうことだったんですね。。

2/16の日本時間14時代に同時注文し、先に到着したのはUPSのスクラブウォールで、こちらは下記ような流れでした。

※現地時間
・2/18 AM パタスカラ出発
・2/19 AM アラスカ州アンカレッジへ移動
・2/20 PM 成田到着
・2/21 AM 中央区と表記があるが、実際は自宅へ到着。配達完了

DHLのバケツインサートはというと、下記のような流れでした。

※現地時間
・2/19 不明 アトランタ出発
・2/20 AM ケンタッキー州へ移動
・2/22 PM オハイオ州シンシナティへ移動
・2/23 PM 東京到着
・2/24 AM 成田と表記があるが、実際は自宅へ到着。配達完了

Amazonの注文履歴からこの情報が見れるのですが、リアルタイム性はなく、結局到着後に詳細が更新されています。到着までの間は、UPSやDHLのHPから直接注文番号を入力して追った方が、より詳細により早く更新されていました。
また、米アマゾンは到着までの間ずっと到着予定日を最遅日で表記していたので、あまり当てになりません。まぁ、これは日アマゾンでも同じですね。

結果的に約1週間で届いたわけですから、御の字ではあります。
さて配達時のパッケージですが、左記に届いたスクラブウォールは丁重に段ボールに入っており、きれいなまま届きましたが、バケツインサートは紙袋で中国からの発送みたいな小汚さ、ボロボロで中身のパッケージまでボロボロで、正直日本でしたら返品レベルの商品管理でした。しかし、そもそもガシガシ使うような品を購入したので特に返品等はしませんが、精密機械や壊れ物はちょっと購入するのはためらうなぁ(運要素入るなぁ)というのが正直な感想です。

そもそもなぜこの商品を買ったかというと、従来?のグリッドガードではバケツ内でミットを濯いだ際に巻き上がる砂埃は防ぐことができません。あくまで、バケツ内のツールを底につけないための足でしかないのです。このあたりの詳しい話は、下記の動画と、とみん友さんにすごく詳しくまとめられている方がおりますので、ご参照いただけるとわかるかと思います。



本来であれば、2バケツ制にて2セット用意するべきなのですが、正直言うと毎回毎回2バケツ用意するのって面倒ですよね(;'∀')あれ…僕だけ…?
これを使えば、1バケツでもかなり洗車キズの抑制に繋げられると思いましたので、まずはお試しもかねて1セット購入しました。


ではようやっと本題の商品のレビューに入らせていただきますが、ここで予期せぬトラブルが起こります。



画像を見ておわかりでしょうか…そう、オートフィネスのバケツに径が合わない問題が発生😭😭😭

汎用的なバケツの方には問題なくフィットします。つまり、オートフィネスのバケツは若干スリムにできているということですね。手持ちの黒いバケツなら問題なく使えますが、僕がこのグリッドガードを使いたいのはオートフィネスのバケツの方なんです(;'∀')

よくよく観察すると、本体から少し出っ張りが一周しています。メーカーも商品のフィット感を重視しているようで(おそらく隙間から砂埃が舞うという本末転倒なことを防ぐため)このような造りになっていると推測されます。全く入らないというわけでもなく、あと1~2mm径が小さければ入りそうな雰囲気です。本来使いたいバケツに使いたいのであれば、、、ここは、、、加工するしかない!



というわけで、エアルータで突起を削っていきます😂

最初はカッターで削るよりこっちの方がはやいと思いましたが、結果的に30分~1時間程作業し、ほぼ突起がなくなるまで削りましたので、初めに少しカッターで削ってからルータを使った方が早かったかもしれません。
削りカスがすごく、バリもすごいので、あまり推奨できる加工ではないですね(;'∀')

苦労のかいあってか、見事、装着することができました。



おお~(;'∀')
なかなかいいんでない?

なお、スクラブウォールは2つ使えば360°全周覆うことができますが、先人の方のお知恵にてガンマシールリッド(蓋)がついている場合、使用が難しそうだという表記がありましたので180°としました。実際、180°でも全く問題なさそうです。しかし、この蓋部分の奥側にスクラブウォールが入り込む形で設置され、そのおかげで位置は安定するのですが、どうにもこうにも取り外しができません(笑)かっちりはまってしまい、また指をひっかける場所がないので難しいようです。
このまま使い続けるのであればいいのですが、いやいや溜まった汚れを洗い流す必要がありますので、結果洗車の度に着脱は必須となります。そこで考えたのがこれ。



インシュロックで指をひっかけモノを引っ張るところを作りました。
素材も色も似ているので、違和感は全くありません。また、使用の邪魔にもなりません。左右と真ん中、3か所にこれを作りました。

これで不便なく使う準備が整いましたが、正直ここまでしてオートフィネスのバケツに合わせる必要はなく、ただ径の合う標準サイズのバケツを使えばいいだけの話です(笑)しかし、久しぶりにDIYらしい作業ができ、またオリジナル感がでましたので個人的には非常に満足な結果となりました。

あとは使うだけですので、次の洗車の機会が楽しみです。



あっ、最後にこの商品のAmazonにおける在庫(各色含む)ですが、日によってかなり変動します。一定の色しかない時もあれば、いきなり色のバリエーションが増えることもあり、最初欲しかった黒がなく少し待ってみました。数日すると黒が追加され、次の日には在庫がなくなり、また入荷したり…を繰り返していたので、欲しい色が出ていなくても少し待ってみると吉かもしれません。
(ただ、オートフィネスのような色合いのターコイズ色などは一度も在庫されませんでした)
Posted at 2022/02/24 16:45:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2022年02月18日 イイね!

米Amazonで初お買い物

タイトルの通り、Amazon USAで初めてお買い物してみました。


別に商品を隠す必要はないのですが、まぁお楽しみということで(笑)

アカウントはJPとその他諸外国とは別物なので、新しく作成する必要があります。
その他諸外国のAmazonアカウントはほぼ共通でして、日本だけ仲間外れ感があります(;'∀')

登録はいつもの通りでサクッと終わります。作った後も、住所とクレカ登録が終われば、すぐに使えるようになります。

物は2点、約$17と$20ですね。計約$37で、この日1$=117円だったので、約4300円。円安気味だったのでちょっとだけ高めです。こういう計算がサクっと注文画面でわかるのはいいですね。

送料は2パターン用意されており、2/16注文で

①3/1~3/28の間に届けます…約$21(2500円)
②2/23~2/28の間に届けます…約$32(3800円)

の2つです。送料の開きは約$11(1300円)です。
急いでいないので、安い方でいいかなと思ったのですが、最短の3/1に届けばいいですが期間が約1ヵ月と広く取られているのがきになり、1300円差ならまぁいいかと②の早い方にしました。結果的に合計8008円となりました。

ちなみに、Primeに登録すると何か変わるかな、と30日間の無料体験に入って注文画面を比較してみましたが、一切変わらず。。

なお、これら情報は商品や配送元の扱い(SHOPなのか、Amazon倉庫からなのかなど)によって大きく異なりますので一例ということでお願いします。
Posted at 2022/02/18 09:44:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2022年02月02日 イイね!

イヴォークに使われるレザーについての考察②

2012~2014YMでは「Pure」、「Prestage」、「Dynamic」の3グレード構成でしたが、2015YMで「Autobiography」が加わります。「Autobiography」は当然のごとく全てが「オックスフォードレザー」となるのですが、「Prestage」がある以上、このブログの主題であるレザーに限っては個人的にそこまで魅力はなく、また資料も少なく「前期Autobiography」についてあまり語る点はありません。しかし、これから本記事で語っていく"後期"におけるグレード構成の見直しは、おそらくこの「Autobiography」の登場が大きく影響しています。イヴォークに限らず「フルモデルチェンジ」ではない「ビックマイナーチェンジ」、いわゆる「てこ入れ」にて、通称”後期型”と呼ばれることになるイヤーモデルたちの宿命、そう、恐怖の「コストカット」が訪れるのです。

2016YMは上記にもあるビックマイナーチェンジが行われ後期型となり、大きくは変わらないものの内外装ともに細かい多くの改良が加えられ、別の車種と言ってもいいくらい印象が異なる車となりました。

グレードも SE / SEplus / HSE / HSE dynamic / Autobiographyとなり、ますます訳が分からなくなっていきます。僕的には、前期「Pure」が後期「SE」相当、前期「Prestage」が後期「HSE」相当、その中間に新グレード「SE plus」ができ、前期「Dynamic」が後期「HSE dynamic」、「Autobiography」は前期も後期もそのまま、という形で置き換わるのかなと思っています。
しかし、特に「Prestage」→「HSE」にて、僕が最も気にするダッシュボード周りやドアトリムと言った部分に「オックスフォードレザー」が選択できなくなる事態となり、事実上のコストカットと言えると思っています。
SE / SEplus / HSE / HSE dynamicの4グレード全てにおいて、標準がいわゆる「ソフトタッチ素材」となり、Autobiographyのみ標準で「オックスフォードレザー」となります。
ただし、前期「Dynamic」に「Dynamic Plusパック」のOPにて「ソフトタッチ素材」を「オックスフォードレザー」にできたように、後期「HSE dynamic」のグレード”のみ、「オックスフォード・レザーインテリア(OP名)」という、218,000円のメーカーOPにてダッシュ周りやドアトリムを「オックスフォードレザー」にすることができます。
つまり、後期にて「オックスフォードレザー」のインテリアとなりえるのは約800万円からの「Autobiography」か、約700万円からの「HSE dynamic」に約22万円のOPをつけた車両のみ、ということになります。
「Prestage」はスタート価格約600万円前後で標準で「オックスフォードレザー」のインテリアだったのですが、後継にあたるであろう約640万スタートの「HSE」では「オックスフォードレザー」は標準ではないどころか、OPで選ばせてももらえない、これが前述の僕の思う事実上のコストカット、というわけなのです。また、初期のイヴォークにはなかった「Autobiography」が後から加わり、「Autobiography」とその他のグレードをはっきりと区分けするために「プレステージ」相当の「HSE」では「オックスフォードレザー」インテリアが廃止されたのだと僕は感じています。

ところで、後期型となった2016YMのカタログでは、グレード別にシートにはどんな素材が使われているかの表記は見られるものの、ダッシュ周りやドアトリムなどのインテリアにはどんな素材が使われているかについては、いよいよ記載すらされなくなりました。「ソフトタッチ素材」という表現も存在しなくなります。
また、「オックスフォード・レザーインテリア(OP名)」という表記も2017YMまでで、2018YMからは「ウィンザー(オックスフォード)レザーインテリア」という表記に変わります。わざわざかっこ書きでオックスフォードであることを示しているのは、イコールなのか、後継であることを示しているのかは分かりません。ウィンザーとはオックスフォード同様地名であると思われ、ウィンザーとオックスフォードは少し離れた場所にあるのですが、実際どういう意図なのかは現時点では調査しきれませんでした。

<2022/02/03追記>
オックスフォードレザーとは「オックスフォード地方で鞣された革を広くオックスフォードレザーと呼んでいた」と記載がある記事があります。

またオックスフォードレザーは「イタリアのILCEA社がフランス、スイス、ポーランドの最上級の吟面をもつカーフ厚皮のみを厳選しながら」と記載がある記事もあります。

そして、ウィンザーレザーには「ヨーロッパ産の原材料と、リオグランデドスル地方から厳選された南米の牛の両方から作られています」と記載がある記事もあります。

このことから、まず○○(地名)レザーとは、革の原産地ではなく、加工場所や発祥地(現在どうかはまた別)を示すものだと解釈しました。難しいですね(;'∀')

ですので、ランドローバー社における「ウィンザー(オックスフォード)レザーインテリア」という表記は、"今までのオックスフォードレザーに変わってウィンザーレザーに変わりますがほぼ同格ですよ"という意味のカッコ書きだと思っています。
<2022/02/03追記おわり>

しかし、オックスフォードレザーという表記はここで消滅し、以降の新型イヴォーク、現行のランドローバー車においてはトップグレードのレザーを「ウィンザー・レザー」と表記しています。

イヴォークはYMの変更でじわじわと値が上がり、前期から後期に変わる際は特に大きく値上げして行き、2012YMではピュアのスタート価格は450万円だったのに対し最終型2018YMのSEはスターと価格502万円と50万円高、プレステージ/HSE以降に関しては前期と後期では約100万円の開きがあります。もちろん新機能や改良は毎年行われており、よりよい車に近づいていった分も値上げには含まれておりますが、車体に使われる高級素材、についてはひっそりとグレードが下げられつつある現実を、実はここまで調べるまで気づくことができませんでした(あくまで僕の場合)
イヴォークに興味を持ち中古車選びをしている段階で、ここまで調べ上げる変態はそういないと思います。僕は最初から後期のみを狙っていたので前期についての調査はほとんどしませんでしたが、前期/後期で迷っている人は、この2つのブログが少しでも参考になれば幸いです。

ちなみに、新型イヴォークではレザーについて下のグレードから順に「デュオレザー」「グレインレザー」「ウィンザーレザー」で使い分けています。初登場の「デュオレザー」は、調べてもわからなかったのですが、おそらく英企業の合皮であると解釈しています(全然違う恐れあり)また、最近発表されたレンジローバーには「セミアニリンレザー」の他、「ニアアニリンレザー」という表記もあります。セミアニリンはわかるのですが、ニアって初めて聞いた上一切情報がないので、これがどういったものなのかは全然わかりませんでした(笑)とりあえずセミアニリンよりは高価なもの見たいです。

「パーシャルレザー」「グレインレザー」「オックスフォードレザー」「ウィンザーレザー」「デュオレザー」「セミアニリンレザー」「ニアアニリンレザー」、一部他で通じる表記もあるものの基本的には英国またはランドローバー社の造語と言ってもいいレベルの表記な上、他社にももちろん「コノリーレザー」や「ナッパレザー」、「バルコナレザー」や「メリノレザー」などいろんな表記がある上、本革ではなく合皮でも語尾にレザーがついたり、同じ○○レザーでも○○は必ずしもクオリティを指すわけではなく、同じ呼び名でも月とすっぽんくらいのクオリティ差があるものもあります。もはや何が何だかわからない上、十分な説明もないので、みなさんどうやって認識しているんだろうと不思議に思いました(笑)


このまま画像なしも味気ないので(笑)最後に、私のイヴォークのインテリアを紹介しておきます。



2018YMの後期型、グレードはHSE dynamicですので標準では「ソフトタッチ素材」ですが、「ラグジュアリー・シートパック」に付属する「ウィンザー(オックスフォード)レザーインテリア」のOPにて、ダッシュボード周りやドアトリムにもウィンザー(オックスフォード)レザーが使われています。
カラーは「ルナ/アイス」と呼ばれる配色で、グレー(ルナ)のレザーや水色(アイス)のレザー、ターコイズのステッチが使われた希少色となります。なぜ希少かというと、HSE dynamicはこの「ルナ/アイス」の他に「ピメント/エボニー」(赤色)と「タン/エボニー」(茶色)のHSE dynamicグレード専用色に加え、下位グレードで選べるほとんどの配色を選択可能なので、圧倒的に「ルナ/アイス」以外の物が選ばれている傾向にあります。また、ほとんどのディーラー見込み発注車ではこの配色が選ばれることはなく、購入者がフルオーダーで「ルナ/アイス」を選択した車両のみ設定されているのではないかな、と予想しています。

また、「ルナ」についてですが、前期においてはグレーというよりかはどちらかというと限りなく黒に近い配色に対しても「ルナ」という表記がされており、決められた色に対して使われるというわけではなさそうです。

振り返ると当時の僕は、ネット上でも「ルナ/アイス」はあまり見かけない上、興味のない色だったので、この配色を選ぶことはないように思えました。どちらかと言えば、よく見かける上好みである「タン/エボニー」(茶色)の配色の車両を探していましたが、おそらくHSE dynamicにおいて比率的に多いのはピメント/エボニー」(赤色)と「エボニー/エボニー」(黒)で、「タン/エボニー」(茶色)もあまり多くはない印象でした。
しかし、インテリアカラー以外はほぼ希望通りの車両がネットに掲載され、とりあえず実際に目で見てみようと思いお店に行き、初めて実物の「ルナ/アイス」を見たときに一目ぼれのような衝撃がありました。
今ではタン/エボニー」ではなく「ルナ/アイス」で良かったと心から思っています。
Posted at 2022/02/02 15:19:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年02月01日 イイね!

イヴォークに使われるレザーについての考察①

<2022/02/03更新>一部画像追加

イヴォークに限らず全てのメーカーに置いてそうだと言えそうなのですが、シートについてははっきりと本革・合皮・ファブリック等の記載があるにも関わらず、ダッシュボードやドアトリムと言った部分の素材がなんであるかは、一切説明がないものが多いように思います。

そうは言っても、新車価格500万以下であれば基本ハード素材、良くてソフトパッド(合皮)であり、グリップやシフトレバー、ステアリングと言った随所に本革が使われることはあるものの全体的にレザーである、といったインテリアはほとんどなく、ましてや炎天下では最もダメージを受けやすいダッシュボードにおいては本革が使われることはおそらくありえません。
4桁を超える超高級車のダッシューボードは逆に、基本的に車庫保管であり常時紫外線にさらされる駐車環境にないことがさも前提であるかのように本革であることが多いのですが、問題は500~900万台の超がつかない高級車と呼ばれるクラスにあります。
特に最近は合皮であってもステッチがアクセントとして縫われているものが多く、またぱっと見た感じでは本革にしか見えませんし、通常一般的にはそこまでダッシュのマテリアルがなんであるかは気にも留めない人が大半だと思いますので、だからこそカタログにもわざわざ「ここは合皮です」なんて書くことはないように思えます。
しかし、私のように「これ本革なの?合皮なの?」というところに異常なまでに気にする民にとっては不親切どころかクレームものレベルの記載のなさに怒りを覚えつつ、そうは言ってもディーラーに聞くのも消極的な性格上困難を極めるし、むしろ簡単にはわからないからこそ今回のようにカタログを集め隅から隅まで読み、カーセンサーの登録車両の画像を何百倍と拡大し凝視し、Youtubeの紹介動画をリモコンの巻き戻しボタンが擦り切れるまで再生し真実を突き止めることに楽しみを見出す次第となります。

前置きの3行目からそっ閉じする人が大半であろう中ここまで苦痛に耐え読んでくれた方には申し訳ないのですが、以降もまた長い長い本題、しかも画像なしが続きます。
そう、これは「オックスフォードレザーって何?」という疑問から始まり「イヴォークのシート以外の素材って結局なんなの?」を個人的に調査した結果を共有したいという趣旨のブログになります。多分、ここまでイヴォークのダッシュボードに関心を示しまとめた記事は世界中どこ探してもないと断言できます(笑)


イヴォークの2012YMのカタログにて、Pureグレードの説明欄には「パーシャルレザー」と「フルグレインレザー」を用いているという記載があります。
また、標準シートの説明には「Diamicaおよびグレインレザーシート」と記載があり、写真や実車を見ると2素材のツートン仕様となっています。
Diamicaとは、調べると旭化成の人工皮革と出るのでそれかと思ったのですが、仏のカタログに伊のMIKO社の商標登録であるという記載がありました。アルカンターラ調の合皮のようです。


また、ダッシュボードとダッシュ横(ミッドセクションと表記)には「ソフトタッチ素材」と記載があり、こちらも合皮であることがわかります。記載はありませんが、ドアトリムも同素材かと思われます。近くで見るとツブツブ感のあるパターンがはっきりとわかる見た目をしています。


Pureグレードはオプションでシートをフルレザーにすることができ、これにより「グレインレザー」シートとなりますが、このオプションでもダッシュボード周りとドアトリムは本革仕様にすることができないようです。

一番最初に出てきたパーシャルという単語の意味は「部分的」ですが、これは「ソフトタッチ素材」のことを指して言っているのかと思いました。というのも、この「ソフトタッチ素材」はベースは合皮ではあるものの、本革のチップを混ぜ合わせたものですので、部分的にレザー、という意味でパーシャルレザーなのかもしれません。
しかし、シートの中でDiamicaとグレインレザーをそれぞれ部分的に使っていることを指してシート全体をパーシャルレザーと言っている場合も考えられ、どちらが正しいのかは資料からはわかりませんでした。
ただ、このDiamicaですが2013YM以降のカタログ(日本仕様のカタログが手に入らなかったので、英・米を参考にしています)には設定がないように思われます。にも拘わらず、随所でパーシャルレザーの記載があることから、前者の推測で正しいように思えます。
また、2013.2(2014YM?)とある英のカタログを見ると、パーシャルレザーに注釈で「グレインレザーとオックスフォードレザーには、特定の耐衝撃性のあるいくつかの非レザー素材が含まれている」とあります。オックスフォードレザーも差すのであればなぜパーシャルレザーに対してのみ注釈を入れているのかは謎でそうなると本革チップを混ぜたソフトタッチ素材=パーシャルレザー説が崩れてしまうのですが、この記事でこんなに素材の解明に苦労するくらいに定義は曖昧なので良しとすることにしました(笑)
ちなみに、車のシートは本革と名乗っていてもどんなに高級車でも現代の車は表面はほぼ革ではないので、オックスフォードレザーにおいてもこのような表記がされることは納得はできます。米だと本革じゃないじゃないか!ってクレームきそうですしね(笑)


Prestageでは一転、ダッシュ周りとドアトリムを含むソフトパッド部分は全てオックスフォードレザーとなります。オックスフォードレザーはオックスフォード近郊で生産されたものと解釈しているのですが、オックスフォードが指すものは生産地であって、オックスフォードレザーもグレインレザーの一つです。にも拘わらず、Pureで使われる本革をグレインレザー、Prestageで使われるレザーをオックスフォードレザーと明示的に記載を分けているということは、違うレザーが使われているのだと推測できます。
実際、Pureグレードのシートにおけるグレインレザー部分はシボがはっきりとしているもの、prestageグレードのシートを見るとシボがなくしっとりとした見た目をしています。


DynamicもPureに近く、基本的にシートはグレインレザー、ダッシュ周り、ドアトリムは「ソフトタッチ素材」になります。ただしDynamicのレザーは頭に「パーフォレイテッド」がつき、これは直訳すると「穴あき」という意味で、その名の通り規則的に穴が開いた模様となるレザーとなります。
また、カタログ上にはDynamic Plusというグレードもあり、こちらはPrestageと同じくシートもダッシュ周りも「オックスフォードレザー」となり、さらに「パーフォレイテッド」仕様となります。しかし、2013YMのニュースリリースを見ると、このYMから初めてDynamic Plusが”パック(オプション)”として導入されたようで、日本に置いてはグレード扱いされていないようです。このDynamic Plusはカーセンサーやグーネットなどの中古車販売サイトにおいてもグレードの選択肢にはなく、Dynamicで括られていることからもわかります。

上記3グレードとも、ステアリングは全て「オックスフォードレザー」であることが明記されており、またDynamicにおいてはやはり「パーフォレイテッド」仕様となっています。

前期モデルについてまとめると、私のように「インテリアにおいても真のフルレザーじゃないとダメなんだ」という方はプレステージorダイナミックのPlusパック付の2択となります。

続きます。
Posted at 2022/02/01 23:15:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「[整備] #その他 【備忘メモ】タイヤ交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/812747/car/2844869/7240837/note.aspx
何シテル?   02/25 15:30
最近はX(旧twitter)中心ですのでそちらへお願いします。 洗車初心者です。

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2022/2 >>

   1 2345
6789101112
1314151617 1819
20212223 2425 26
2728     

リンク・クリップ

PROSTAFF CCウォーター ゴールド 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/01/25 09:03:54
Projectμ LOCK NUT7 type-M 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/11/03 19:16:42
そうだ!紅葉を見に行こう 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/10/27 14:43:02

愛車一覧

ランドローバー レンジローバーイヴォーク ランドローバー レンジローバーイヴォーク
HSE Dynamic 2018YM Coriss Grey 2.0L Turbo C ...
スズキ ハスラー スズキ ハスラー
X turbo 2WD 2015model Bluish Black Pearl 66 ...
イタリアその他 その他 GIOS AMPIO 2018 (イタリアその他 その他)
AMPIO 2018model BLACK 470size Claris 2×8Spe ...
スバル レガシィツーリングワゴン スバル レガシィツーリングワゴン
2.0GT Spec.B 2008model (Applied:E) Satin wh ...

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation