ノンストップダンサーのブログ一覧

まだまだKPCは本領発揮してませんが１０００キロ乗って感じたことは、KPCの凄さは感じるけれど果たしてそれはNAらしいのか？という疑問です。
残念なことに私はNAの経験はなくメディアや他の方の試乗記からしか類推出来ないのですが、モデルチェンジ前のSのがよりNAに近かったのではないか？と最近感じます。
DSCオフで簡単にKPCは解除できるのでまたいつもの峠で走ってみたのですが、まぁ見事にKPCの恩恵を感じられる(逆の意味で)と共にあの三点倒立したようなバランスでのコーナリングが甦ってきて、破綻はしないけど危ういタイトロープを渡っているような愉しさが顔を出します。

速く走る安定して走るならKPCオン
愉しく走るロドらしく？走るならKPCオフ

かなーと。
ただKPCオフはDSCもオフとなり限界領域での操作に自信がないので悩ましいなー(^_^;)
あとKPCが作動するとステアフィールが若干変化します。重くなるような引っ張られるよう感覚です。気のせいかなー？

今日は休みを取って慣らしの続き


宛てもなく空いてる道をふらふらしてたら寂れた漁村に出てしまった、でも風情があっていい



結局トータル800キロ
とりあえずの目安の1000キロまであとすこしですが我流の慣らし方法は
1000kmー2000rpm
1500kmー3000rpm
2000kmー4000rpm
2500kmー5000rpm
3000kmー6000rpm
3500kmー7000rpmで次の走行距離までの２倍の回転数を上限としてます。ホンダのSやPでもないのでここまでしなくていいと思うのですが、なるべく守りかつ道路状況が許すなら2速以上の各ギアで上限回転数をキープして出来るだけ満遍なくギアを使います。2速で2000回転キープ、3速で2000回転キープとやってます。

峠を走れば作動します
勾配5%R200程の下りで気づいたらちょっとスピード出てるって位で入ります。
初期型NDに比べ直安性とリアの座りがかなり向上していることと件のKPCでドライバーに与える安心感が圧倒的に増していることから、本当に同じ車か？と思うほどよくなっています。むろんNDとしての基本性能特質はそのままで、軽いのに上質感を伴った車に仕上がっていて形は変わってないけれどフルモデルチェンジといってもいいぐらいよくなってます(ちとオーバーかな)

違いを感じたのはいつもの峠を同じような速度で走っての比較で、通常のコーナリングでは一番荷重が掛かる前輪外側のタイヤの対角にあるリアタイヤをつまむわけですが、安っぽい電子制御が入った様な感覚はないです。ただコーナリングの起点というか作用点というか(詳しい人解説してください荷重分散？)が
①前輪外側
②前輪外側+後輪内側
に分散されるので従前のコーナリングの感覚に慣れていると違和感といかないまでも不思議な感触はあります。スマホを車に見立てそれをテーブルの上で回転させようとしたときに、ひとつの角①を一本の指で回転させようとするのと、対角にある二つの角②を中指と親指で回転させるのとではどちらが安定してスマホを回転させられますか？と言えば伝わりますか(^_^;)？

上記からこの新型ロードスターを別物として捉える事が出来る、または新規購入の方はKPCの評価は◯となり(比較試乗しないとわからないかも？)初期型からの乗り換えの場合△となる可能性があります。あの三点倒立をしているような絶妙なバランスのコーナリングはなくなっています。