クルマレビュー - V8ヴァンテージ クーペ
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マイカー
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R.S.77
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アストンマーティン / V8ヴァンテージ クーペ
クーペ_LHD(AT_4.7) (2012年) -
- レビュー日:2025年4月6日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:レジャー
おすすめ度: 3
- デザイン:5
- 走行性能:3
- 乗り心地:3
- 積載性:4
- 燃費:3
- 価格:3
- 満足している点
- なんと言っても外装デザイン。ロングノーズ、ショートデッキのそれで、ワイド&ローなフォルムはカッコイイ。本当はホワイト、グレー、シルバー系のカラーが欲しかったのですが、オニキスブラックの妖麗なカラーは気に入りました。
- 不満な点
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ギアの操作性は独特で慣れが必要。
また、左ハンドルですが、右後方の視界は皆無です。 - 総評
- スポーツカーとしては車重1640Kgと軽くは無いです。981ケイマンのように俊敏でヒラヒラ感は無いですが、ネームバリュー・4700cc V8エンジンの重厚な音と妖麗なフォルムは所有感そそります。
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マイカー
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マイカー
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44AKI
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アストンマーティン / V8ヴァンテージ クーペ
V8VANTAGE RHD(4.3MT) (2006年) -
- レビュー日:2025年1月14日
- 乗車人数:2人
- 使用目的:レジャー
おすすめ度: 5
- デザイン:5
- 走行性能:5
- 乗り心地:3
- 積載性:3
- 燃費:4
- 価格:4
- 満足している点
- 間違いなく全方位に満足できます。
- 不満な点
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今となっては控えめなパワーなどとは言いません。
一番はやはり次に乗る車選びに困ることです。 - 総評
- もう観たままの想像で間違いありません。派手な主張はしていないのに圧倒的な存在感。派手すぎないからいつでもしっくりきます。当然所有すること乗ることに満たされます。至高とはこのこと。
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その他
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ノイマイヤー
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アストンマーティン / V8ヴァンテージ クーペ
V8ヴァンテージN430 クーペ (2014年) -
- レビュー日:2024年5月28日
- 乗車人数:2人
- 使用目的:その他
おすすめ度: 4
- デザイン:5
- 走行性能:4
- 乗り心地:4
- 積載性:3
- 燃費:無
- 価格:無
- 満足している点
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1.やり過ぎない妖艶なスタイル
2.V型8気筒4.7Litreの雄叫び
3.普段使いでも苦にならない乗り心地
4.高速走行時の風切音
5.ワインディングでの軽快な身のこなし
一歩引いた控えめな性格なのに実力は折り紙付き。こういうキャラクターは好き。 - 不満な点
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1.高性能すぎて高速道路が退屈
2.発進時に気を遣うクラッチ
3.ガラ音が目立つ
4.たった3時間で40Lを燃やしてしまう中毒性
5.電子キーを落として壊すと15万円
ここに上げた欠点は決して致命的なものではなくこの車を買える人なら気にするほどのことはないのだろうと思う。 - 総評
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●普段使い出来るレーシングカー
遠方に住んでいる友人のカーガイからLINEがあった。気になっていた車を見てきた、と。
彼の「俺にはまだ早いかなぁ」というある種の自制心を受けて私は「体力ある内にV8後輪駆動マニュアル車を知っておいた方が良いんじゃ無いですか?」「歳取った後の方がサマになるけどその能力を引き出す体力が無かったりタマが無いかも知れないですよ!」「まぁでも判断難しいよね・・・」と私見を述べたのだが、彼の契約駐車場には高貴でありながら男臭いクーペがついに納車されたのである。
今回の主役アストンマーティンV8ヴァンテージN430を解説する前に、簡単にアストンマーティンとは何なのかWikipediaで調べておいた。
アストンマーティンは1913年に英国で設立された高級スポーツカーブランドである。創設者は、「ロバート・バムフォード」と「ライオネル・マーティン」でレーサーだった「ルイス・ズボロフスキー伯爵」の援助で「バムフォード・アンド・マーティン」を設立した。
二人は(富士モータースポーツミュージアムに展示されている)イソッタ・フラスキーニをベースにしたチューニングカーを製作したという。
1915年に制作したレースカーが「アストン・クリントン」という村で行われたレースでマーティンが成功を収めたので「アストン・マーティン」というブランド名となった。(バムフォードは・・・?)
1925年にはズボロフスキー伯爵がレース中に事故死してしまった。結果、アストン・マーティン社は倒産の憂き目に遭いマーティンは会社を去ることになった。
その後複数の経営者によってブランドが維持されてきたが、今のブランドイメージに影響を影響を与えたのは1947年に実業家「デイヴィッド・ブラウン」傘下となり、モータースポーツで活躍し、1960年代のDB5が007シリーズのボンドカーに採用されて広くアストンマーティンブランドが拡がった時代だ。有名なモデル名「DB」とはデイビッド・ブラウンのイニシャルである。
ところが、1967年のDBSを最後に1970年代にデイビッド・ブラウンは経営権を手放し、「DB」は「V8」に改名された。1977年に発売されたV8の高性能版はヴァンテージと命名され英国初のスーパーカーとなっている。
以後、1990年以降はフォード傘下となり2007年には投資家グループに売却され、2023年には中国資本も入って現在に至っている。元々が高級スポーツカーブランドゆえに、投機対象としても人気が高く出荷された台数の9割が実動車として現存しているいう。
今回試乗したのは板東英二・・・ではなくヴァンテージである。正式名称V8ヴァンテージは2005年、フォード時代に開発されて世に出たブランドの中では小型の2人乗りスポーツクーペだ。その中でもN430は「西部警察」で活躍したパトカーとは関係なく、V8ヴァンテージの高性能モデルでNは「ニュル」、430は英国馬力430HPに由来する。
つまり、V8ヴァンテージの中でも高性能なE/Gを積み、そのままでもサーキットを走れるファインチューンを施したのがN430というわけだ。
更に言及すると2016年には自社製E/GではなくメルセデスAMG製E/Gの供給を受けると決まったため、2016年式の試乗車は最後の純アストンマーティン製E/Gのマニュアル車となる。最後のナントカと言うのは不思議と魅力的な響きがある。私の周囲のマニアなら「最後のペリメターフレームの・・・」とか「荻窪で開発された最後の・・・」とかそういうものを魅力的に感じる人は多いはずだ。
V8ヴァンテージは今までのアストンマーティンよりもやや低い価格帯(と言っても1500万円クラス)ながら、廉価モデル扱いではなく充分に本格的な2座クーペである。
ボディサイズは全長とホイールベースだけならCT200hと同等。車幅は現行型NX350hと簡単にイメージし易いだろうか。
同時代のV8を積んだスポーツカー達と較べると少々ヘビーなのが特徴的である。
デザイン的にも伝統的なアストンマーティンのアイコンを残しつつも、プロポーションの良さを活かした彫刻的に美しいフォルムを身に纏う。
走らせてみると発進時のクラッチミートに気を遣う以外は、近所のAEONにも行けそうな扱いやすさを持っている。決して気難しさをもウリにしているのではなくフレンドリーだが、本領を発揮するのは無論サーキットやハイウェイである。乾いたV8のサウンドを楽しみながら何処までも加速していく。
V8ヴァンテージN430に乗ってみると、何か特別に奇を衒っている訳ではないのにあらゆるシーンで自信が漲る感覚を覚えた。デザイン的なトリックに頼らないエクステリア。丁寧にしつらえられた内装トリム。そして乾いた咆吼と共にどこからでもトルクが湧き上がる大排気量のV8E/G。
過酷な走りに応えるための機能を持ちながら、大切な人を助手席に乗せてゆったりと都市を流してもサマになる。この多彩な才能をひけらかさないのに余すところなく発揮するところがアストンマーティンらしい高級スポーツカーの姿なのだろう。
ハンサムで頭脳明晰、さらに少々荒っぽいこともこなせるセクシーな銀幕の007の様な車、というのが薄っぺらい私の感想だ。どことなくマスキュリンな薫りが漂うのも特徴で妖艶なラテン系スーパーカーとここが最も違う。
なんともそのまんまの感想で気恥ずかしいのだが、推敲を重ねても結局これが分かり易いのでそのまま書いた。
一生のうちでまさかアストンマーティンに思い切り乗せて貰える機会が車とは思わなんだが、長生きしてみるものだ。
私が満足いくまでとことん乗せてくれたオーナーのカーガイに感謝。
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