アウディ A6 (セダン)

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雪道の安定感は最高 - A6 (セダン)

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雪道の安定感は最高

アウディ A6 (セダン)

おすすめ度: 5

満足している点
前輪にどっしり加重をかけて走る、前輪駆動ベースの4WD。VWグループの高速車の一つの解と感じます。特に大雨や氷雪路では無二の安定性と速さを感じます。
不満な点
例えばBMWと比べると、運転する実感・楽しさが希薄と感じます。エンジンに「艶」、ハンドリングの精密さがが感じられない部分。
総評
アウディとは、いかなるクルマか?分かりづらいこのブランド。国内では不人気ブランドなので真価が理解されていないと感じます。
新聞には「VWの上級ブランド」と書かれていました。トヨタにとってのレクサスみたいなモノ??いいえ、違います。
そもそも、VWグループは多くのブランドを持っています。本家VW(フォルクス・ワーゲンなので、意訳すると「大衆・車」=バカにしているわけではありません。敬意を込めてそう呼びたい)、ブガッティやベントレー、ポルシェやランボだってそうです。VWの方針として、それぞれのブランドの特色に沿ったクルマ作りを、VWの技術力を注ぎながら進めていると感じます。
ならば、アウディの特色とは何か?
歴代の80、100、200の時代はつるんとした卵のような空力ボディー、そして縦置きエンジンによって成立する4WD(クワトロ)、車種名にAが付いてA8から始まったアルミフレームの軽量ボディ、こうしてポルシェを凌ぐ高速車となっていったと感じます。そして、これこそがアウディの世界と感じます。
1980年代、90年代は、BENZやBMWは、乗ったらすぐ分かる「他のクルマとの違い」が感じられました。ところが、アウディには(私は)それが感じられませんでした。上質なクルマではあるのですが、ドイツ車らしい味は希薄でした。そのため、アウディというブランドが多くに人にとって分かりづらかったということは言えると思います。(よく故障しました)
VWは元々FF車メーカーですので、前輪にしっかりと加重をかけながら走る車作りの技術を極めています。これは、ベンツとBMWの基本がFR車であることと、技術的なアプローチが違うことで興味深いです。アウディも、VW車の基本を踏まえながら、上記のアウディの独自技術が加わっていると感じます。
日本では真価が発揮できない高速走行での安定性は、ベンツやBMWより上手と思います。雪道や雨の高速道路を走らせると、4マチックやXドライブより安心感があります。1年の半分をスタッドレスタイヤ、1年の3分の一が氷と雪に閉ざされた私の住んでいる地方、そのため、私がアウディを乗り続けている理由です。
ディーゼル(これは失敗したみたい)、A6(C5)から始まったアーチを描くような屋根の形状、空力優先のため車体断面が上に行くとすぼまっていくボディー形状は室内の空間よりスタイル優先と思います。側方衝突対策のためなるべく中心に座らせるシート配置(そのため運転席まわりは意外にスカスカでタイト感が欠けています)これらも、アウディの特色と感じます。(このへんは、好みが分かれる部分とも感じます)
デザイン
5
和田智さんの作品。私はこの形が大好きです。
走行性能
5
V8より速いです。
乗り心地
3
振動・音は一番の欠点かな。
積載性
4
セダンにしては頑張っている方だと思います。
燃費
4
郊外で走ると飛躍的に燃費が伸びます。
価格
5
不人気車で古いので、粗大ゴミ価格です。

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