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想像より性能の高いことに驚かされたクルマ - ミライース
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ヒラミー
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ダイハツ / ミライース
X(CVT_0.66) (2012年) -
- レビュー日:2025年5月15日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:通勤通学
おすすめ度: 4
- 満足している点
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・HV真っ青の燃費の良さ。売りにしてるだけある
・シートの座り心地が良い。長距離でもさほど身体は痛くならない
・低くできているので、割と安定感がある。動きも軽快で良い - 不満な点
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・慣れてしまえばさほど感じないが、高速や急坂ではやはり660ccのNAがいかに非力か思い知らされる
・アシがヨタヨタで横風や高速で追い抜きをかけられるとクルマが流れる
・空力の関係で悪影響が3つほど(後述)
・ルームランプが天井真ん中にしかないので場所によって暗い。フロントにもランプ欲しかったよ
・運転席から前方を見た時にワイパーアームが見えてゴチャゴチャした印象。どうせボンネットが見えないんだからもう少しすっきりして欲しかった
・アイドリングストップがやはり忙しなく感じる場面が多々ある。キャンセラーを着けようか迷う - 総評
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メインステージはあくまで街乗りなどのアシとしてが最も相応しいだろう。しかし、その気になれば関西から関東まで満タン無給油で行けるので、長距離もOK。
要は一部の不満な点にさえ目を瞑ってしまえば、この1台で何でもできるということ。もっとも何人乗るかとかどれぐらい荷物を載せるかとかの条件にもよるが。1人で乗っている分には想像以上に快適なクルマである。
- デザイン
- 4
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ダイハツ車のデザインは大体のクルマが尖ったデザインをしておらず、そこが僕はいいと思う。そして、このミライースにも過去のミラシリーズの持っていたキャラクターはちゃんと垣間見える。統一感があり、きちんとデザインとしてまとまっていると思う。
インテリアもシンプルに機能性重視にまとまっており、非常に使いやすい。
例えば大きな数字で表示されるデジタルメーターは、今までずっとアナログメーターのクルマに乗っていた身としては最初のうち少し違和感があったが、1日走っていれば目が慣れた。これはこれで悪くない。
シートはクッションの弾力がしっかりあり、長距離乗っていてもさほど疲れないのでこれはいいシートだと思う。個人的にはこれでサイドサポートがあればもっと良いのだが、新車価格を考えればそれは贅沢な悩みだと思う。
ところが、良いところばかりでもない。ここでは先述の空力の関係による悪影響について述べる。
このクルマは燃費命の為、空力には当然ながらとても気を遣っているはず。それが特に現れているのがフロントガラス、Aピラーの角度だ。ここまで寝ているクルマもあまりない。ところが、恐らくこれが原因で3つほど悪影響が出ている。
まずは、寝ているフロントガラス、Aピラーがドライバーには迫って見えるので、酷く圧迫感を感じさせる。レベルとしてはローフォルムのスポーツカーと同等かもしくはそれ以上。
2つ目は寝ているフロントガラスへの反射の強さだ。太陽の位置、角度にもよるが、個人的な感覚としては特に太陽が最も高い位置にある14時前後が最もキツく、ダッシュボードがまるまる反射して写るので、視界をかなり妨げる。これは安全上良くないと思うのでおすすめ度を下げる要因になった。
最後にAピラーがこれだけ寝ていることで右前の死角がかなり多いことだ。ピラーはそこまで細くないが、寝ていることで死角を「横に」増やしてしまっている。右折や右カーブでは身を逸らすようにして先を見ないと死角になる部分の様子が分からない。これも安全に関わることなので、先述の反射とともおすすめ度を下げる要因となった。 - 走行性能
- 4
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ボディはそもそもプラットフォームが四半世紀前の設計なので、剛性がどうとか言うレベルの話ではない。ただ、不思議なのはボディが弱いには弱いのだが、現行型よりは全然しっかりしているように感じる。逆にあっちはもうペラペラという印象。これはどうしてだろうか。
エンジンはお馴染みのKF型:660ccのNAなので、最初からある程度覚悟していたが、街乗りや高速でも80km/hぐらいまではアクセルをじんわり踏めば意外にストレスなく走ってくれる。振動も思いの外少ないので良い。逆にアイドリングストップから再始動した時などの方がよっぽど振動を感じる。
しかし、急坂や高速でも東名、新東名などのように流れの速いところでは苦労する。タコメーターがないので分からないが、耳に入ってくる音的には4,000回転前後まで回っているかもしれない。特に高速走行では、中間加速において90〜100km/hぐらいにトルクの谷があるように感じる。
アシまわりは全体的にソフトというかヨタヨタした印象。サスペンションのストロークが多く、スタビライザーも着いてないのでカーブなどでフロントのロールが多く感じる。リヤはトーションビームサスなので、構造上の特性である程度抑えられている印象。個人的にはフロントに後付けでスタビが欲しい。
今回買ったクルマはもうすぐ80,000kmという個体で、ダンパーも抜け気味、ショックもオイルこそ漏れていないが、路面からの入力が割と入ってくるので性能劣化が年数なりに進んでいるものと見える。
しかし、やはりクルマが軽いので全体的な動きは軽快なもので、走行性能においてそこまで特にストレスを感じる場面はない。 - 乗り心地
- 4
- 先述の通り、路面からの入力が割と入ってくるが、入り方が比較的穏やか。シートが良いのもあって、乗り心地は比較的良い。個人的にはリヤが少し跳ね気味な印象はある。逆にフロントのソフトさはちょうどいい感じ。
- 積載性
- 3
- ハッチバックボディなので後席がある状態では大して荷物は入らない。しかし、後席を倒してフラットにすれば平積みするものや高さのあまりないものなら可能性は拡がる。高さのあるものや自転車は全高が低いので恐らく無理。ゴルフバッグは斜めなら何とかなるかも?
- 燃費
- 5
- やはりこのクルマ一番のポイントはココ。納車してすぐ東京まで走ったが、無給油でイケた。メーターの平均燃費は27km/L台。給油した量から考えるとタンク容量も小さいはずなのによくこれだけ走るなとただただ感心するばかり。このクルマならちょっとぐらいエアコンつけてても大人しく走ってれば20km/Lはカタいはず。ホントにスゴい。
- 価格
- 5
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もっとエンジンパワーを求める人には向かないだろうが、そうでない人は一度乗ってみていいと思う。僕は正直そこまで期待していなかったのだが、乗ってみて考えがまるっきり変わった。これをあの新車価格で売っていたのだから、そりゃ売れる訳だ。
今回、このクルマの場合は総額15万以内だからね? - 故障経験
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このクルマに限った話ではないが、ダイハツ車は全般的にアシまわりのブーツ類の耐久性に難がある。このクルマには過去の点検記録簿がいくつか残っていたが、それを見るとブーツ類もいくつか替えられていた。
しかし現在、その過去に替えられたブーツ類の1つがまた破れそうになっている現実…。
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